Ruined

告知3連発です。詳細は前エントリをどうぞ!新情報が入り次第追加していきます。

AOBA NU NOISE〜BAND、ROCK、HOUSE、TECHNO、MINIMAL〜 9/26(SUN)OPEN 20:00~ @ CLUB SHAFT ADV \1500(1D) DOOR \2000(1D)

Live Act/ -W-(Waikiki Champions), runny stools, M-KODA

DJs/ SISINOBU, EVOL(Love records), RAMBO, Miya

コミュニケーション型音楽イベント【Here,There】 2010.10.02(Sat) OPEN 20:00  CLOSE 29:00 @PANGAEA
1500YEN(+1D)  3000YEN(+5D)  4000YEN(+8D) ご予約特典で仙台や東北バンドなどのMIX CDプレゼント

1部:FOOD&COMMUNICATION  2部:LIVE&DJ PARTY!
1部:20:00〜  LIVE:22:00〜  DJ PARTY:22:40〜

■ DJs
Aims, EVOL(AOBA NU NOISE), SZK(BONUS TRACK), ツカサ(Lily of the valley), みにすか(sndai TUNE), わたる、よらよら、石油王(Stereo♪)

■ BAND
フーフーポトフーズ http://www.myspace.com/feufeupotaufeus

■ FOOD
Food&Bar Ritikuku

POPTUNE Vol.5〜ELECTRO、HOUSE 10/3(SUN)18:00〜23:30 @ CLUB SHAFT ADV \1500(1D+GUEST MIX CD DOOR \2000(1D)

GUEST DJ/HIEROPHANT GREEN
GUEST LIVE/Candy Bear Stupid!
DJs/TATSUYA, kazz, tdsgk, chise, 328, geeepang
VJ/nayuko
CAFE/chise, ririco
FILM/syun

まあ要はですね、前半2連発は心の相棒大久氏とtweeに暴走(←tweeを拡大解釈して爆死、ということです)、最後の10月3日は1人でディスコっぽく暴走、ということです。実は10月はこれ以外にあと2つあると思うのですが、よろしくお願いいたします。

しかし寝違えたらしく右肩から首にかけて激痛である。寝違える、というのはその言葉から受ける刹那なイメージとは異なり実は蓄積型である、という話を聞いたことがある。東北地方は一気にここ最近冷え込み、実家の両親もダブルで風邪ひいたりしたらしいが、涼しくなったが故に私の身体にもこういう形で疲れが出てきたのであろうか。

それは良いのだが、こういう状態になると日常生活に大いに支障が出る。肩と首が痛いだけで普通に姿勢を保って歩くのもなかなかに大変なのである。更には家にいて普通にPlay DeadのレコードCompany of Justiceターンテーブルに乗せる、とかThe Teardrop ExplodesのCDKilimanjaroをトレイに乗っける、という至極単純な動作でも結構難儀である。まあPlay DeadもThe Teardrop Explodesもそんな私の状況に関係なくいつだって格好良いのだけれども。

で、そんな風に家にいてもよろしくない、と出かければまず食べたラーメンがべったべたのまずい一品で激落ちし、その激落ち気分のまま車を走らせ街中まで出て、車を駐車場に止めて裏道を歩いていたら台車を押している女子に元気よく声をかけられ、お菓子を売りつけられそうになったりする。しかしこちとらそんなかりんとうまんじゅうなぞ所望している気分ではない、と断ったら断ったでその女子達の天真爛漫さ(多分に営業用だとは思うが)故に俺は人非人だ、そんな天真爛漫な女子のお願いを無下に断ろうとしているんだから、というイヤーな気分でいっぱいになり、何だか肩首の痛みのせいでダウナーな連休最終日である。しかしその台車お菓子売りつけられそう体験を今日行ったレコ屋3軒で話したらどの店にもそういう売り込みが来るらしく、3軒の店長とその体験を共有できたのは貴重な収穫だった、と言えば収穫だった、のか・・・。

しかしあのお菓子売りのシステムは商売になるんだろうか。微妙に高いし。なんかわからないことばっかりだ2010年。肩も首も痛いし今日は夕食にピリ辛牛丼でも拵えて食べて早いとこ風呂入って寝るに限る。しかしその前にThe Vaselinesの「Sex With An X」を聴こう。21年ぶりのセカンドアルバムである。ジャケの年齢を重ねた2人の姿にまずは何とも言えない気分になるのだが、2008年の再結成ツアーのメンバーと共に作り上げられた音は実に素晴らしいのである。そもそも私はThe Vaselinesにはあまり思い入れはない。編集盤で耳にしたわけだし、どちらかと言うとリアルタイムで聴いていたEugenius、というかCaptain Americaというか、には大いに思い入れがあるのだが。しかしそんな不埒なリスナーにもこのアルバムはぐいぐいと迫ってくる。昔と変わらない、と言えば変わらない。どんなにテンションの高いナンバーでもどこかユルい感じが漂うのは良い意味で昔の音源と同じだし、それはEugeniusと比較しても変わっていない、と言える。しかしそれ以上に、年齢を重ねたからなのか渋い展開が地に足の着いた感じになっていて、それ故に深みが増しているように思える。つまり、昔の音源にも似たような展開はあった筈なのだが全くそうは感じられなかった、Nancy Sinatra & Lee Hazlewood的な展開が実に格好良いのである、というか無理なくしっくり聴こえるのである。でも上記のようなユルさは健在だし、人懐っこいメロディもやっぱり健在である。だから逆に言えばThe Vaselinesが好きで好きでたまらない人にも嬉しいアルバムだろうし、逆に昔のことは全く知らない、という人にも楽しく受け止めてもらえる、そういうアルバムだと思う。ちなみに私はこのアルバムで、The Vaselinesが大好きだ、と言えるようになった次第である。