Tone Burst

PATR!OT @bar fam 22:00~ ¥1500(1D)

Guest DJ: tdsgk ( AOBA NU NOISE, csgb ), qumico ( La feat, freewill ), OKI ( NIGHT VACATION ), o-ba ( loaded)

and PATR!OT DJs

今月のcsgbは6月28日(金)の予定です。

AOBA NU NOISE 13th Anniversary Party @Hi-hat Sendai 2019年7月6日(土)(第一部)19:00~23:00 ADV.¥2500(+1D)DOOR.¥3500(+1D)

Live: 空間現代、ZVIZMO(伊東篤宏+テンテンコ)、Contraire、Waikiki Champions、Masaki Saito

&AOBA NU NOISE crew

(第二部)23:00~ DOOR.¥2000(本編第一部参加の方は無料)

Live:食品まつり aka FOODMAN、海風土(テンテンコ+Manabu Murata aka J<KURUUCREW、AKBK>)、Se9ence×Casin 、!?どっちがDOCCHI!?、King Rambo Sound

 以上、近々の予定でした。どれかで私と遊んでください。もしくは上記全てで私と遊んでください。

 

昨日、不調の原因は弘兼憲史、と結論づける方向でまとめた拙ブログだが、今日も激不調で午前中仕事を乗り切り、午後帰宅してあれやこれやしようと思っていたらそのまま2時間くらい、まさにバッテリー切れのような勢いで眠り込んでしまって、えっと、おはよう!

 

ということを言いたいわけではなく、これはやはりこの気圧のせい、という線が濃厚である。昨日は何も漫画読んでないし(漫画、と言えばネット見てると出てくる漫画の広告、あれマジで何だか辛い気持ちにさせられるのが多いから禁止してくれないかしら・・・。どうせ今の政府だったら、何とか本当に改善してほしいことから逃げまくってそういう下らないことにばっかり時間割いてくれるでしょう、まったく爆死とかすれば良いのに。あ、でも『付き合ってあげてもいいかな』 

付き合ってあげてもいいかな (1) (裏少年サンデーコミックス)

付き合ってあげてもいいかな (1) (裏少年サンデーコミックス)

 

 は面白かった。なんかこういう感じの漫画は好きね・・・)。

 

でも今日命からがら午前中で仕事を終えて、帰宅する途中に寄った、比較的近所の中華料理屋さん、というか推しがちゃんぽんのお店はやはり今日も最高だった。今日の良かった記憶はそれしかない。非常に年月の重みを感じるような机のベタり具合、AMレイディオ、そして油の匂い、私チョイスの長崎皿うどん、そして何も言わずに勝手にサーヴされるライスとスープ(最初は、あれ、頼んでないのに・・・?とビビったがこれがこの店のデフォルトである、ということを理解するのに時間はかからなかった)、全てが完璧であった。

 

今でこそ「町中華」とかそういう名前を付けられて盛り上がっている(ように感じられる)こういうお店だが、私の場合正気を保つためにもこういうお店がないとダメなので、一過性のブームに流されず、末永く美味しいちゃんぽんとか皿うどんとかその他諸々を提供し続けてもらいたいものである。まあそもそも「一過性の」「ブーム」などという語群とは本来無縁か、もともと・・・。

 

でもBS-TBSで放送されている玉袋筋太郎の「町中華で飲ろうぜ」という番組は本当に最高の番組で、氏のナイトスナッカーズに於ける話術、視点、そして愛情をそのまま町中の中華料理屋に移植してきたような感動的な番組であるので、「ピエール瀧のしょんないTV」亡き今となっては我が家の「数少ない録画してまで観るテレビ番組」の一角を瞬く間に占めたのも想像に難くないであろう。観た方が良い。追加、というか付録的な女性タレントが街中の中華料理屋で飲む企画は、まあ、人によっては良いが、ギャーギャーうるせえだけの場合もあったりするので、逆に精神衛生上良くなかったりするときもあるから注意が必要だ。

 

