Had To Hear

まだざっくりとした告知ですが!

3月29日(土)にはdiningbase famに於いて「マンチェスター・ナイト」(仮)にDJとして参加予定です。

そして次の日3月30日(日)は、CLUB SHAFTでお馴染みAOBA NU NOISEがあります。今回はゲストありの予定、です!

そういえばAOBA NU NOISEにナイスでヤングな新メンバーDJ、EITOくんが参加することになりました、よろしくお願いいたします!EVOLで、ではありません。今回もEVOLは私tdsgk1人でやりますので、大久くんファンには申し訳ありませんがもうしばらくの辛抱を!

そして来月は(書いとかないと自分が忘れそう)4月20日の日曜日にClub ADDで「Quat (out)」で再びDJさせていただくことになりました。結構買ってるのに全く自分の中で未整理な怪しげな12インチとか15、6年前の12インチとかを信じられないくらい雑にミックスしたりしていこうと(開き直り)思ってますのでよろしくお願いいたします!

ということで下らない業務を終え仙台に帰ってきて、そのままその日飲み会とかしていたら流石に疲労が抜けないので、これは困った。この頭痛にずーっと付きまとわれている感じ、これは許しがたいくらいに調子が出ない。ちなみに飲み会で疲労したのではなく、下らない業務のせいだ、全ては。

しかし今年40歳になるくらいの年齢になってくると、何ともない、と思っていた身体が実は結構くたびれていることが多いのだな。それは単純に寝れば治る、という類のシンプルなものから通院が必要なヘヴィなものまで、色々である。これは同世代の周りの人の話を聞いててもしみじみと感じられるのである。

私みたいに中身が中学生のまま単に年齢を重ねてきた輩にすれば、中身が止まっているものだからついつい昔の感覚で自分の身体のことを考えがちだから、知らず知らずのうちに無理とかしてそうで何だか気付いてたら死んでた、みたいなことになってしまうのではないか、という気がしている。15歳くらいの時って別に自分死ぬかも、とかあんまり考えないで生きているものだと思うのだけれども、15歳くらいの気持ちで生きていると、勝手に身体だけ歳取ってるからそのちぐはぐに身体がついてこなくなる日があるんじゃないか、というものである。ほら、久しぶりに運動とかすると自分のイメージでは前に足が出ているのだけれども、実際はそんなに足が出ていなくて結果すっ転ぶ、とかそういうことがあるわけである。それの延長線上でイメージでは今日も出かけて何かして、とか思ってたらある日出かけられない状態に、ということがありそうで怖い。

だから今のうちに、まだそこまでちぐはぐが大きくなっていないうちに色々やっとかないと、と思うことがたまにある。会いたい人に会う、食べたいものを食べる、行きたいところに行く、とかそういうシンプルなことを生活のベースにして、まあ色々制約はあるものだけれども、いつそのちぐはぐが大きくなって動けなくなってしまってもあまり悔いの残らないようにしておきたいものだなあ。

と切に最近思ったりしたのだった。あ、あと聴きたいものを聴く、とかね。Real Estateの「Atlas」を聴く、とかね。3枚目のアルバムである。あ、メンバーが増えてる。しかし音は、これが変わらないのである。ギターポップと言えばギターポップ、になるのだろうけれどもTelevisionからテンションの高さを抜いたような、どことなく浮遊感ある音の印象的なギターフレーズに、ごくごく小さくまとまったバンドサウンドIan Brownっぽいな、もしくはTim Burgessとか、と世代的には思ってしまうメインヴォーカル、というボケようがないくらいごくごく普通のギターバンドなのだけれども、それでもこの音世界を突き詰めるのだ、というくらいの気迫のようなものが逆に伝わってくるような凝縮されたストイックさで何だか感動する。今回Thanks欄にはYo La TengoとかThe FeeliesとかWilcoとかの名前がある(あ、レコーディングがWilcoのスタジオで行われている部分があったりもするし)けれども、なるほどそういう系譜なのだな、と気がついたのだった。ところで今回「April's Song」という素敵なインストがあってふと思ったのだけれども、私がこのバンドをしっかりと認識したのも4月にRainpaints松尾氏がDJで前作Daysからの「It's Real」をかけている時だったし、春が良く似合うバンドなのだ、勝手にそう思う。だから今すぐ聴くべきなのだ。