絶賛発売中AOBA NU NOISEのTシャツですが、実際着用するとこんな感じ、です。このように年齢性別関係なくどなたにも似合いますのでお一つどうぞ!
そして
csgbは10月30日(金)にあります!
次の日仕事が結構エグいのですが、頑張ります。よろしくお願いいたします!
さて、さりげなく今週誕生日を迎えて46歳になった。46歳になった途端、睡眠中に足のふくらはぎがこむら返り、というあの嫌な奴を2回も経験してしまった。ネットで原因を検索すると、勿論他にも考えられる原因は飲酒だの水分不足だの色々あるわけだが、まず加齢、とか書いてあって、いやそんなわかりやすく1歳年を取ったからって・・・、と呆然としたが、まあそういう手荒い46歳の祝福を受けた次第である。
でも結構昔からこむら返りって経験していた気がするな、とふと思い出した。最も古い、あれはこむら返りだったのではないか、と言う記憶は中1の頃、実家のベッドに寝っ転がって、The Cureの当時出たばっかりだった「Kiss Me, Kiss Me, Kiss Me」
を聴いていたら今まで経験したことのない奇妙な足の痛みの感覚に襲われ、声も出せずぐわあああとのたうち回っていたら挙句、鼻血まで出た、という壮絶なものがある。痛くて動けなかったけど、当時使っていたターンテーブルはフルオートのものだったのでちゃんと面が終わったら針が戻ってありがたかった、ということまで記憶している。だから今だにこのThe CureのアルバムのB面の最後の方(昔のCDだと削られてしまっていた「Hey You!!!」あたり)になると、ちょっとその時の記憶が蘇ってふと身構えてしまったりするのである。
ということで相変わらずしょうもない感じではあるが、46歳の年も健康に楽しくほどほどに生きていきたいので、変わらず仲良くしてくださいね、よろしくお願いいたします。
で、45歳から46歳になって何をしていたのかと言えばこむら返りとSiouxsie And The Bansheesである。バンシーズとか何等かの形で月に1回は必ず誰もが聴くようなバンドだと思うけど(主観)何故か私は物凄くまた大ブームが来て、結果アルバムをすべて聴く、ということをやっていた、車の中で。だから来る日も来る日も出勤時にバンシーズ、例えば日中用があって車を出せばバンシーズ、ボロボロに疲れて帰宅する際にもバンシーズ(時間によってはラジオで「AOR」)、という日々だったのでバンシーズ無間地獄、であった。何故かラストアルバム
THE RAPTURE [2LP] (180 GRAM) [12 inch Analog]
- アーティスト:SIOUXSIE AND THE BANSHEES
- 発売日: 2018/12/21
- メディア: LP Record
から聴き始め、その後ファーストの2枚組デラックスをディスク2まで、
更に順に紙ジャケでセカンドから「Tinderbox」まで、
Tinderbox -Download/Hq- [12 inch Analog]
- アーティスト:Siouxsie & the Banshees
- 発売日: 2017/05/05
- メディア: LP Record
その後は悲しいことに紙ジャケ出なかったのでデジパック再発で「Superstition」まで、
と見事にバンシーズ漬けの日々であった。 世の人々は曜日や時間や気分に合わせて聴く音楽を変えて、そのような本の続編まで出ているのに
私は来る日も来る日もどんな時もバンシーズを聴き続けていた1週間であった。しかも結論としてバンシーズはどのアルバムも最高、以上、というようなものだから、もう私の中身は初めてバンシーズと出会った中学生の時と何ら変わらない、と言っているようなものである。でもたぶん今後も何歳になってもバンシーズ聴き続けるだろうし、それに耐えうる音楽なのじゃ、ということは当然ながら訴えたい次第である。本当にどのアルバムも良いんだけれど「Juju」
が、なんか順番に聴いてくると、ターニングポイント的な感じだったのかな、ということがわかる。邦題「呪々」とはまあよく言ったものだ、と言う感じで決して明るくはない、名ギタリストJohn McGeochを擁した編成での1981年作アルバムであるが、ここまでの3枚のアルバムは色々探っているような感覚が強かった(もちろんそれが悪いとは一言も言っていない)わけだが、ここで腹を据えたような、そういう凄みとスピード感がたまらない1枚である。冒頭の「Spellbound」から突っ走り、バンシーズと言えば、の「Night Shift」などダークで沈み込むような曲も随所に配置され、タム大好きドラマーBudgieのあばれ太鼓に、あの音色と違う曲弾いてんのか、というベースラインでバンシーズを支えてSteven Severinも絶好調、そしてSiouxsieの暗い美声も伸びやかで時折儀式めいた様子まであって、そういえばSex Pistolsの親衛隊あがりで初期メンバーにはSid Vicious、というもろパンクな出自にも関わらずなんでこうなったんだろ、と考えながら聴くのも一興、の1枚である。蛇足ながらいまだに文字列で「JUJU」とか見るとドギマギするから、あの女性歌手にはちょっと困らせられている。