Farewell, OK

csgb Vol.85  2022年1月21日(金)20:00~25:00 

入店: 2000yen(1D)*人数制限あり 

Guest DJ; tmym

DJ: shinshin, 5atoru, tdsgk,

現famでは最後になるcsgb、よろしくお願いいたします。tmymさんも出る予定です。私は先月のcsgbに出られなかったので久々ですね、そういえば。頑張りますのでよろしくお願いいたします!

 

aobanunoise.thebase.inあkk

白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!2022年はAOBAできると良いなあー。その際には是非皆様このTシャツ着用の上でご参集いただきたい!
 
なんかこういう疫病と共に暮らす日々が2年くらいになってくると、それ以前とは違うなあ、と2020年には感じられていた風景もだんだんと日常のものとなってくるわけである。
 
テイクアウト、という文字がこんなによく見るものに、またオンライン、という言葉が様々な現場で魔法の呪文のように使われるようになるとは思わなかったけれども、今ではすっかりそんな状況にも違和感なくなっているので、まあそういうものなのだろう。
 
そう、慣れ、というものは恐ろしいもので、私の仕事からの帰り道の、私が信号によく引っかかる交差点にあるラーメン屋もテイクアウトを2020年くらいから始めたようである。で、その窓にA4の紙1枚に1文字ずつプリントアウトした紙を何枚もつなげて、
 
「テ」「イ」「ク」「ア」「ウ」「ト」
「!!」「始」「動」
 
と告知を貼っている状態が2年くらいになる。
 
ずっと見ていると信号待ちの間に見ていると何だか見慣れた景色になってしまうので違和感を感じないのだが、いや、これ最初に違和感を感じたよな、なんでだっけな、とこの間改めて考えたのだが、これ、
 
「テ」「イ」「ク」「ア」「ウ」「ト」
「始」「動」「!!」
 
だよな。「!!」の紙の場所間違ってるよな・・・。
 
2年近くもそのままだともう何も感じなくなりつつあった自分が怖い。立ち止まって色々見つめなおすことが大事じゃのう、としみじみ思う、何事も。例えばこの政治も。この仕事も。このライフスタイルも。
 
Elvis Costelloに対しての見方も。ということでElvis Costello & The Impostersの「The Boy Named If」はとんでもなく凄いアルバムじゃあー!

と冷静さを失いそうになる、出会いがしらでいきなりこっちをぶん殴ってくるようなどがーんというロックンロールナンバーで幕を開け、そのまま勢いでアルバム全曲、力づくでこちらをつかんで離さない、ここ最近ではなかったような痛快なアルバムになっている。前作

Hey Clockface

Hey Clockface

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にどうものめりこめなかった私としては、久々のフックありまくりのソングライティングに字余りをものともしないあのヴォーカル、そして電流がほとばしるようなギターにベースにオルガンにドラムに、ゲストにNicole Atkins

Italian Ice

Italian Ice

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に、とリモート下で録音されたとは俄には信じがたいめちゃくちゃグルーヴィなロックンロールアルバム、である。まあThe Impostersとのアルバムとしては

このアルバムも2018年に出てとても良かったわけだが、今回の衝撃はそれを上回る。歌詞がまた、えっ、というくらいにグッとくる歌詞が実は結構目白押し、且つそんなぐいぐいのロックンロールばかりかと思いきや、クルーナー的世界曲も数曲違和感なくぶっこみ、というなんかこれまでの彼の良いところを全てまとめ上げたような、実は最高傑作なのかもしれない1枚。32枚目のスタジオアルバムにも関わらず。