というか「町中華で飲ろうぜ」のロゴマークは旧知の友人がデザインを手掛けていて、それを毎週見れるだけでも何だか嬉しい、と言う気持ちになったりもするのである。

 

今日はただただ言いたいことを言いたいように(否、書きたいことは書きたいように)やっている拙ブログの中でも本当にそのイズムを貫いてしまっていて非常に「なんなんだ・・・?」感が強いと思うのだが、それは全て私の不調のせいである、ということに・・・。。最近拙ブログも不思議なことに更新頻度があがっていて皆様のお目汚しかと思うのだが、まあ一つ大目に。でも今「不思議なことに」と書いたけれども、なんとなく自分では、そしてここをお読みの鋭い貴兄貴女にもなんとなく理由がわかっているのではないか、という気もする。

 

私は自分の人生に関しては、ひどい態度で傲慢に開き直って「反省する点なんかなかったぜ」とか言いたい、と願いながら今も年齢を重ねているわけだがそれでも90年代末のDrag Cityレーベルとかの音源を無駄に消費していた、ようなことだけは反省したい。それは多分貴兄貴女もそうでしょう(人は1人では生きていけないから同調してくれる人をいつも希求する)?そして私はStereolabに関しても反省している。あの限定盤の乱発やらイメージの持ち上げられ方のせいで見えなくなってしまっていた部分があったような気がしている・・・。でもそれは私以上にこの国全体で(いや、言い過ぎだけど)そういう感じがあったように気がしている。だからこそ今謙虚に再発を楽しく聴くべきである、例えば「Trasient Random-Noise Bursts With Announcements」のLP3枚での再発とかを。 

 所謂「騒音的美学の終焉」ですね。1993年リリース作の再発、である。しかもボーナス付き、という大判振る舞い、と思ったらこれWarpから出てるのか・・・。元McCarthyのTim Ganeを中心とした(それ以前はノイズのカセットレーベルもやってたのね、彼)バンドのサードアルバムかな・・・?今作で彼らを聴き始めた人も多い(私も)はずだが、このめちゃくちゃにコラージュやら何やらギミック満載の凝った感じなのに、めちゃくちゃポップな音楽には本当に衝撃を受けた。そしてリリースから相当な時間が経った今聴いてもめちゃくちゃ新鮮に響くのであった。所謂クラウトロックからの引用が、とかそういうのはひとまず置いておいてここに於けるアナログシンセの嵐と所謂ハンマー的なビート、針飛び?と思わせるようなギミックにサンプリングやらコラージュ、でも何だか何も起きてないですよ、といっためちゃくちゃクールな風情のLaetitia Sadier嬢のフランス語と英語のヴォーカル、ということで不思議な要素が不思議なバランスのまままとまった複雑骨折したのに不思議な感じでくっつき直して、しかも前より快調、みたいな音楽。とにかくこの反復ビートの快楽指数の高さは病みつき、である。他の作品と比するとラウドなギターが前面に出てきてて、ちょっと異色なのかも知れないけれども、不思議なことにStereolabのアルバムって全部異色な感じがする。何と比べて異色、なんだろう・・・。

You Trip Me Up

来週土曜日!

PATR!OT @bar fam 22:00~ ¥1500(1D)

Guest DJ: tdsgk ( AOBA NU NOISE, csgb ), qumico ( La feat, freewill ), OKI ( NIGHT VACATION ), o-ba ( loaded)

and PATR!OT DJs 

私は夜中に多分やりますので、私も含めてみなさん、生き抜いて頑張りましょう!

 

そして先月は私お休みしてましたが

今月のcsgbは6月28日(金)の予定です。

 今月はおります。よろしくお願いいたします!

