It's Everything

AOBA NU NOISEのTシャツです!

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暑い中行動していると、なんだか全て上の空、というかリアルな感じがしなくて他人事、という感じになってしまうように思うのだけれども、それは私だけなのだろうか。

 

という発見をしてしまうくらい毎日暑いのだけれども、まだ私がお盆休み中で良かった、とでも言わないと何だか落ち着かないので言っておこう。勿論お盆休みがあるだけ大変にありがたいのだけれども(否、今ある幸せに満足していてはならない、と常に思ってはいるけれども)、なんか台風に慄き、狂おしい暑さに慄き、墓参りを2日に渡り挙行し、ブックオフハードオフでレコードを買い(珍しく買うものがあってのう)、読みたい本を入手し、色々試しに新しいレシピで毎日料理し、とかやっていたらもう週末だった。圧倒的に時間が足りない。挙句ここにきて父方の叔母の逝去の報が入り、日月には通夜やお葬式が入ることが決定したので、更に何だか落ち着かないことこの上なくなってしまった。

 

歳を取るとどんどん時間が足りなくなっていく。もちろん物理的に残された時間もだけれども、体感的にも時間が足りない、という思いに駆られる。とか言っていると100%の確率で頭の中で流れる曲、それは昔、ブックオフで流れまくっていた、あのねのねが歌う、「時間がたーりなーい~」とかいう曲、である。ブックオフヘヴィユーザーの清水國明です、とかいう自己紹介と共に脳内にインプットされてしまったので、その呪縛から逃れられない、という人も多いのではないかと思うのだが、あれは「この場所で光を」とかいう曲、なのか・・・。


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なるほど、また一つ賢くなってしまった、ってこういう下らんことやっているから時間が足りないのではないのか、と今さらながら自分の生き方に疑問を持った夜。

 

そんな夜はChina Crisisの「What Price Paradise」を聴くしかない。

What Price Paradise [3CD]

What Price Paradise [3CD]

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こんなすごいCD3枚組のデラックスエディションなんて出てたのか・・・。ハードオフで先日330円で購入したので聴いている。勿論CDは大昔にブックオフで購入済みであるのだが。リヴァプール出身、ポストパンク、というかスタート的にはそうなんだけどもSteely DanWalter Beckerがプロデュースや演奏でも深く絡んだりもしていたことからもわかるとおり、(良い意味で)よりコンサヴァなバンドの、1986年の4枚目のアルバムである。なるほど、このアルバムの前までが売れていた時期なのか・・・。リアルタイムで彼らの音楽に触れたのがこの時期なものでついついこのアルバムには思い入れがあるのだけれども、確かに後に彼らについて言及される際にはこのアルバムよりも前の時期、ばかりではある(ネオアコ、とかいう形容もあったり)。今作、バンド体制になって、Clive LangerとAlan Winstanleyのプロデュースで、ブラスもシンセも効果的に入り、且つバンドサウンドもどっしりとスケールもでかく、独特なコード進行ながらも(Steely Dan直系、ということなのか、と今さら気づいた)メロディアスなポップソングだらけで、凄い充実したアルバムだなー、と思い入れ抜きでも思うのだけれども。でもUKオリジナル盤でも330円、ってことはそういうことなのかな、とも思うのであった。こっからのファーストシングル「Arizona Sky」とか超名曲でしょー、だって!


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