Child Actor

AOBA NU NOISEのTシャツです！

aobanun

これまたご無沙汰しておりました。暑い暑い言ってたらもう冬の足音が聞こえてきてましたね。というか冬来てますね。

色々なことがあったし、色々なことを考えて過ごしている日々ではあるけれども、さていざ書こうかな、と思うと先日丸亀製麺に行った際に注文した「野菜かき揚げ」が以前と比して一回り、二回りくらい小さくなっていた衝撃が大きくて全て吹っ飛んでしまった。

つい先日、そうだあれは車が来てからの話だから9月26日以降の話であるのは間違いないのだけれども、その時に行った際にはここまでではなかった、と思ったが、いや、あの時は清水の舞台から飛び降りる勢いで、限定メニューのタル鶏天ぶっかけうどん（冷）を単品で食べていたから気づかなかっただけか。職場近くの丸亀製麺、混んでて駐車場がカオスだから時間を選ばないといけないし、何よりも急なペースでどんどん値段が上がっている気がしていたので、以前と比べるとあんまり行かなくなっていたのだけれども、そうかこんな近年のRobert Smithの髪型を見るかのような一抹の寂しさを覚えるような体たらくになっていたとは、と啜るかけうどんは涙の味がした。

いや、本当に野菜かき揚げが小さくなっていたとしても、そして実際値上げのペースが速いにしても、これは丸亀製麺が悪いのではない。全然悪くない。世の中のせいである。悪政、としか言いようのない今の状態のせいである。そして加えて、円安マジで何とかならんのか。と、なんかそろそろ景気の悪い話に疲れてきた。PIzzicato Fiveが「ほんとに世の中不景気」

プレイボーイ・プレイガール

と歌ってからもう25年も経ってしまった。まだ不景気だ。

でもBrian Wilsonが「Love And Mercy」

Brian Wilson [Analog]

と歌ってからも35年が経った。まだまだ世の中LoveもMercyも足りないままだ。

Glumeの「Main Character」

Main Character [Analog]

を聴く。自称「ウォルマートのマリリン・モンロー」である元子役の彼女のセカンドアルバムである。狭心症を患いながらもChromaticsに衝撃を受け、Italians Do It Betterにデモを送ってデビュー、というなんだかそこだけでもすごいストーリーだよなあ。前作

The Internet

も地味ながら良い作品だったけれども、今作はSTRFKRとかOf Montrealとか（余談だがこの2組は仙台で私たちのイヴェントでライヴしてくれたことがある）さらにはRufus WainwrightとかSean Lennonとか、どうしてそうなった、という意外なメンツも参加した豪華なアルバムである。豪華なだけではなく、よりいっそうメロディもパワフルに、ヴァラエティも豊かに、でもテーマはまだまだ物悲しく、という作品で、Lana Del Reyのエレクトロ版みたいなノリがあるな、と思ったら言及もあったりする。なんか分厚いシンセとストリングスに彩られたハリウッドのダークサイドノワール的側面もあって、なんかこう、ゾクゾクする瞬間が多々あり。