 

で13周年なので

AOBA NU NOISE 13th Anniversary Party @Hi-hat Sendai 2019年7月6日(土)

(第一部)19:00~23:00 ADV.¥2500(+1D)DOOR.¥3500(+1D)

Live: 空間現代、ZVIZMO(伊東篤宏+テンテンコ)、Contraire、Waikiki Champions、Masaki Saito

&AOBA NU NOISE crew

(第二部)23:00~ DOOR.¥2000(本編第一部参加の方は無料)

Live:食品まつり aka FOODMAN、海風土(テンテンコ+Manabu Murata aka J<KURUUCREW、AKBK>)、Se9ence×Casin 、!?どっちがDOCCHI!?、King Rambo Sound

 よろしくお願いいたします!貴兄貴女にお会いしたいものです。

 

昨日はちょっと時間あったからたくさんレコード聴いたりして

Crack 'n' Drag

Crack 'n' Drag

 
Lonely & Blue [12 inch Analog]

Lonely & Blue [12 inch Analog]

 

 

元気よかったはずなのに、今日は眠かったり身体が重かったり頭が痛かったり、不調のどん底だな・・・。

 

これは急な気圧の変化のせいだ、と思っていたのだけれどもこの心の晴れなさ具合、これは昨日車の点検が終わるのを待ちながら、ディーラーにまるで町中華のように置いてあった『人間交差点』と『黄昏流星群』とかを暇に任せて(自前の本を持って行くのを忘れてしまったから)沢山読んでしまったからか・・・。そうだ、そうに違いない。「ありえないだろ・・・」というシチュエーションをものともせずに、闇雲に無駄に濃厚な人間ドラマの坩堝に読み手を突き落とす漫画群の毒気にやられてしまったに違いない。

 

まあ要は今日は休業したいな、ということだ。いや、ダメだ喝だ喝。

サイコ・キャンディ

サイコ・キャンディ

 

 猛烈にThe Jesus and Mary Chainを体が欲していたのでファーストから聴くのだ。1985年リリースの衝撃のデビュー作である。まあびっくり、である。とにかくやかましいチェーンソーのようなフィードバックギターが四方八方から襲い掛かる中、甘いメロディとモノトナスなドラムとベースとヴォーカルが踏ん張って超ポップな音楽を作り上げている。時折そのギターの攻撃が緩やかになるとめちゃくちゃ甘い曲の骨組みが露わになって、それはもうJust Like Honey、なわけであるまさに。多分何千回と聴いているから今更どうこう、というのはないのだけれども結構似たような曲があったりして、ちょっと切羽詰まって作り上げられた作品なのかな、とも思ったりするけれども、それでもそれが良い方向に作用して、世界に二つとない、そしてこの後の彼らも作りえなかった奇跡的な1枚が出来上がっているのだった。でも、本当にどの作品にも(再結成後にまで!)それぞれ何だか魅力があるから、こう、厄介なんだよな・・・(好きすぎて)。

 

 

Cry For Another

来週土曜日!

PATR!OT @bar fam 22:00~ ¥1500(1D)

Guest DJ: tdsgk ( AOBA NU NOISE, csgb ), qumico ( La feat, freewill ), OKI ( NIGHT VACATION ), o-ba ( loaded)

and PATR!OT DJs

 

楽しいイヴェントにお誘いいただきました!アイディア出過ぎてまとまりつきませんがよろしくお願いいたします。

 

で13周年!更なる追加出演者も!

AOBA NU NOISE 13th Anniversary Party @Hi-hat Sendai 2019年7月6日(土)

(第一部)19:00~23:00 ADV.¥2500(+1D)DOOR.¥3500(+1D)

Live: 空間現代、ZVIZMO(伊東篤宏+テンテンコ)、Contraire、Waikiki Champions、Masaki Saito

&AOBA NU NOISE crew

(第二部)23:00~ DOOR.¥2000(本編第一部参加の方は無料)

Live:食品まつり aka FOODMAN、海風土(テンテンコ+Manabu Murata aka J<KURUUCREW、AKBK>)、Se9ence×Casin 、!?どっちがDOCCHI!?、King Rambo Sound

 もちろん東京やら京都やら凄いところの方々にお越しいただきますが、在仙組も結構とんでもない組み合わせになってきましたので、皆さまよろしくお願いいたします!

