Overdose

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先週末はちょいと車で那須への旅に出たのであった。

 

勿論私は非常に腰の重い人間なので、何等かの外圧がかかったことは想像に難くないであろうが、まあ、行けば行ったで温泉やら食事やら自然の風景やらを大いにエンジョイしてしまう人間なので、結構リフレッシュできた。とくに温泉は、こんなに俺風呂入るの好きだったかな、と自分でも訝しく思うくらいに入りまくったのでとても良かった。「入りまくった」とは言え、近年のサウナ好きの方々の具合に比べれば全然可愛いものであろうということは蛇足ながら付け加えておく。

 

そして旅の醍醐味と言えばレコードである。たとえ出張でもその醍醐味は絶対に外さない人間であるが、今回も上記のように温泉、食事、自然、とエンジョイしたうえで「自然」とかとは程遠いようなLambとBarry Adamsonのレコードを現地で購入してきたりするわけだから、まあ自分でも、さすがだなー、と思った次第である。

 

で終えてしまうと何だか当たり前すぎて面白くないので、今回の旅ではミニ白菜という野菜との出会いも大きかった。現地の道の駅で購入してきたその名のごとく小ぶりな白菜ではあるが、大きな白菜よりもより瑞々しくて、甘い。なので、その道の駅で薦められていたレシピに従い、半分に切ってその隙間に適当な大きさに切ったベーコンを挟み、中火で熱したフライパンにオリーヴ油を大さじ1弱入れて熱し、断面から焼き、焦げ目がついたら裏返して蓋をして1分、その後またひっくり返して断面に粉チーズを振りかけ、それをひっくり返して粉チーズが焦げるくらいまで焼いて完成、という冗談のように簡単なレシピだったが、これが涙が出るくらい美味しかったので是非皆様もやってみてはいかがだろうか。まあこれは私が異常なくらいに白菜が大好き、ということに大いに由来するのは間違いないのだが、調味料が粉チーズだけでこんなに美味しくなるとは、と感動すること請け合いである。

 

と実に充実した週末を過ごしたのでその勢いで今週も乗り切れるはず、と思っていたのだが・・・。やっぱり今日も今日とて週の頭から怒髪天を衝きまくりの1日だったので、先が思いやられる次第である。

 

Salamandaの「Ashbalkum」を聴く。

ashbalkum [ARTPL-170]

ashbalkum [ARTPL-170]

  • アーティスト:Salamanda
  • PLANCHA / Human Pitch
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韓国の女性DJ2人組の3枚目のアルバムである。とは言え私は初めて聴いたのだが、品の良いエレクトロニカ風の音作りながらミニマル、且つ白昼夢レゲトン(DJ Pythonとかみたいな)、ダブ、と結構ビートが強靭なところが実によく、意外なドープさが凄く魅力的で嬉しい出会いであった。これは単に個人的な意見なのだけれども、エレクトロニカと目される音楽がどうもピンと来ないことが多くなってしまった人間なのでちょっと身構えつつ針を落としたわけだが、それは杞憂で浮世離れしそうでしない浮遊感と結構ごっつい手触り(主な原因はパーカッシヴなビートか)のバランスが心地よく、ありそうでなかった音楽の1枚。こういう絶妙なバランスの音楽に弱いんだなあー。