Intro

今日も着用して炎天下の中、往復1.5キロくらい歩いてつけ麺食べたり、セヴンイレヴンに届いたレコード引き取りに行ったりしてきました。そんなAOBA NU NOISEのTシャツです!

aobanun

先日の9月3日にはcsgb100回目ということで沖野俊太郎さんのライヴ込みでイヴェントでした。私は仕事の都合上最後の方にやっと到着、ライヴを半分くらい見れた後にクロージングDJという感じでしたが、お越しの皆様ありがとうございました!最終的に打ち上げの席で沖野さんに、いかに私がVenus Peterの「Star Parade」というEPが好きかを力説する、というめんどくさい現地の初老の男になってしまいましたが、色々お話しできてとても楽しかったです。

 

ちなみにその日は移動手段とスケジュールのせいで7インチのみでのDJだったのですが、それでいけるな、と思ったのはその数日前に何故か街中のブックオフPrimal Scream「Come Together」の7インチを購入、というなかなかに痺れる出来事があったから、なのでした。えっ、って最初発見した時は信じられなくて思わずスルーしそうになったくらいに衝撃的な出来事だったなあ。

 

そして昨日は山形のRAF-REC10周年記念パーティ仙台編、でした。懐かしの( Quat ) outのメンバーも結構いたので、あの楽しかったイヴェント、自分も呼ばれて出た時にはどんなことやってたかな、ということを微笑みも浮かべながら思い返してみたところ、バッキバキのノイズとかばっかりかけていた、ということを思い出したので、その記憶で今回も95%くらいドローンやらミュージック・コンクレートやらのビートのないものをひたすら重ね続け、たまにUNKLEとか、何故かShed Sevenぶっこみ、とか相当シゴキ系の時間にしてしまいましたが、高取くん10周年おめでとうございます!昨日も誰よりも出来上がっていた彼の姿を見て、愛される男とは、ということを考えたりして楽しかったです!

 

そういう楽しいこともあった一方で、毎日歩いて電車に乗ってレンタサイクルに乗って汗だくで暮らしてて、生きるので結構精いっぱいな故に拙ブログの更新も滞りがちで申し訳ございません。残暑、厳しいどころの騒ぎではなくてこれは真夏のヴァージョン違いなだけだろ、という日々から、朝晩は風が涼しい、と言えるような気候にまでなってきたわけだが、それでも湿度の高さには閉口するばかりの結局汗だくなので、もうどうして良いかわからない。加えて先週は怒涛の大雨とかもあって、いやはや車のありがたみを感じながら毎日いる。

 

でも、そんな中で定期的に薬もらうために病院に行っているわけなのだけれども、さすがに体重も減ったりしているわけである。まあそうするとお医者さんには、まあGuess what he told me, guess what he told me、なのだけれども、まあ今の生活も悪くはないんじゃないですか、とか言われてしまうわけである。いや、He's a foolでしょ、だってNothing Compares 2 U (←この場合はUは車)なんだから、という感じである。


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これ原曲のThe Familyだと男性が歌っているから、お医者さんにも"Boy You better try to have fun / No matter what you do"って言われているけれども、Sineadさんは"Girl"に置き換えているのだね。ここよりも前の" I could put my arms around every boy I see"も原曲は"every girl"だったりするし。

 

・・・って日常的にこの曲の歌詞とかPrince本人が歌唱した時の話とかをよくするような生活をしているから普通にここまで書いてきてしまったけれども、これ、伝わっているでしょうか・・・。まあ是非この機会に改めて歌詞も味わっていただいてPrinceの天才性を改めて感じるとともに、今ではこの名曲を作ったPrinceも、そしてこんなに素晴らしいカヴァーをものにしたSineadもこの世にいない、という現実に共に向き合っていこうではありませんか・・・。

 

Girl Rayの3枚目のアルバム「Prestige」が凄く、凄く良いアルバムなので戸惑っているところだ。

最初は確かにある意味よくあるインディギターバンドだった。勿論悪いわけはない。それがセカンドで急にインディR&B的なノリを取り入れてかなり大化けしてびっくりしたのであった。それから4年。今回はディスコ、である。ドラマに感化され、そこのハコバン、という設定で作られた作品は、思いっきり今までの殻を破るかのように徹底的な70年代後半からのディスコサウンドになっている。クィアアウトサイダーを受け入れる象徴としてのディスコ、という捉え方故なのか、かなりクールに決めた感じで尖ってはいるものの、ストリングスの導入も堂に入ったキャッチーさで(Hot Chipのメンバーも絡んだりしているし)、それはグラミーも獲っているBen H. Allenがプロデュースやら共作やらで関わっているからのさすがさ、なのだろうか。ここまでの作品と比べるとまるで別のバンドのような感じではもあるのだけれども、彼女たちの場合、良い意味でどこかぎこちなさがあって、「化けた」という感じはあってもそれが何かに身を売った、という感じではなくて「取り入れた」という印象を助長するような感じで、なんだか信用できるんだなあ。良い曲作っている、というのも大きいのだけれども。