 

しかし音楽の聴き方、というか聴かれ方も大分変って来ていたのだなあ、と最近のiTunes終了、ということでザワつく世の中を眺めながら思ったのであった。

 

昔は私も全然ダウンロード、などということとは無縁の素朴な生活を送っていたもののインターネットを手にして(?)、レコード盤を買えば無料でダウンロードできるクーポンが付いてくる、と言う世の中になってからは何だかレコードを買って聴いてダウンロードしてそれをCDに焼いて車で聴いて、と言う生活になってきたもので思えば大分昔とは変化したものよのう・・・、とかいっちょ前に感慨深くなってみたものの、ん、結局「音楽ソフト」というものありきの音楽生活には何ら変わりなく、寧ろめんどくさい手順を踏んでいるだけ、という面もあったりして、あれ、結局何も変わってないのか・・・、と気づいてしまったのでこの話題はここで終わりにしたい・・・。

 

おかしいな・・・、ちゃんとiTunes活用しているから何等かの影響は受けるはずなのでそれについて語ろうと思ったら、結局iTunesはPCでダウンロードしたものを保管してCDに焼くいわば「倉庫&工場」の働きでしか使っていないので、iTunesそのものが更新されなくなっても結局「倉庫」としての機能のものがあれば何ら影響がない、ということに気づいてしまったのだ。自分、意外にちゃんとPCで音楽を聴くことはしていないけれども、今の時流に合った感じだよな、とかぼんやり思っていたのだが、そうか肝心の「音楽ソフトありき」という点で何ら革命が起きていなかったのだな・・・。確かに今も目の前のターンテーブルでは佐藤允彦高橋悠治のレコードが回っておるし、先週末はハードスケジュールの横浜出張でレコード増えたし、結局私の場合30年以上前と何も変わっていない、と言うことを今再確認したので今日の拙ブログは、ちょっと失敗、ということで、はい、何も変わってませんでした、そして多分変わりません、という宣言になってしまったのであった・・・。

 

なんかさあ、音楽って形のないものだからこそ、せめて形にしておいてもらいたい、と思うのだな、古い人間としては。だからClaude Fontaineのファーストを聴いているのだった。 

Claude Fontaine [Analog]

Claude Fontaine [Analog]

 

 アメリカ人女性シンガーのファーストなのだけれども、これがいつの時代のどこのレコードなのか、ということが全く分からないくらいの音楽になっていて何だか物凄く惹かれる。何でもロンドンのHonest Jon'sを訪れて初めて聴いたレゲエにノックアウトされて、という経緯を持っているらしくSteel PulseやKing Tubbyやらと一緒に仕事をしてきたミュージシャンを従えてレコーディングされたA面は、もう音質からしてStudio Oneで70年代に録られたんですか、という完璧な音質によるレゲーで、まず慄く。慄きながらB面に針を落とすと今度はボッサ~MPBのりの(Airto Moreiraが参加してるんだよな・・・)曲だらけ、になっていてもう何が何やらわからない。わからないのだけれども、彼女のビギナーズラック的な出会いによって生まれた、出来上がってみたらレゲー、出来上がってみたらMPB、という音楽はとんでもなく新鮮に響く。何よりも彼女の甘く、囁き感のあるヴォーカルが心地よく、ビターなメロディだらけの曲(Michael Franksの「Antonio's Song」が連続しているようだ)にぴったりマッチして、何だか中毒性の高い官能的な仕上がりなのである。まあ、でも日本にはKahimi Karieがいたじゃないか、と思い出す向きもあるかも知れない。いずれにしてもそれは最高、ということである、よね。でも、色々あってもまずは絶対皆聴いたら一度はびびる、そういう衝撃のデビュー作。

Velocity Girl

今月最終日は私はおりませんが

5月31日(金)csgbがGinさん、Muronさん、Maiさんを御迎えして賑々しくありますのでよろしくです。 

 

そして本日解禁情報!

