Break Into Your Heart

来週土曜日です!

bar fam and La feat presents HALFBY @bar fam 2016年12月17日(土)21:00〜 ADV.2000yen(ドリンク別)DOOR.2500yen(ドリンク別)
Guest DJ: Halfby
DJ: La feat DJ's+

HALFBYと共に今年を振り返ろう、という感じで皆様おこしくださいませ!DJ陣も続々と強者が集結しております!

そして

CSGB @Bar Fam 2016年12月22日(木)21:00〜 \1000(no drink)
DJ: shinshin, akiyama, tdsgk,

おそらくこんな感じです!私、忘年会帰り且つスーツですが久々に現場でお酒飲めるのでみなさん乾杯しましょう!

あと1月8日はRadical 3000のスペシャル版あります。

さて先週のAOBA NU NOISEにお越しの皆様ありがとうございました!Yolz In The Skyは変わらぬパフォーマンスで熱狂でしたし、レコーディング中のワイキキも実にタイトなライヴ、マサキくんのノイズも今回は異常に深く、ネクストレヴェルでした・・・。私たちEVOLは相変わらずですが、Sly And The Family StoneからThe Wolfgang Pressにつないだりする人は世の中あんまりいないんじゃないかな、とふと思ったりしました。AOBAある限りEVOLもありますので来年もよろしくお願いいたします。来年最初のAOBAは2月3日になりますのでよろしくです。Group Aが来る!

ところで最近またペペロンチーノを研究している。

おうちに私1人の時の夕食や昼食定番、ナンバーワン簡単料理のあのパスタ料理である。最初に見たレシピ本の通りに10年くらいずーっと作り続けて、今では何も見ないでもぱぱーっとできるようになったのであるが、さて飽きてきたな、違う作り方ないのかな、とかちょっと調べてみたら、あるわあるわ私の知らないレシピが・・・。

いや、変わり種、というかヴァリエーションを求めているのではなく、ごくごく普通のニンニクと唐辛子だけので良いのだ。なのにニンニクの切り方や唐辛子の切り方、火に入れるタイミング、パスタのフライパンへの上げ方、混ぜ方、実に様々にヴァリエーションがあって、正直面食らった。中でも「キーワードは乳化」とか、ごくごく当然でしょ、みたいな勢いで書いてあるレシピが多く散見され、いやいや今までそんなこと知らなかったし、と結構動揺しているのであった。

ということで全くブランニューなレシピで作ってみて、そして乳化とやらを目指してパスタのゆで汁をフライパンにガンガン投入して激しく混ぜまくって、なかなか良い見栄えのペペロンチーノが出来上がったので食べてみたら、これが美味しいのである。あれ、今までのレシピなんだったんだろうな・・・、という勢いで革命が起きて、今まさにその革命の真っ最中、なのである。今までのレシピではさらさらになっていたソースがもったりとした、麺によく絡まるソースになっていて、格段に風味が向上したのは衝撃だったな・・・。

ということで終わりなき旅って奴にまた出発してしまったのでことあるごとにペペロンチーノを作りまくっているのだが、ニンニクにしても厚切りにしたり、一個潰したり、薄切りにしたり、でも大分印象が違うし、唐辛子だって最初から入れとくか、後から入れるか、はたまた輪切りにするか一本まるっとか、でも全然違うので実に楽しく、「生きてる・・・」という実感を得ている最中なので、今悩んでたり疲れたり落ち込んだりしている人はペペロンチーノ色々作ってみたほうが良いぜ、とまるで宗教を開く人みたいな気持ちでオススメしまくりたい今の私である。ハレルヤ・・・

でもたぶんこれがひと段落したらまたカレー教とかの勧誘に走ると思うのだが、当分ペペロンチーノ教徒の勧誘に勤しむであろう私はIggy Popの「Post Pop Depression」

Post Depression
Post Depression
posted with amazlet at 16.12.07
Iggy Pop
Caroline (2016-03-18)
売り上げランキング: 43,994
を聴いているのだが、これ絶対今年のベストとして各方面で挙げられるんじゃないかなあ、という充実の1枚、でしたよね・・・?Josh Hommeががっつり参加、The Dead WeatherとかArctic Monkeysのメンバーも参加、ということで出るまでは何となく豪放なロックンロールなんだろな、的な気持ちでいたものの実際に聴いてみたら、物凄く渋く、且つ生々しくタイトに締まったアルバムになっていて、聴いたことのないような音楽だったのでそりゃあ驚いた、というものである。ヴォーカリストとしてシャンソンとかジャズとかの「異色の」アルバムを作る男の色がきちんと出た、確かによく言われる「The Idiot」とか「Lust For Life」のDavid Bowieとの良い絡みの時期(とくに「The Idiot」に近いかな)の空気を保ちつつ物凄いソリッドな抑制の効いたロックンロールである。女性コーラスもあったり、何だかフラメンコ風にもなったりするけれどもどすんと図太く芯が通ったロックンロールなのに、ファンキーにもサイケデリックにも変幻自在のバンドに影響されたのかIggyのヴォーカルも生々しく、且つ持前のバリトンヴォイスを炸裂させていて、兎に角1曲1曲楽しめて且つ次曲も楽しみ、という稀有な経験のできる名作、である。ラストアルバム、とか言わないで欲しいのだけれども、もしそうだとしても全く不満はない、かな・・・。いや、こんなアルバム作ったんだからこそ次の一手が気になる、というものであろうが・・・。