Disease

白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!涼しくなってきましたが、昨日今日みたいに暑い日があったりすると、まだまだTシャツ必要ですよね。貴兄貴女からのオーダー、お待ちしております!
 
昨日今日と連休で、しかもワンオペだったので昨日は部屋でレコードの整理をしていたら(もちろんサグラダ・ファミリアなので終わるわけがない)あっという間に午後が溶け、1人でもやし鍋作って刺身とか豆腐サラダとかもつけてのんびり音楽聴きながら夕食を取り、のんびりレコード聴いていたら夜もすっかり遅くなってしまってどれ寝るか、とベッドに横になったもののなんか眠れない。
 
休日の夜はとても静かで、私の住まう郊外の町も大変静かなのだが、どこか遠くでサイレンが鳴っている。鳴っている、ような気がしていただけのかも知れないけれども、静けさの中に身を横たえてみると、すぐに耳の奥の方でサイレンのような高い音が聞こえる。大分遠くなのか、それとも本当は鳴っていなかったのか、本当に小さな音でずっと鳴っているのであった。
 
最近車に乗っていると、緊急走行している消防車や救急車やパトカーに出くわすことが非常に多かったので、何かがどこかでは起きているんだよな、と常々思わせられていたことが残っていて、サイレンの残響音が脳内にでも残っていたのかはたまた私が入眠しようとしている時にもどこかで何かが起きていたのか。
 
で、そうなってくると色々考えてしまって眠れなくなってしまったのだった。しかも悪いことには夕食に炭水化物を摂らなかったものだから空腹感まで襲ってきてしまって、なんだか今日は休みだったから良かったものの、結局浅い眠りについたのも大分夜が朝に近づきつつある頃だったので、目覚めて何だかぐんにゃり、とした朝だった。
 
でもやはり休日は良いのだ。例えば昨日のレコード大整理大会で、ずっと発見できずにいたThe Lotus Eatersの12インチが意表を突く場所(Lil' LouisとThe Red Crayolaの間)から発見されたりとかするから。12インチは背表紙がないのが多いからガチで記憶力勝負になってしまうんだな、となってくるとABC順に並べたら、という話があるのは百も承知なのだけれども、それは計画から実行に多分1年くらいかかる大事業になってしまうので人手が必要だ。私1人では何とも・・・。
 
しゃきっとするためにSwing Kidsの「Anthology」を聴く。
Anthology [Analog]

Anthology [Analog]

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こういうのが出ていてしかも安いよ、という情報を教えてくれる友達がいることはとても稀有なことである。1994年から1997年の間にのみ活動した、The LocustやらSweep The Leg JohnnyやらYaphet Kottoやら、キワモノ(というかアイディアに溢れた)ハードコアバンドのメンバーからなるカオスそのもののハードコアバンドのベスト盤である。CDで昔出た「Discography」

Discography

Discography

  • アーティスト:Swing Kids
  • Unknown Label (tbc)
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は全9曲でそれはそれは聴きまくったものだが、今回の「Anthology」は亡くなったギターのEric Allen追悼ライヴの際に2011年に再結成され、その時に録音された2曲が追加され、且つ曲順も変わり、リマスターもされ、という代物である。とは言え収録時間20分だった「Discography」が24分になった程度、且つ並列して聴くと全く違和感なく並んでいるので、大きく印象は異ならない。当然アナログも45回転であっという間に終わってしまう。のだが、この1曲1曲毎にぶち込まれた、技の決まりまくった目まぐるしい展開の連続に圧倒されるのはいつ聴いてもやはり同じ。バンド名や最初のシングルのアートワークからもわかる通りジャズにヒントを得ているらしく、確かに言われてみればジャズっぽいドラミングが一瞬通りがかったりもする、なあ、と思ったりもするけれども咆哮ととにかく切れ味鋭いギターの応酬の前では全てが幻、のような感じである。激情~カオティック、ながらJoy Division「Warsaw」カヴァーとか急に出てきてハッとさせられるのは、久々に聴いてもやっぱり同じだった(そもそもレーベル名Three One G.はこの曲から取られてるんだな)。Crimson CurseやSome Girlsも聴きたくなってきたのでまた部屋をひっくり返すか・・・。