PATR!OT @bar fam 22:00~ ¥1500(1D)

Guest DJ: tdsgk ( AOBA NU NOISE, csgb ), qumico ( La feat, freewill ), OKI ( NIGHT VACATION ), o-ba ( loaded)

and PATR!OT DJs

楽しいイヴェントにお誘いいただきました!なんかこのゲスト陣見てると、アウェイ感なさ過ぎて大丈夫かな、と逆に思ったりするのですが楽しく頑張ります。いつもとは全然違う感じでやりたいなー。 

 

で13周年!追加出演者も!

AOBA NU NOISE 13th Anniversary Party @Hi-hat Sendai 2019年7月6日(土)

(第一部)19:00~23:00 ADV.¥2500(+1D)DOOR.¥3500(+1D)

Live: 空間現代、ZVIZMO(伊東篤宏+テンテンコ)、Waikiki Champions、Masaki Saito

&AOBA NU NOISE crew

(第二部)23:00~ DOOR.¥2000(本編第一部参加の方は無料)

Live: King Rambo Sound、食品まつり、Se9ence×Casin

 大変なことになってきましたね・・・。いや、何が大変、ってもう宮城県に住んでなくても、何歳でも、性別が何でも、もうあなたは来なければいけないではないですか、このメンツだったら・・・。

 

さて、先週金曜日のI Want You、ご来場の皆様、そして何気に私の名を冠したレアなイヴェントの第1回目に出演してくださった、サッコちゃん、ユッチちゃん、ホナミちゃん、マサユキさん、シンシンさん、本当にありがとうございました。あんなに楽しい色んな音楽に塗れた一夜になるとは思いもせず、でしたがなんかあっという間の5時間でした。皆好きに自分の好きな曲をかけまくる、というのが高次元で昇華するとマキシマムなジョイを生み出すのだなあ、としみじみしました。また機会があればVo.l.2もやりますので、この間は一十三十一さんを観に行っていた皆さん(動画可愛かった・・・。いや俺も観たかった)、パンク~パワーポップのDJイヴェントだった皆さん(いや俺も行きたかった・・・。)、お待ちしております。

 

さてなぜI Want You、なんてイヴェント名にしたか、と言うと、って別に今さらですかね・・・?まあ良いや。と言うか皆さん、I want you、という言葉を聞いて思い出すことは、ものは、曲はなんですか?

 

多分、人それぞれめっちゃくちゃ異なると思う。私がこのイヴェント名閃いたのは何故かブックオフにいる時だったのだが、まー古今東西世の中"I want you"に溢れているのう、と気づいたのである。

 

曲名で言えば人によってはCCBかも知れない。吉井和哉かも知れない。Elvis Presleyかも知れないし、Elvis Costelloかも知れない。Feauturing Mark E. SmithでInspiral Carpetsかも知れないし、Bob Dylanかも知れない。色々付け加えたらCheap Trickかも知れないし、U2かも知れないし、と言うことでロックンロールの曲名だけでも色々な想像がわくし、その他勿論その言葉の持つ何となく性的な焦燥感も凄くロックンロールとかパーティとかには相応しくて面白いなあ、と思ったのである。

 

まあ切実な具合としては"I need you"には負けるかも知れない。しかし、結局ここでの"I"は"you"を求めているわけである。しかも"need"に比して何らかの欲望の度合いが増している感じで。ということは、なんとなく40代半ばのレコード大好きー、とか言ってたら35年くらい経っていた人間が自身の名を冠して世に問うパーティとして、これくらい色々皆の心を掻き立てる名前って良いなあ、とぼんやり思ったのであった。だって結局、古今東西、老若男女、何等かの"want"が世の中回しているわけで、とかそういうことを考えだしたら楽しくなってきて「I Want You」、で行くことにした。言葉の響きもポップだし、誰でも口に出したくなるくらい違和感ないし。

 

