Galope

stereo♪ vol.2 @ pangea  日時:9月26日(土) 20時〜29時  
料金:ADV.1500円(1DRINK),DOOR.1500円(1DRINK) おつまみ持ち込み可!!自由に持ち込んでください!

Genre:Post Rock,Electronica,Indie Rock,Indie Pop,Rock.Pop,J-Pop and more......

仙台の音楽好きの人が集まって DJが流す音楽を聴きながらお酒飲んではしゃごうというイベント。 踊るようなイベントではないし,DJもテクニックも何もなし,選曲するだけの形です。 お酒を飲んで新しいつながりを作ったり,話したりできたらいいなというイベントです。

DJ:MaHiRO、tdsgk、めぐる、ベックジラ、ツカサ、よらよら、わたる、石油王

この土曜日と次の日曜日のAOBA NU NOISEもよろしく!ちなみに今回のANNは新機軸の予定(イヴェント前の飲み屋が)!吉と出るか凶と出るか、って。

ところで人のメールとか電話とかに全く反応せずにツイッターとかで呟きまくってる人には神の裁きがあると良いと思う。

Vinicius Cantuariaの「Cymbals」を聴く。坂本龍一中谷美紀(まあ古のgutレーベルですな)絡みでもお馴染みの彼の2007年のアルバムである。何枚かしか聴いたことのない私であるが、結構これまでの作風はモダンな、そして何だかミニマルな抑制の効いたボッサっぽい音楽だったように思えた。しかし、この作品はモダン、というよりは生音オンリーの結構オーソドックスなボッサナンバーが続くアルバムになっている。Tom JobimのカヴァーやNana Vasconcelosとの共作も含んでいて曲調はヴァラエティに富んでいるが、ばっちりと抑制の効いた感じというのはやはりまったく変わらず、非常に落ち着く音楽になっている。数曲で、さすがNY録音といった感じでBrad MehldauやMarc Ribotといった方々も参加しているが、大勢に影響はなく、非常にしっとりとした演奏で華を添えているのであった。そしてやはり何よりもVinicius氏の艶やかなヴォーカルが抑制の効いた中で、より一層映えるのである。何なんだろうなあ、この彼の本当に艶やか、としか表現のできない深みのあるヴォーカルは。一歩間違えると何かエロいぐらいなのだけれども、そのぎりぎりのところで踏みとどまっている、という実は結構そういう緊張感(?)が漲っているアルバムだったりもする。明らかに昼間よりは夜に聴きたくなるのもそのせいである。間違いない。