No Woman

今月は2回、しかも2日連続、です!

CSGB @Bar fam 2016年7月17日(日)21:00〜 1000yen(No Drink)
Guest DJ: Shinya Takatori
DJs: Akiyama, Chimayu, Shin Shin, tdsgk

ゲストには山形の名店、Raf-Recの店長、というか山形のオリジナルCult Star Guide Bookの高取さんがやってきます!

翌日は

Radical 3000 @Bar fam 2016年7月18日(月)17:00〜 1500yen(1D)
Guest DJ: Dubby_A(Natural 4), DJ Yamada
DJ: tdsgk, B. Toriyama(Natural 4), Merznyaw(REDRUM)

こちらも豪華ゲスト!私も多分両日とも大丈夫だと思うので連続頑張ります!

あと告知がされてないので言えないですが、今度の日曜日の某ライヴイヴェントにも選曲担当で絡んでおります。あるあるではないが、早く言いたい、という感じです。

さて。

先週末あたりから本当に多分今まで生きてきた中で最も激しく動き回る日々が続いているのだが、そんな中でも嬉しいこと楽しいことはあるのだ。

そのドタバタの最中に、懐かしい方からお声掛けいただいてイヴェントに出ることになった(告知はまだですが)ことは物凄く嬉しい。若い頃の自分に思いを馳せながら新しい気持ちでまた色々できたらなあ、という気持ちになったものである。もしかしたら私をよく知る人からしたら意外な感じの話のイヴェントなのかも知れないけれども、私としては全く違和感なくできそうな気がしている。というか私という人間は昔も今も私という人間、なのだからそりゃあそんな気がするのは当然のことなのかも知れないけれども。

また、ちょっと仕事の関係でカナダからのお客さんを車に乗せることが多いのだが、「さて同年代のカナダ人を車に乗せた時の車内BGMは?」という自分からのお題に対して、The Cureのベスト盤をぶっこんで、しかも同年代だからな、と思って「Love Song」あたりまで曲飛ばしてさりげなく流していたら、「The Cure好きなの?Arcade Fireとかは?」という会話が始まるきっかけを作れた自分は、まだまだいけるかもな、と前向きな気持ちになれたりしてのであった。

そう、辛いことも楽しいことも両方あるのだ、とこれまた思いながら生きている日々である。例えばWhitneyの「Light Upon The Lake」

Light Upon the Lake
Light Upon the Lake
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Whitney
Secretly Canadian (2016-06-03)
売り上げランキング: 1,697
がくっそ名盤だったりとか。元Smith Westerns、と言えば数カ月前にはCullen Omoriがやっぱりくっそ名盤
New Misery [帯解説・ボーナストラック収録 / 国内盤] (TRCP191)
Cullen Omori カレン・オオモリ
TRAFFIC / SUB POP (2016-03-18)
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出していたものであるが、こちらのWhitneyも負けず劣らず、なのである。本当にもっと真面目にSmiths Westernsちゃんと聴いてれば良かった、と今更後悔しているのだがまあ、あれはあれ、これはこれ、ということなのだろう。ファルセットのヴォーカルで(不思議と全然ソウルフルでもないのに)ソウルフルに歌われる基本やるせないラヴソングを支えるのは、ブラスも鍵盤も効果的に配して、実に抑制の効いたシャープなサウンド、である。バンドではあるけれども、そこに色々足して、そっから物凄く引き算をかましたような、ありそうでなかったようなポップソウルアルバム。そしてこの抑制の効いた感じは物凄く鍛え上げられた結果の音なのだろうな、ということすら感じさせる、練り上げられた、根性を感じるアルバムでもある。いやーFifth Avenue BandとPhoenixColin Blunstone足して、思いっきり引き算かましたみたいな感じで、しかもインナーのアートワークも含めてどこまでも最高過ぎるので、この夏はこれを聴かないで過ごせるわけがない人間ならば、とか思ったりして。