この場合の"you"が誰なのか、何なのか、は皆さんそれぞれだと思うのだけれども、とにかく何等かの形での"you"、それはイヴェントで一緒に楽しくお喋りしたりお酒を飲んだりしてくれるお客さんだったり、楽しい音楽をかけてくれるDJの方だったり、という"you"を第1回目は想定していて、そしてそれはかなり正解で、凄く楽しかった。またやるときには、また新しい"you"を求めていきたいなあ、と思うのでよろしくお願いいたします。

 

・・・ちなみに「アイウォンチュー」よりは「アイウォントュー」って感じの発音なんだな、とインスパとかボブとか聞いて思ったので、そういう発音でこのイヴェントのことは呼んでください。

 

で、Primal Screamの「Maximum Rock 'n' Roll」

Maximum Rock 'n' Roll-Hq- [12 inch Analog]

Maximum Rock 'n' Roll-Hq- [12 inch Analog]

 
Maximum Rock 'n' Roll-Hq- [12 inch Analog]

Maximum Rock 'n' Roll-Hq- [12 inch Analog]

 

 を聴いている・・・、って別に今さらこれを出す必要があるのか!?「Dirty Hits」

 もあったし、なんならひっでえジャケの「Shoot Speed」 

 だってあるわけで、今さらPrimal Screamのシングルコンピだなんて、ねえ!と思っていた私もいるわけであるが、いざこうして店頭で発見してしまうと(私はCD2枚組で買いました)、なんとなく、ねえ。とは言え今までほぼほぼ本人たちには黙殺されていたに等しいCreationデビュー期、ファーストアルバム、セカンドアルバム、のシングルが入っているのが何と言うか感動に震える、という感じではあるがそれでもデビューシングル入ってないじゃん、とかセカンドシングルはB面の曲じゃん、とかつっこみどころはあるし、アルバム「More Light」の頃になるとこれシングルだったの・・・?とか謎があったりもするわけでなんとなーくもやもやとはする。しかし、シングルエディットになっているヴァージョンがまとまって聴ける(ほら、やっと「Come Together」がTerry Farleyのヴァージョンで!)という側面、とかそういう悦びはあるわけで、めっちゃ聴きやすいという側面も含めて良くまとまったコンピではある。今さらではあるがPrimal Screamって好きなことを好きな時に好きなように、しかも高次元でポップにやっつけてきたバンドなので、それを嫌と言うくらいに痛感させられる強烈な作品、でもある。ということでインディサイケギターポップからハードロックから謎レイヴからロックンロールからデジ(のり)ロックからレゲーから何から何までごっちゃごちゃに楽しく聴けるコンピ。今さらながら本当に変なバンドの変な軌跡を素直にある程度客観的にまとめ切った、ということだけでも評価されるべき涙の作品でもある。

 

しかし89年の「Ivy, Ivy, Ivy」から90年の「Loaded」につながって聴けるのが実はこの作品の個人的なハイライトで、それは何故かというとリアルタイムで受けた物凄い衝撃をこの2曲の流れで追体験できる、というごくごく個人的な観点からなのだけれども、90年2月に中3だった私がレコ屋でシングル買って家に帰って聴いた時の、本当に口をあんぐりと開けて動揺せざるを得なかった「Loaded」への流れ、というのを30年経って思い出すとは思いもしなかったものである。ま、長いことロックンロールと戯れてレコード聴いてると面白いこともある、ということですな。

You Had Your Soul With You

明日です!

I Want You @bar fam 2019年5月24日(金)21:00~ ¥1500(1D)

Resident DJ: tdsgk

DJ: I am Honami, Yuuchi, Saccosimpson, Masayuk, Shinshin

 偉そうな感じで私メインのイヴェントになってしまいました・・・。明日仙台各地では楽しそうなイヴェントありますが、もしよろしかったらこちらにもどうぞ!私も面白いことやりたいです!

 

そして5月31日(金)には私はおりませんがcsgbがGinさん、Muronさん、Maiさんを御迎えして賑々しくありますのでよろしくです。

 

で13周年!

