From Here To Eternity

AOBA NU NOISEのTシャツです!

aobanun

 

ところで最近迷惑メールが多い。

 

私のiPhoneのキャリアメールに来る迷惑メールが、ここ数ヶ月でめちゃくちゃに増えた。おそらくセブンイレブンのなんかかタワレコからアドレス流出とかしたのかな、と思っているのだが、まあよくもまあ、と呆れるくらいに、利用もしていない、もしくはそのアドレスなぞ登録もしていない偽マスターカード、偽イオンカード、偽トヨタカード、偽三井住友カード、偽ETCカード、偽東京電力、偽JR、偽Amazon、手を変え品を変え、節操もなく送られ続けてくる。

 

とは言え、最近はまあ収まりつつある(多分送り手が悲惨な仲間割れとかで虐殺しあったりしたせいで、と夢想する)のだが、バーゲンも始まったのでたまには、とネットで服を買ってみてその発送の連絡を待っていると、キャリアメールの方で偽クロネコヤマトからのメールと真クロネコヤマトのメールが混在している状態になってしまっていて、まあ騙されるほどナイーヴでもなくなってしまった私だからそんなのに引っかかりなぞしないのだけれども、その節操のなさ、紛らわしさ具合、何よりそのメールの内容の適当さ、美しくなさ具合に久々に憤怒の念が沸き上がり、こうなったら送信元を突き止め、その送信者の指を端折り、四肢を生きたまま少しずつ削ぎ、そしてそのまま砂漠に放置したいくらいの気持ちになって、その様を想像したらなんか爽快な気持ちになってきたので逆にありがとう、と言いたい気持ちになってきたから人間は大変に不思議な生き物だ。

 

しかも途中から迷惑メールが送られてくること、よりもその中身の適当具合に憤りを感じ、むしろ、ちゃんとやれよ!という怒りに変わっていたので、人間とは多面的に物事を考えることができる生き物なのだな、ということも感じたから良い機会だった、のか?

 

The Only Onesのブームが久々にやってきて、セカンドを聴いている。

even serpents shine

even serpents shine

  • アーティスト:only ones
  • Floating World
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3枚ともどれも大好きなアルバムではあるけれども、この1979年リリースのセカンドが、なんというかバランス的に面白いことになっているように思うのである。ギターソロの聴けるパンクバンド、という感じであったファースト

Only Ones - First Album

Only Ones - First Album

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には名曲「Another Girl, Another Planet」が入っていて最高だし、サード

Baby's Got a Gun

Baby's Got a Gun

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だってスケールが大きいけれどもしっかりスリリング、であるが、このセカンドは疾走感とユルさの混在具合、そして女声コーラスにオルガンまでフィーチャーされてシンガーソングライターがバンド従えて作りました感、それがとても面白い。ポップなメロディも大炸裂しまくっていて非常に親しみやすい粒ぞろいな楽曲ばかり、なのだがどこか退廃的な空気は決してなくならず偏在していて、Peter Perrettのヌルっとしたヴォーカルとの相性も非常に良い。そう、良い意味で全体的にそのヌルっとした感じがうまくふくよかなロックンロールに昇華されたアルバムである。ちなみに個人的な話だが「Flaming Torch」(ド名曲)を聴いていたら、飲み会がしたくなった。