AOBA NU NOISEのTシャツです!
この時期、毎日毎日、暑いねー、とか言ってるとあっという間に時間が過ぎて行ってしまうのであった。
ということで前回の更新からは何があったかと言えば、夏休みのせいでより予測不可能なものになってきた仕事、いるだけで良いが故に過酷だった出張、そして仙台が誇るロックンロールバンド(自分たちで言っておかないと)Que Sera Seraの活動(焼き鳥屋で5時間強飲む)などなど、更には精神的には何故かアップダウンを激しく繰り返しながら、7月を乗り越え8月に突入していた。
世の中、遠くでも近くでもスポーツやら音楽やら酒やらイヴェントだらけでそうか夏というのはそういうものなのか、とか気づかされるし、止まぬ攻撃が続く場所と文字通り地続きで「平和のスポーツの祭典」が同時に存在していることには、頭がおかしくなりそうになったりもする。こちとら否が応でも未来って奴と格闘しなきゃいかん仕事に就いているので、あんまり矛盾とかある世の中止めて欲しい、大変なんで。
まあ、Kraftwerkのフジロックでの「Radioactivity」について、降ってわいたように右も左も関係なくバカどもがぎゃあぎゃあ因縁つけてる様を見ると、なんか未来って奴を放棄したくもなるけれども、私なんかより若い世代が存在している限りそういうこともできないので、そういうバカどもを根絶やしにしたいものだ、と日々呪詛の念を抱きながらこれからも未来って奴に向かっていかなければいけないのである。
あと迷惑メール送ってくる連中も根絶やしにしてやる、と言葉にして表明することによって何かが起きると思うのでまたここに記しておく。
Diamanda Galasの「In Concert」とかを聴く。
何気にコンスタントにリリースが続いている彼女の、こちらは2017年にシカゴやシアトルで行われたライヴを収録した作品、である。結構彼女のライヴ盤はたくさん出ているのだが、最も強烈なのは彼女の声とピアノのみ、のガチソロのものだと個人的には思う。で、今作もそのガチソロ、である。となると噂では13の言語を操る、という彼女の物凄いヴォーカルパフォーマンス(60代でもこんなに声が!)と、それに伴って唸りを上げたり、こちらに押し寄せたり優しく寄り添ったりするピアノがたっぷり堪能できるわけで、強烈な1枚、である。最早新しいファン、とかって彼女の場合いるのだろうか、とか思ったりもするのだけれどもそういうことに関係なくパフォーマンスをし、それをパッケージングしリリース、とかそういうことを続けてくれるだけでも大いにありがたい、と思うのだった。彼女のライヴ盤だと多岐に渡るジャンルのカヴァーで構成されることが多いのだが、今作もレンベーティカやらソウルやらゴスペルやらフリージャズやらを全部彼女色に染め上げてしまっていて、まあ圧巻、の一言なのであった。ちなみに確か大昔、三上博史が何かで彼女の作品
紹介してて、また別の機会(「ミュージック・ステーション」だったかな)ではMomus紹介してて、なんて素敵な人なんだろう、と思ったことを突然思い出した。