World Awake

追加です!

CSGB@Bar fam 2015年7月18日(土)?:00〜 ?yen 
DJs: shinshin, Akiyama, chimayu, kainuma, tdsgk

準レギュラーというお話をいただきましてよろしくお願いいたします!回を重ねるごとに盛り上がる(所謂)インディ・ダンス・ロックンロールイヴェント、音楽の楽しさはここにあるのかもしれない・・・。

でいつものアレは!

AOBA NU NOISE @Club Shaft Sendai 2015年7月26日(日) 18:00〜 DOOR/2,500yen(1D別途) ADV/2,000yen(1D別途)
Guest Live Act: ZA! (from Spain)
Guest DJ: 1P, 三浦良介 (PACHANGA)
Live Act: -W-(Waikiki Champions), Masaki Saito
DJs: EVOL, RAMBO, RYOTA(NATURAL 4/SYNESTHESIA), SISINONBU (ZUNDOKO DISCO)

プラス多分焼き肉です!スペインからのヘンテコなデュオ、PACHANGA、焼き肉、狂気しか感じないアオバは10年目も駆け抜けます。

で、話題沸騰のこちらは

「幾何・九」@Sendai Club Junk Box 2015年8月1日(土)Open 18:30 Start 19:00 Adv. 3200yen(1D別途)Door. 3500yen(1D別途) PG発売:6/13〜 LAWSON(23511) INFO/JUNKBOX(022-716-5155)
Live: obs, MERZBOW, 灰野敬二, ドラびでお, ろみ
DJ: tdsgk

やります頑張ります。フォークブルーズと物音、かな・・・。

で、復活のニューウェーヴイヴェント!

「Radical 3000」@bar fam 2015年8月8日(土)20:00〜 1500yen(1D)
DJs: Izumi, tdsgk, B. Toriyama, ryohko

皆さまよろしくお願いいたします!次はいつになるかわからんですよ!

そして多分8月15日(土)、8月22日(土)、9月6日(日)もDJする予定です、今年の下半期もtdsgkをよろしくお願いいたします!

ところで私は生粋の仙台っ子である。両親も仙台出身の父と牡鹿出身の母、ということでリアル宮城県民である。

であるからこそ、普通に仙台弁、宮城弁、つまり方言を普通の言語として育ってしまっているわけである。そりゃあ私が生まれ育った時代は比較的モダンエイジなので、基本標準語メインではあるのだが、家庭内では普通に宮城弁を使って過ごしていたので、別に『妖怪ウォッチ』に於けるコマさんのようにもんげー方言、もしくはそのイントネーションでしか話せないズラ、というわけではないのだけれどもそれでも結構方言ヘヴィな言語体系が出来ているのであった。

例えば何故か宮城では「ジャージ」のことを「ジャス」、と言うのである。大体にして思いっきり外来語を宮城オリジナルの言葉にしてしまうなんて普通想像もつかないわけであって、小学生時分の私は「ジャージ」とか言ってる東京からの転校生を級友たちとあいつ実は田舎もんなんじゃねーの、ジャージって何だよ、ジャスだべ!とか言ってイジりたおしていたわけであるが、よくよく考えればどっちが田舎もんじゃ、という話である。穴、穴があったら入りたい・・・。

今でこそ普通に標準語100%で話している日々ではあるが、時折普通に語尾が「だべ」とか「だっちゃ」とかにはなりがちである。同意する時には「んだ」とか・・・。でも、それってある意味ルーツに根差したオリジナルな言葉なわけであるから使っていっても良いんじゃねーべか、と思ったりもする。ほら、関西弁の方はそのまま行くじゃないですが、そして市民権を得ているじゃないですか。宮城弁的な方言はちょいと田舎くさい、という感じがするのだが、そもそもその「感じ」というのも何かしらの情報操作によってそういうレッテルを貼られているだけなのかも知れないし。だから出てきたら出てきたで決して恥じることなく使えば良いんじゃないのかしら・・・。

とかって突然思ったのであった。別に何があったわけではない。強いて言えば先日テレビで観た東京の人気ホスト達が胡散臭く関西弁使ってて、これはもしかしたらモテるために関西弁を習得したのではないか、と疑惑を持ったので、それこそ宮城弁話すホストがいても面白いんじゃね、とか思っただけの話なのである。でも、もしいたとしても、テレビで特集組まれたとしても、絶対故郷がどうこう、とかそういう感動秘話にまとめられてしまうのかなあ、とか思ったりして空しくなった次第だ。

別にこだわりはないのだけれども、方言がその地方出身者のアイディンティティとして、例えば東京のようなところで混ざり合っていったら実に面白いんじゃないのかなあ、とか思ったりもするのだけれども。でも、たとえば「あぱこやり」とか「たっぺはる」とか「いぎなり」とかそういうハードコア宮城弁が、それこそ突然市民権を得てしまったとしても、それはそれでなんかアレなのかな、とか思ったりしたのであった。面白いけれど。

ちなみに上記「」内の3つの方言をそれぞれ標準語訳できたら、そうですね、何かtdsgk入魂のCDRでも送って喜びを表明したいところである。3つのうち1つは比較的簡単なのだが、残り2つはちょいとハードコアかな・・・。

ということでPrefab Sproutの「Protest Songs」を聴く。サードアルバムとして録音されていながら89年に、4枚目のアルバムとして88年の「From Langley Park To Memphis」From Langley Park to Memphisとリリース順逆に出たアルバムである。そのリリース順がひっくり返った理由は今だによくわからないのだが、確かにセカンド「Steve McQueen」スティーヴ・マックイーンと「From Langley Park To Memphis」のThomas Dolbyが主に手掛けた煌びやかな音作りとはあまりにも違いすぎるシンプルな、バンドな感じの音はお蔵入りの判断もやむを得なかったのかな、とリリース当時ですら思ったものである、私は14歳のガキだったけれども・・・。でも、ここで思い返して欲しいのだけれども、Prefab Sproutがシンプルな音を奏でていた時期、なんてのは一度もないわけで、結構シンセサイザーやらブラスやらストリングスやらはばしばしと入っていて、一応バンドではあるものの、物凄い作り込まれた音のバンドだったわけである。この「Protest Songs」だって比較的シンプルではあるが、ばしばしにシンセは入ってるわプログラミング入ってるわ、大体にして曲作りは当然ながら凝りに凝りまくっているし、というアルバムなのである。でもそれでも何か磨かれた輝き、というよりは原石に近い輝き、というものが大いに感じられるアルバムだから異色と言えば異色であるけれども、それでいて何か不満があるか、というと全然ない、実は私がPrefab Sproutのアルバムの中で一番聴いた大好きなアルバムだったりするのである。大体アクースティックギター弾き語り、的な音なんてPrefab Sproutでは異色も異色、なわけである(そういう曲も入っている)。一番シンセが大フィーチャーされている、面白いことに、後から振り返ってみると彼らの代表曲となっていると言っても良い「A Life Of Surprises」が入っているのがこのアルバム、ということからも絶対に聴き逃せないアルバム、と言えるであろう。いやいや、久々に聴いて泣いたっすよ、通勤途中に・・・。ラストの「Pearly Gates」なんて20世紀中に作られた曲の中でベスト10に入るであろう名曲だし!