Protecting My Wildlife

明日の夜は!

GASLIGHT Vol.8 @diningbase fam 2013年1月26日(土)21:00〜\1500(1d)
Guest Act: Rainpaints
Act: carl/masumi horiya /Masaki saito/ morio kamada/katz/砂
DJs: sasada/tdsgk
死海 鈴木美範

遂にあの泥酔弾き語り&DJイヴェントが土曜日開催!週末テンションの中、なんとRainpaintsさんの参加も決定!昨年のクリスマスのライヴを観ることが叶わなかった私のような人も、そのライヴで虜になった人も、皆さま是非いらしてくださいませ。と言うかRainpaintsさんのライヴはこれから多分仙台ではあんまり観れなくなっちゃうと思うのでこの機会に!あ、タイムテーブルまだ聞いてないので何時から私やるんだろ?まあ、スタートからいらして飲みましょうよ。私の今回のDJテーマは明日までに決定してかまします。

明後日の夜は!

AOBA NU NOISE@Club SHAFT 2013年1月27日(日)20:00〜ADV/1,500yen(1D)DOOR/2,000yen(1D)
Live Act/-W-(Waikiki Champions), masaki saito
DJs/EVOL (from LoveRecords), RAMBO, SISINOBU (ZUNDOKO DISCO,espacio,SUPERSTITION?), KIYO (quantum)

ちなみに前日のGaslightで配布される物を持ってANNに遊びに来ると、なんとANNの入場が無料になります!EVOLはスタートから1時間!うぅわーっとやります。そしてその後私は疾風のように帰っちゃうと思うんですけども、よろしくお願いいたします。2013年もロックンロールをやりますので遊びにいらしてください。というかスタートの時からいてくれるとすんごく嬉しいもんです・・・。

で、31日(木)の夜は19時よりCLUB SHAFTで行われるレコードフリーマーケット「円日」に「Used Records td堂」として出店予定です。とりあえず謎プログレやらノイズやらジャーマンやらロックやら「私よりも多分必要としている人がいるんじゃないか」ってレコードを持って行きますので、お楽しみに。7インチも持って行きます。なるべくお安くお分けいたしますのでよろしくお願いいたします!

あっという間に今週も金曜日になってしまった。今週はPatti Smithの仙台公演以外には何もなかった、と言っても過言ではないくらいの感動のライヴだった。おそらく被災地ということで今回のツアーの日程にも入ったのであろうと思われるわけでそれだけでも何だか感動的、というか感謝の念でいっぱいなのだが、仙台公演の収益は全額寄付、という話とか大抽選会の収益も寄付、とか本当に泣ける話である。

とそれだけだったら別にそこで終わりのだがライヴが凄く楽しかったので本当に胸がいっぱいになる。私の母親と1歳しか違わないのに彼女がステージに出てきたときの第一印象は、可愛らしい、だった。にこやかによく動き、全然衰えぬあの声で新旧織り交ぜて歌ってくれるわけだから何も言うことはないわけである。最初は硬いかな、とか思ったりもしたのだが途中Lenny Kayeを中心とするバンド主導の「Night Time」やら「Born To Lose」やら「Pushin' Too Hard」やらのカヴァーメドレー辺りからかなりあったまって最後までそれは続いて、アンコールラスト「People Have The Power」まで突っ走ったのでもう感涙、だった。

私は彼女のライヴ観るのは初めてだったので、ライヴでは定番らしい「Dancing Barefoot」やら「Pissing In The River」では心臓鷲掴みにされるような感覚を覚えるほど戦慄したものだ。それでもライヴ全体の印象は実に暖かく、じーんと来るものだったのは彼女のMCで語られる思いが実にすっと心に染みるような言葉で満ちていたからなのだろうし、それ以上に曲の、歌の力強さ、大きさに包まれてしまったからだろうか。もう冷静に語れるほどではないけれども、そういう特別な体験だったのだった。まあ「Rock N Roll Nigger」聴きたかったのう、とかいうのもあったりはするのだけれども90分で全然満ち足りた気分になったものだった。

それにしても「全ての政府はくそったれだ」とか普通にずどーんと言い放つことができるPatti Smithは本当に格好良かったなあ。そして今日までもずーっとその余韻で生き延びているようなものである。

で基本ずーっとPatti Smithばっかり聴いてたのだが今日はGudrun Gutの「Wildlife」を聴いている。去年リリースされてたのスルーしていたのだった・・・。先行12インチはちゃんと気づいて買ってたのに・・・。でも思えばAGFとのユニットGreie Gut FraktionBaustelleのリリースにも気づいていなくて慌てて注文したな・・・。ということで頭丸めようかという勢いで猛省しながら聴いている。Monikaレーベル主催、元Einsturzende Neubauten、元Mania D、元Malaria!、元Matadorというジャーマンニューウェーヴマドンナである、彼女のセカンドソロである。最初のソロアルバムI Put a Record onを聴き狂ったのも結構前だ。ということで新作であるが、相変わらずの彼女の呟くような囁くようなヴォーカルなのだが、ミニマルっぽかったりポリリズムがさり気なく折りこまれていたり、とエレクトロニクス主体のバッキングがどこか不思議と人懐っこくて有機的である。めっちゃくちゃ加工されまくっているのに非常にナチュラルなものに聴こえるのは何故なのだろうか。それはアートワークとかに引っ張られ過ぎだろうか。でも甘さ控えめで涼しげに流れて行くし、決してそんなにメロディアスとは言えない曲群なのに、不思議と「いやー和むわー」と癒されている自分が発見できたりするので、どうやら私の生活には欠かせない1枚であるのは間違いないようである。やはり才女の創造物は違う、のだった、なんて。ところで前作ではSmogのカヴァーとかあってびっくりしたが、今回はBonnie TylerがオリジナルでTina Turnerも歌ってた「Simply The Best」のカヴァーが入っていて、それもまたびっくり、である。