AOBA NU NOISE 13th Anniversary Party @Hi-hat Sendai 2019年7月6日(土)

(第一部)19:00~23:00

Live: 空間現代、ZVIZMO(伊東篤宏+テンテンコ)

&AOBA NU NOISE crew

(第二部)23:00~

 

  更にヤバいゲストも決定!詳細後日!

 

で、多分6月は私2回くらいDJしますのでどこかの夜でお会いしましょう!

 

最近足の浮腫みがなかなかにごっつくて、それはもしかしたらデスクワークの時間が圧倒的に増えたからかな、とか呑気に思ってたものだが、もしかしたら薬の副作用?とか思い始めるとなかなかに嫌な気持ちで、いやいやこんな話題とか30代、とか40代なりたての頃には全く無縁だったのに、こうして高血圧の薬を常用する40代半ばになってくると非常にリアルな問題なのだなあ、としみじみしてしまって、ちょっと嫌だね・・・。

 

とは言え皆歳を取るわけである。どのように歳を取るかは非常に個人差があるわけで、もしかしたらこんな風に足が浮腫んで・・・、とかと無縁なまま年齢を重ねる人もいるかも知れないのだが、何等かの形で身体の不調はついてまわるものであろう。調子よく年齢を重ねられるなら長生きも良いものだ、とか思うものだけれどもちょっと先が思いやられるなあ、と思い始めたら最後、新聞の見出しや記事の高齢者の話題や年金の話題、更には調子に乗りやがっている「生涯100年」とかの記事が全部鋭利な刃物のように突き刺さって来て、もうやってられんわ!とかいう気持ちの萌芽を感じる昨今である。

 

と言う中で仕事は激務も激務、毎日激昂、とかいう感じだと本当にやってられんわ、でもロックンロールとか素敵な友達とのパーティ、というのはそこら辺を全部チャラにするくらいのパワーがあるものだ、と強く信じる。信じるしかない。あなたもそうでしょう?というわけで5月24日(金)はイカした名前のイカしたパーティ、「I Want You」お待ちしております。

 

だって、あなたの性別が何であっても、何歳であっても、何をしてても、何等かの形で人それぞれの「I Want You」はあるわけだから。その"You"が誰なのか、何なのかはさておき。

 

というわけでThe Nationalの「I Am Easy To Find」

I Am Easy To Find [限定輸入アナログ盤・3LP / 3色(レッド/イエロー/グレー)カラー・ヴァイナル)] (4AD0154LPX) [Analog]

I Am Easy To Find [限定輸入アナログ盤・3LP / 3色(レッド/イエロー/グレー)カラー・ヴァイナル)] (4AD0154LPX) [Analog]

 

を聴く。Mike Millsの手によるショートフィルムもあるらしく、何だかThe National盛り上がってるなあ、と実感する8枚目のアルバムである。ということで私はそのショートフィルム用の音源も入ってる(なんか良い感じのメガミックス的な感じだったな)3枚組アナログをえいやっと買って聴いているのだが、なんかそれぞれ色の違うカラーレコード3枚、というこれまた大変盛り上がっているなあ、というフォーマットである。今作は勿論今までのThe Nationalの音と言えばThe Nationalの音なのだがSharon Van EttenやGail Ann Dorsey(そういやGang Of FourでもThe Theでもベース弾いてましたよね)と言った素晴らしい女性ヴォーカリストが華を添えていて(いや、何だか引っ張っていくようなくらいの大フィーチャー具合だ)、とても楽しい。楽しいけど何だか不安が残るような感じは、やはり相変わらず、そして何となくこれ以前のアルバムも聴いたことあるような・・・、という曲も入っているけどもそれは多分もう物凄い高いレヴェルで自分らの音楽を確立しているからなんだよな、と気づかされるスケールのデカいメロディアスなナンバー連発でとても聴きごたえがある。アルバムが今までで最長の1時間超えなのだけれども飽きさせないのは不安含みの歌詞も含めて、まだまだ安定しないぜ、的な攻めの姿勢が感じられるからであろう。さすがにヒリヒリした感じはちょっと薄れたかも知れないけれども謎のビート感からの怒涛の展開、などロックンロールのカタルシスは全力投球。こういうバンド、いないと困るんです。

 

 

 

 

Mogadiscio 1985

5月24日(金)にはfamで「I Want You」というイヴェントをやることになるかと思います。詳細はまた!意外な組み合わせになるかも・・・。

 なんで「I Want You」というタイトルにしたかは・・・、後日お楽しみに!

