Texas Reznikoff

今年も大活躍しました、そしてこれからの厳しい残暑にも!AOBA NU NOISEのTシャツです。

aobanun

 

あと1週間は車なしの生活が確定したのだが、なんか逆に終わりが見えてきたからこそ心が折れそうで何だか怖い。頑張ってくれ、自分。

 

と己を鼓舞する日々であるが、yodareのライヴを突発的に観に行ったり、珍しく焼肉的なものが食べたくなってサムギョプサルを食べたり(焼肉って言うかほとんど野菜ばっかり食べていたような気がする)、松永良平さん

と一緒にお酒を飲んだり(私のiPhoneの待ち受け写真がDead Can Dance、ということが大うけしたので自分間違ってなかったな、と思った)、その松永さんと盛岡のBooknerdの早坂さんのトークイヴェントに朝から行ったり、と珍しくかなり充実していた三連休であった。いや、土曜日は普通に仕事もしていたので厳密には休みが3日あったわけではないのだけれども。

 

しかし思えば普通にレコード聴いて仕事して、とかやって生きてきてたら不思議なことに楽しい友達がたくさんできて、その友達がまた友達を連れてきてくれたりとかしてそれぞれの場面で楽しい時間を過ごすことができたりしていたので、意外に現世は悪くなかったな、とか思わず辞世の句みたいになってしまったけれども、改めてそう思ったりしたこの連休だった。実にありがたいことである。

 

しかし最近どたばたと動いているとあんまりSNSもチェックしておらず、せいぜいレコード屋さんのサイトぐらいしかマメに見ていないのだが(レコ屋だけはなんだか忙しい忙しいと言いながらもチェックはしているのが何だかな)Mitskiさんの新譜が出る、ということを知って早速注文したつもりになっていたら、間違えて旧譜の再プロモーション盤を買ってしまったのだった・・・。まあ彼女の旧譜あんま聴いていなかったから良かったのだけれども、いや、ちゃんとタイトル確認せずに発売日だけで注文してしまってはいかんな。ということで期せずして新譜に向けて大盛り上がりで復習している。

Bury Me at Makeout Creed [12 inch Analog]

Bury Me at Makeout Creed [12 inch Analog]

  • アーティスト:Mitski
  • Dead Oceans/hostess
Amazon

2014年のサードアルバムである。どうやらこのアルバムから、ピアノやらオーケストラやらという世界から離れ、ということになったみたいである。いや、ネットって調べもの簡単で便利だなあ・・・。ということでギターがぎゃんぎゃんに鳴っていたり彼女のシャウトが響いたり結構ストレートなバンドサウンドで、所謂オルタナっぽいのでその後でもあんまりないような弾ける感じがあって、逆に新鮮。だから皆も間違えてこれを今聴いても良いと思う。しかし、しかしMitski嬢のMorrissey以上に中毒性の高い節回しのヴォーカルメロディはこの時点で大炸裂しているので、最高である。この歌メロ、やはり天才の所業なのか、こんなメロディよく思いつくなあ・・・、と彼女のどのアルバムを聴いても感心するのだが、それはこのアルバムでもまさにその通り。ということで事故って入手してしまったアルバムだけれども、聴けて良かったのでそういう事故は大歓迎、である。いや、気をつけます・・・。