Time To Fall

通常営業BGM担当@Musicdining Ark 2013年8月9日(金)おそらく20時くらいから 

今回は我が家のCD棚一つかみ大会でもやろうかなあ・・・。BGMにならないか・・・。まあ、通常営業なのでふらりと飲みに来てください!

そして

Quat(out) @clubADD 2013年8月18日(日)21:00〜 \1000
Guest Band Live : Waikiki Champions
Guest Live : Satoshi Kanno
Guest DJ : tdsgk
Live : m-koda × OBT a.k.a CONTRAIRE
DJ : Qiyo, SIF, おさしみ

最新とは程遠いビートを一回りして最新に聴かせる大会になりそうな・・・!

そして毎月のレギュラーも!

8月25日(日)はANN
8月28日(水)はGaslight(おそらく)

どっちも間違いなし!

そして月末!

Someone Still Loves You Boris Yeltsin 仙台公演@Neo Brotherz 2013年8月29日(木)19:00〜 \2000+1D
Live: SSLYBY, umiuma, Rainpaints, Waikiki Champions
DJ: tdsgk, Ghostworld

これはもう、ポップにやりますよポップに!しかしNeo BrotherzでDJするのって改装して初だなあ。今まで2回くらいしかしたことないですけども・・・。

さて昨日のミキちゃんの送別会、お疲れ様でした!すげえ楽しかった・・・。ライヴもDJも皆キレキレだったし、お客さんも皆ニコニコしてるし、でミキちゃんの愛されぶりが伝わりました。私は一応送別会っぽい選曲、とか思ったんですけど途中から全て吹っ飛んでつなぎまくりのぶっこみまくりの暴れまくりになってしまって・・・。すみません&ありがとうございました!

しかも昨夜は家族サーヴィスも兼ねて「八仙」の餃子を食べに行ったのだが、あまりにも並び過ぎていたからお店の人に案内されて、お向かいの「enji」に行って、「enji」のメニューも堪能して且つ「八仙」の餃子もデリヴァリーしていただく、という夢のような展開で一石二鳥過ぎて胃袋が幸せになっていたから、昨夜はもしかしたらイヴェントも含めて人生のピークだったのかも知れない。

しかし、だ。

一夜明けたら、梅雨も明けてるし、風も爽やかで、どれお料理するか、と平和な日曜日満喫しようとしていたらどでかい地震がきやがって一気に緊張した。我が家はラッキーなことにオール電化で火を使っていないけれども、ぐつぐつ煮えたぎる熱湯の入った鍋を横目で見ながら、食器棚を押さえていたので寿命が縮まりそうだった。

あーあ、そうだそうだ、いくら楽しいことがあってもそれだけじゃあないんだよなあ、というのをわかりやすく急転直下で今日は思い知らされたりした。New Orderの「Republic」というアルバムのジャケRepublicはそういうことを縮図として切り取ったらしいのだけれども、本当に最近そういう感じのことを思い知らされる。原発からの汚染水は垂れ流されていたみたいだし、馬鹿な政治家は馬鹿なままだし、何かと身の回り以外の不気味なこともふとした瞬間にぱっと眼前に広がることが多いここ最近である。

しかし別にそれはここ最近に限ったことではなく、生きる、ということはそういうものなのだろう。最近はそれに気付かされる機会が多いから余計にそう思うだけであって逆に気付く機会を与えられている分だけラッキーなのだろう。それでも気付かないふりをするならば、それはそれで良いのだろうけれども。でも、何かなあ。

私はそれでも、幸せだな、と思う瞬間が、たとえ色々あるとしても、一瞬でも全てを忘れて、楽しいな、と思える瞬間が与えられている人生ならばそれはそれで良いのかも知れない、と思う。というかそうでもしないとやってられないと思う。だからこそ、今日も今日とて濱田多聞の歌を生で聴いて幸福を感じたりしたのだった。

Cindytalkの「A Life Is Everywhere」を聴く。元ネオサイケバンド、現アンビエント、というかノイズ、というか、のユニットの2013年作である。This Mortal CoilのファーストIt'll End in Tears (Reis)でも美声を響かせている女装の麗人、Gordon SharpによるEditions Megoからのアルバムであるが日本で録音された音素材も含む全6曲、何と言うか決して穏やかな方向には進まねえぞ、という意志が感じられるような作品である。徹頭徹尾物音系、というかフィールドレコーディング物でもないのに嵐の、波のフィールドレコーディングに聴こえる音連発のハードコアな作品でもある。でもその徹底具合が実に心地よくしょうわーっ、とかぎゅわーっ、とかいう音に身を委ねたり、時折細かく挟み込まれる電子音、背後で蠢く重低音、明滅するような澄んだ音色、何れもバランスが非常に良くて「音」自体の気持ち良さを感じることができるし、細かい音の出入りには侘び寂びを感じることができるし、意外に風流な作品かも知れない。Editions Megoからの作品の中で、(プラスMainとのスプリット10インチとかも含めて)ここ最近のベストと言っても過言では全くない。ちなみに今日昼くらいの地震の真っ只中に聴いていたので、うわ何だこの音はー!となって余計に煽られた、というのはどうでも良い情報である。