Blanco De Fuerza

今度の土日は大変だ!!

「絶/世」2010/3/27(sat) at 第二公園スタジオ(山形)open17:45/start18:00/close20:00 adv/door¥500

[LIVE]camp、アベシュンスケ、濱田多聞(a.k.a The 浜田山!) with tdsgk

チケット予約・お問い合わせ zessei@kotatu.com

AOBA NU NOISE ×contrarede presents DEER HOOF JAPAN TOUR 2010 in sendai 2010年3月28日(日)20:00〜 ADV\2500(1D) DOOR\3000(1D)

Guest Live Act/ DEERHOOF (USA.KILL ROCK STARS) http://www.myspace.com/deerhoof http://deerhoof.killrockstars.com/

Live Act/ -W-(Waikiki Champions)、 runny stools×雨先案内人、 M-KODA

DJs/ EVOL(from LoveRecords)、RAMBO、SISINOBU、☆

2日連チャンで音楽的活動をします。関係ないけど、日曜日の昼間は山形で結婚式だ!この2日を乗り切ったら新しい自分が生まれそうな、そういう勢いの怒涛の週末ですが、どちらもお待ちしております!ちなみに日曜日のAOBA NU NOISEにいらっしゃりたい方はぜひご一報ください!もしくは入場の際に私の名前を出していただけると前売りプライスで入場可能です。そしてEVOLは20時からぶちかましますのでお見逃しないように一つよろしくお願いいたします。

ところで最近寝る前に腹筋などしてから寝るようにしているのだが、己の腹の筋肉は皆無なんじゃないか、という思いに囚われながら床に就く毎日である。

いや、勿論一応筋肉はあるだろう。あるのだろうけれども、無に等しい。なぜこんなにも起き上がれないものなのだろうか、と不思議に思いながら人に言えないほどの回数をこなし(本当に言えないくらい)ぜえぜえ言って寝ている。思えば昔からとくに腹筋を鍛えるなんてことはしていなかった。だからこの歳になってから腹筋を今更意識したらば上記のような気持ちになっても至極当然なのである。

で、こういう話を他人に話すと「高校時代は100回くらいしていた」とかそういう往年の自慢話を聞かされる羽目になるわけである、同世代の人から。でも思うのだ。昔100回できて今はそんなにできない、という気分でいるのと昔はしていなかったからあれだけれども、今、確かに人に言えないような恥ずかしい回数だけれどもプラスにはなっている、という気分でいるのと、どちらがなんだか良い気分でいられるかと言えば、諦めが入り込んでくる余地がない分後者の方がなんとなくポジティヴなのではないだろうか。こんな世の中(←めんどくさいからあえて大味な感じで使ってみる)だからこそ、一条の光明でも尊いものである。だから私はそんな人に言えないほど少ない回数でも、昔よりはできている、という気分で日々を乗り越えていきたいものである。

しかしそんな人に言えないしょぼい回数しかしていないのに筋肉痛というものは容赦なくやってくるものであって、それもまたなんだかなあ、という気分にさせられるものである。そんな気分で最近はPhilip CornerとかJoseph Beuys & Nam June Paikとか聴いている何だかFLUXUSな日々だったりするが、それらはamazonに当然のようにないわけである。だからEsplendor Geometricoの「栄光のコミッサー Comisario De La Luz」をここでは聴いていたことにしよう(いや、事実聴いているのだ最近)。ボックスを買ったんだが最近はこのセカンドアルバムがお気に入りだったりする。しかし考えてみればVinyl On Demandからのアナログ箱も2種あって、今回のCD箱も2種E.G.Box 1E.G.Box 2あって、我が家にはEsplendor Geometricoの箱が計4個ある、という何だか狂った状況になっているな。まあ、そういうお年頃なわけである。このセカンドアルバムは1983年から1985年の間に録音された音源をまとめたものである。ということで初期のカセットとかファーストLPとかの時期から相当な間が開いているのだが、今作ではぐしゃぐしゃに歪んだ金属音のようなマシーンビートがひたすら打ち込まれていく様が捉えられていて、しかもそれがLPトラックのみならず同時期の未収録曲でも展開されていくわけだから、何と言うか、徹底されていて何だか感動させられる。何よりもその強烈な音にぶちのめされるが、一定のビートだから聴きづらいこともなく、どちらかというとSurgeonとかの強烈なテクノの曲を聴いているような気分にさせられる。ある意味ダンサブル(!)な、というか何と言うか。そう、何と言うかEGって、ノイズ、という言葉から想起される始まりも終わりもないような世界、というよりは意外にきっちりとしていて、余計な怨念とか怖さとか、そういうものとは無縁で何だかホッとしたりする、って表現も変なんだが・・・。どちらかと言うと腹筋のBGMにも良い感じである。ただし、明らかに聴くだけでも体力消耗しそうな勢いの音塊、ではあるが。