Mad Love

aobanunoise.thebase.in

 

AOBA Tシャツ、絶賛発売中ですのでおひとつどうぞ!

 

さてこないだの日曜日のShock Treatment、現場でお会いした皆さま、配信をご覧になった皆さま、ありがとうございました!初めての参加だったのでどうしようかな、と思いながらレコードを持って行ったのですが、結果的に楽しい感じでできましたし、他の皆さんのマジで楽しい選曲もあって凄く良い夜になりました。またよろしくお願いいたします!

 

今日は久々に仕事から早く帰宅して1人でのんびりとたくさんレコードを聴いたり、ウイスキーを炭酸で割って飲んだりして過ごしているのだが、こういうほっとできる時間が最近なかったことにふと気づく。

 

明日も仕事なのでなかなかろくでもない(そしてこれから来月にかけても週休ゼロ日の週が結構ありそう)感じの日々なのであるが、まあどのような生き方をしていたとしても多分私と言う人間は現状に対してぶーぶー不平を言い、そしてレコードを聴くちょっとした時間があれば嘘のようにけろっと楽しい気分になれるのだろうから、まあ比較的単純な人間である。こういう単純な人間に生んで育ててくれた両親に感謝、ということであるね。

 

ということでもうちょいで誕生日だったりするわけだ。Naked Roommateの「Do The Duvet」とか聴いて、やっぱりこういう音はいくつになっても大好きだなあ、とか思うのである。

Do The Duvet (Red Vinyl)

Do The Duvet (Red Vinyl)

  • アーティスト:Naked Roommate
  • 発売日: 2020/09/04
  • メディア: LP Record
 

(これ、なんか赤い盤でジャケも赤、という感じみたいだが我が家のは黄色い盤で、黄色いジャケ、である)Upset The Rythmからのデビュー盤、である。The WorldとかExit Groupとかのメンバーが組んでいるらしい、とわかった風な口を叩いているが全然それらを聴いたことはない。しかし一つ言えるのは、このデビュー盤めちゃくちゃ最高じゃないですか・・・、ということである。女声ヴォーカルにリズムマシーンとギターとベースとシンセとか、で奏でるのはまあ100人聴けば100人が想起するであろう、Young Marble Giantsとか初期Antenaが更にうねるベースラインを手に入れて、ESGとかと正面衝突した結果クールなのにめちゃくちゃ腰に来るグルーヴを備えたような、いびつなダンスミュージックなわけである。この不愛想な感じは80年代初頭感が強いけれども、全体としてとてもポップにまとまっているのは2020年ならではの最新形、と言える気もする。なんか初心に帰らせられる1枚で結構マジで目から鱗の1枚。