Two Towns

告知1!

GHOST WORLD #3 @forsta http://forsta.petit.cc 2013年6月26日(水)19:00〜25:00 DOOR / 1000yen(1D)

ティーンエイジャーのバイブル「GHOST WORLD」という一本の映画に出会い、ダメに生き続けることを始めた女の子たちが主催している小さなパーティー。KIDSな装飾をされた部屋の中には映画のパンフレットやレコードが散らかっており、甘すぎるお菓子を頬張りながらダンシング。知っている人は知っているインディーでポップなミュージックに酔いながら〜

DJS: HIYOKO, Honyalalaz, Jar Jar Pinks, Rachel, tdsgk
LIVE: Half Man Half Shit

私はおそらく22時半あたりから、女声ヴォーカル特集!あれか、Diamanda GalasとMiranda Sex GardenとDead Can Danceと・・・。よろしくお願いいたします。

で、まさかの同日!告知2!

GASLIGHT Vol.12 @diningbase fam 2013年6月26日(水)20:00〜\1500(1d)
Act: carl / janko / katz / Masaki Saito/ Masumi Horiya / Morio Kamada / 砂
DJs: sasada/tdsgk
死海 鈴木美範

20時から1時間程度やります!こちらはカントリー特集かな・・・。ということで私はハシゴDJになりますのでよろしくお願いいたします。

で告知3!

AOBA NU NOISE 7th Anniversary X Yakenohara 「Sunny New Life」Release Party @Club SHAFT 2013年6月30日(日)19:00〜ADV/2,000yen(1D), DOOR/2,500yen(1D)
Special Guest Live Act / Yakenohara, Dorian
Guest DJ / Casin
Live Paint / MONAKA
Live Act/-W-(Waikiki Champions), masaki saito
DJs/EVOL (from LoveRecords), RAMBO, SIF, SISINOBU (ZUNDOKO DISCO,espacio,SUPERSTITION?), KIYO (quantum)

AOBA NU NOISE7年の歩みをまとめた私執筆の小冊子も印刷完了!おそらく限定30部程度になるかと思いますが、「ロックンロール名曲集(EVOL流)」と「ANN出演者の人生で最も聴いた曲(Mixed By DJ SIF)」という2種ダウンロードクーポン付なのでこれは超豪華!ということでよろしくお願いいたします。

7月にもおそらく2、3回はDJの機会があると思いますのでまた告知します。しかし最近毎月何らかの形で最低1、2回はDJさせていただいてて、ありがたい話だなあ・・・。

さて、私はこのブログはPCで更新している。頑張れば我がiPhoneでも更新できる筈であるが、どうにもこうにもあの小さな画面でしゅっしゅっと更新、というのは何かイメージがわかなくて結局自宅でPCに向かって、という実にトラディショナルなスタイルでの更新を行っている。

ということでPCでやっているのだが先日、どうしても「K」と「L」のキーが押せなくなっていた。否、正確に言うと押せるんだけれども押しきれない、というか。すわ、故障か修理かふざけんな、と思ったのだが冷静にキーとキーの間を覗いてみるとなんか綿ぼこりのようなものがあるように思える。しかもそれは該当箇所のみならず全体的に何か怪しい。ただでさえ我が愛用のHPのPCはキーのタッチが不快でイマイチ爽快感が得られないのだが、それが更に悪化してんのはたまったものではない。

ということでさっそく近所の文房具屋のPCコーナーからホコリ飛ばしクリーナーを買ってきた。要は細かいところまで入り込むノズルを装着して、ガスでもってホコリを吹き飛ばすスプレーのようなものである、って別に私が説明しなくてもおわかりのことだろうと思う。非常に原始的、且つ単純な方法のものではあるのだが、これが凄いのである。

試しにぷしゅっとキーとキーの間に吹き付けてみると何やら蠢くものがキーとキーの隙間から見える。更にしゅっとやってみるとその蠢いていたものは綿ぼこりであっという間にはじっこから外へと追い出されて行くではないか。これはたまらん、と毎日PCの前に座るたびにしゅっ、しゅっ、と吹きつけてはキーとキーの間から押し出されてくる綿ぼこりやら髪の毛やらを見てはカタルシスを感じていたのだった。

別にそんなゴミ屋敷のようなところに住んでいるわけでもないし、私の頭髪は何やら周囲の人が突っ込むのを憚るような勢いで抜けて行っているわけでもない。ただ生きているだけでPCのキーとキーの隙間に入り込むのである、これらのものが。でそれらがパイリングアップしてキーが押せなくなるくらいになっていたのである。で、それらのものが徐々に徐々に露わになってPCのキーとキーの間から物凄い風圧によって押し出されて行く。何と単純な・・・。しかしその単純さ故に物凄く気持ち良いし、ハマってしまうのであった。

しかし、いやー、やっぱり目に見える形でキレイになっていくのは良いね、と毎日しゅっ、しゅっとやっていたら1週間で300mlのガスボンベが空になってしまった・・・。嗚呼、あのカタルシスを得るためにあのガスを買いに行かねば、とまるでガスパンでラリった奴のような気持ちで今一杯である。

こうしているうちに知らず知らずのうちにホコリがキーとキーの間に蓄積されていってしまうのではないか、とまた新たな強迫観念に取りつかれながらCarmen Villainの「Sleeper」を聴く。モデルさんなんですか、彼女は・・・。私は当然ながら存じあげていなかったのだがそんな彼女のファーストアルバムである。確かに美人さんである。モデルさんの出す音楽アルバム、となると大体日本での場合想像がついたり、もしくはそんなにエッジーなものでもないだろう、とか思ったりするのだが彼女の場合、このRoyal Truxみたいな、Sonic Youthみたいな、不安を煽る変なチューニングの爆音エレクトリックギターが全体を覆い、決して晴れやかな気持ちにはさせてくれないコード進行のダークな楽曲を、しっかりとしたヴォーカル(ここがポイント)で歌っていて実に堂々たる作品になっている。そう、こういう音でヴォーカルが聞こえにくかったりするのは想定内だったりするのだけれども、メジャー感溢れるプロダクションでもないのにしっかりとヴォーカルを前面に出した音作りでやっているところが実に好感が持てるのであった。そんなにしっかり聞こえるのに凄くクールな感じのヴォーカルで、アルバム全体のひんやりとした青白い炎みたいな感じの印象を決定づけるのだった。曲作りもプロデュースも本人で、Prins Thomasがお手伝いで入ったり、という感じで作られておりほぼ彼女がやりたいようにして作ったアルバムなのだろうと思う。是非ともこの路線のままでセカンドもしっかりと作ってもらいたいなあ、と思う何か背筋がシャキッと伸びるようなアルバム。