Casablanca Moon

明日です!

「AOBA NU NOISE×TADZIO "TADZIO II"×GAGAKIRISE "HEAVEN'S TITAN" W Realease Tour」@ Club SHAFT 2014年8月31日(日)20:00〜 2000yen(別途入場時1D 500yen)
Guest Live: TADZIO, GAGAKIRISE
Guest DJ: DJ Epitaph
Guest VJ: IROHA
Live Act: -W-, Masaki Saito
DJs: EVOL, RAMBO, Qiyo (QUATOUT), Sisinobu (ZUNDOKO DISCO), Eito (NU HORIZON)

EVOL復活は20時40分から!皆さんいらしてください。ついでに(私のことではないですが、個人の人生にとってはこちらの方が重要なことがあったので)めでたいこともあったのでお祝いにいらしてください!っつーか来てくれ

そして

「AOBA NU NOISE EXTRA」@ 仙台駅前E-beanS4F杜のテラスガーデンビアガーデン 2014年9月20日(土)16:00〜23:00 入場無料!!
Live Act: -W-, Masaki Saito
DJs: EVOL, RAMBO, Qiyo (QUATOUT), Sisinobu (ZUNDOKO DISCO), Eito (NU HORIZON)

来てくれ

ちなみに

「AOBA NU NOISE」@Club SHAFT 2014年9月28日(日)

は普通にありますのでよろしく!詳細は未定ですがありますのでよろしく!来てくれ

そして

10月8日(水)にはHunx And His Punxの来仙公演があります!場所等未定ですが、福島「FUSE」のRikaさん、この間Annie The Clumsy来仙イヴェントでDJしたMieさん、そして最近何かとご一緒のCarlさんと共に私もDJいたしますのでよろしくお願いいたします。Twee Grrrls ClubのSumireさんもDJでやってまいります!ライヴはHunx And His Punxは勿論、仙台からはWaikiki Championsにプリマドンナ

多分学生さんにとって嬉しいプライス設定もあるはずだから皆さま、来てくれ

我が愛車が20万キロを超えたのだった。

通勤で往復大体20キロ、という生活をここ10年くらい送っていたらあっという間に走行距離は増え、15年目で20万キロを超えてしまったのだった。気付くと我が職場でも最古の車になってしまっていた。

世の人々の車に対するアティテュードは様々で物凄くドライな人もいれば、最早家族じゃねえの、って勢いで乗り続けている人もいる。私の場合、とくにそんなに家族同然、とかまでは行かないけれども結構愛着を持っていて、気付くと自分の一部、みたいな感じで乗りまわしていたりする。

私が定期的に観ている数少ないテレビ番組の一つに『おぎやはぎの愛車遍歴』という番組があるのだが、これは毎回著名人のゲストが自分の車の遍歴を振り返ると共に自分の人生を振り返る、というものである。これが凄く面白い。ゲストに出た人の好感度が毎回毎回アップしてしまう魔法の番組でもある。その自分の乗っていた車に対する思いを語ったりするところでその人の人となりが表れて、凄く身近に感じられるのだなあ。

その番組に出てくるような名車、とも言えないような私の愛車ではあるが、思いはかなりあるぜ、そしてもうここまで来るともうツブれるまで乗ってやるか、という気持ちになってくるのだった。別にガタも来てないし、先日も秋田までここには明記できないようなスピードも出しつつ元気に往復できたし、これはそういうことなのだろうと。そして、何かこの車に代わる車、ということは18万キロとか超えた辺りから色々考え始めていたりはしたのだけれども、全然私の条件に合致する車がないのである、今の世の中。普通乗用車で丈夫で可愛い奴。これがなかなかないのである。

こうなったら旧車か外車か、とか思ったりもしたのだけれどもそれも結構刹那的過ぎるんじゃないか、とか思うのである。まず少なくとも10年以上乗りたい、と考えるとちょっとなあ・・・。でも雑誌で横山剣さんがキャディラック大瀧詠一氏に倣って買った、とか言う話を読んじゃうと、あらーそんなに音響良いんだったらキャディラックね、なるほど・・・、とか完全に何も考えずにローン組んで地獄に落ちそうだから怖い。

ということでまあ私は今後も我が愛車ヴィッツに乗り続けることには当分変わりなさそうなのである。ただ、もしあっさりとこの期に及んで壊れたら・・・。さてそれはまた別の話だ。Slapp Happyの「Acnalbasac Noom」を聴く。73年にFaustをバックにレコーディングされたものの、当時のレコード会社German Polydorが「コマーシャルじゃないから」ということでリリースがお蔵入りになっていて、後に80年に「Slapp Happy」として初めて世に出た作品である。で、それの2005年リマスターのCDがブクオフに落ちていたので救出して久々に聴いているのであった。74年にVirginからリリースされた「Slapp Happy」というタイトルで、後に「Casablanca Moon」Casa Blanca Moon / Desperate Straights(←これはサードアルバムとの2in1CD)と呼ばれる作品はこの「Acnalbasac Noom」のレコーディングし直したものである。ややこしいな・・・。当然ながら私は「Casablanca Moon」の方を先に聴いていたのだが、そちらは実に(比較的)ウェルメイドな、そして(比較的)ゴージャスなアレンジが施されたアルバムだったがこちらの「Acanalbasac Noom」はもっと生々しい音で、ちょっとざっくりとしたエレクトリックギター中心のアレンジでなんつーかロックっぽいのである。でも、曲自体は同じなのでその聴き比べががっつりとできる、という楽しみもあるのだがそれ以前にこの「Acnalbasac Noom」ならではの魅力が充満しているのでこっちの方が私は好みかも知れない。ざっくりとしたアレンジとは言え特徴的なDagmar Krauseの可憐なヴォーカルは大フィーチャー、シンプルなアレンジながら各曲毎に引き出しの多さを見せつけてくるPeter BlegvadにAnthony Mooreの才気走った感じもびんびんに感じられる。私は彼らのことが本当に大好きなのだけれども、果たして何だったんだろうなあこのバンド、こんなにポップでメロディアスな名曲揃いなのにどこか裏でめんどくさいものが渦巻いてそうな、という感想は彼らが遺した5作品どれを聴いても思うところではあるが、その感じが不思議と一番薄くてストレートに楽しめるアルバム、と言えるかも知れない。コマーシャルじゃない、とか言われたにも関わらず・・・。CD化に当たって4曲ボートラが追加されていて、まあ、それはなるほどボートラだ、という感じではあるが貴重音源なのでありがたい。The ImpossiblesとかBongwaterが後にカヴァーした「The Drum」もこちらではがっつりロッキンなヴァージョンで収録。ところでこの「The Drum」、最近も誰かがカヴァーしてたような気がしてたけど思いだせないな・・・。