Somewhere

白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!そろそろ寒くなってきましたがTシャツはいつ何時でも、何着でも必要、ということで、貴兄貴女からのオーダー、お待ちしております!
 
そしておそらく来週くらいにDJの機会がありそうです。詳細はまた!
 
なんかこの間知り合いが最近の拙ブログを読んで「なんか大丈夫すか」と連絡をくれた。確かに最近なんだかこう、パッとしない初老の魂の叫びのような話ばっかりだな、と自分でも思う(まあ、昔からずっとそうだった、と言う話もある)。なので今日はカラっとした話でも。
 
先日道の駅でソフトクリームを食べたのである。美味しかった・・・、という話ではなく、まあ勿論とても美味しかったのだけれども問題はそのコーンの上のアイス部分の盛り、って言うか巻き、って言うかの話である。私の手の中のソフトクリームは、コーンの直径を軽く凌駕する勢いでアイスが盛られている超弩級のものだった。瞬時に、時間が経ってくると起こるであろう悲惨な事態が脳裏をかすめた。
 
盛りって言うか巻きが気前が良いのは大いに嬉しいのだが、これは手がべたべたになってしまう、とカウンターに走りアイス用のスプーンを持ってきて、コーンの上のアイス部を上に向かって削り取るようにしながら食べたのだった。で事なきを得たのだけれども、ふと前で食べているお客さんのソフトクリームを見ると、私のソフトクリームのような危険な代物ではなく、全くもって常識的にコーンの直径に上のアイス部分が収まった、ごくごく普通の平和な代物であった。
 
おや、と思いちょっと周囲を見てみると、私の手の中に数分前まであった危険な状態に陥っているソフトクリームを持っているお客さんは他にいない。これはつまり、私がこの間「寒かろう」と売れ残った笠をかぶせてあげたお地蔵さんがソフトクリームを売っていたのか、それとも私が、横断歩道をおんぶして渡った、なんなら持っていた風呂敷包みも持ってあげたおばあさんがソフトクリームを売っていたのだろうか。
 
ってカラっとした話はこの程度が限界じゃあ。Black Marbleの「Fast Idol」を聴く。

Chris Stewartのソロプロジェクト、4枚目のアルバムもSacred Bonesからのリリースである。前作のカヴァー集が

WireとかThe Field MIceとかRobert Palmerとかをカヴァーしているにも関わらず、どこからどう聴いてもBlack Marbleでしかないシンセポップ集に仕上がっていて、半ば恐怖を覚えるくらいの気合いが入っていたのだが、今作でもその恐怖の金太郎飴シンセポップ攻撃は変わらず、寧ろ凄みを増すぐらいの勢いなので、マジでもうこれにはギターウルフと同じくらいの気合いを感じるのであった。本当にそういう表現しか思いつかないOMDか最初の2枚のNew Orderか、というシンセポップ具合で、しかし今作では若干のダークさも感じられ、一方でメロディアス具合も過去最高、という、まあちょっとした違いを見つけるとすればそういう感じのアルバムである。冒頭、ゆったりと始まっておお新機軸、と思っていたら突然いつもの高速シンセポップになだれ込んで、ああ最高だ・・・、となったので勿論なんだかんだ言って私にとってのストライク音楽。