 5月31日(金)は私は出張でおりませんが、csgbよろしくお願いいたします!

 

そしてまだ詳細未定ですが、こんな感じです!

AOBA NU NOISE 13th Anniversary Party @Hi-hat Sendai 2019年7月6日(土)

(第一部)19:00~23:00

Live: 空間現代、ZVIZMO(伊東篤宏+テンテンコ)

&AOBA NU NOISE crew

(第二部)23:00~

 いつものSHAFTではなく今回はHi-hatにお邪魔して、13周年をお祝いしたいと思います!少なくとも1名ほど、大変な方の追加もありますので、今年2回目のアオバよろしくお願いいたします!

 

しかし今日仕事で書類の形で、メールの形で、そして電話の形で私にコンタクトを取った人間が、全員揃いも揃って私を苛立たせたり、ムカつかせたりするスキルに長けていて、本当に感心した、というかこんな風に書いているがまだ怒っている。

 

だから帰宅して爆音でIncapacitantsの「Extreme Gospel Nights」を聴いたりしているが、日中頭に来すぎたせいで頭が痛くなってきたので今日は穏やかにMagazzini Criminali「Crollo Nervoso」を聴くことにする。

Crollo Nervoso [Analog]

Crollo Nervoso [Analog]

 

 1980年に出たファーストアルバムがこの度めでたく再発されたので喜んで聴いている。この間東京で危うく1万近く出して買うかどうか、の瀬戸際まで行っていたので喜びもひとしお、である。イタリアはフィレンツェの前衛演劇集団の出したレコードで、Crepsculeのクリスマスアルバム

Honolulu 25 Dicembre 1990

Honolulu 25 Dicembre 1990

 

 にも入っていてお名前はかねがね・・・、という感じだったのだがこれが物凄い破天荒なアルバムなので楽しい。EnoやRobert Fripp、Jon Hassell、Billie HolidayにBrion Gysinやら何やらがずたずたに無断でカットアップでコラージュされた上で 異常にハイテンションな女性のやり取りや、また違うレヴェルでの男性モノローグやら何やらが無秩序に飛び交う、何と言うか、私の好きな「何をどうしたいのかよくわからない」音楽になっていて無条件で口を開けて聴き入ってしまうのであった。こういう「できちゃった」音楽というのは何よりも無上の喜びを完成された音楽とはまた別の完成形で私に与えてくれるわけで、今日もレコードに救われて1日を終えるのであった、っていう流れには全くそぐわないむっちゃくちゃな音楽で痛快すぎる。

 

 

Canto Del Pilon

今月のcsgbは5月31日金曜日、です。皆様よろしくお願いいたします、ってことは私は出張なので参加できず・・・。

何だかその前の週5月24日(金)に恐ろしい企画が進行中みたいで・・・。もし決まりましたらお知らせいたします。

 もしかしたら5月24日の金曜日にはDJすることになるかも、の線が濃厚なので皆様よろしくお願いいたします!

 

そしてまだ詳細未定ですが、こんな感じです!

AOBA NU NOISE 13th Anniversary Party @Hi-hat Sendai 2019年7月6日(土)

(第一部)19:00~23:00

Live: 空間現代、ZVIZMO(伊東篤宏+テンテンコ)

&AOBA NU NOISE crew

(第二部)23:00~

 もうこのゲストライヴの時点でアオバっぽいというかなんというか。いつものSHAFTではなく今回はHi-hatにお邪魔して、13周年をお祝いしたいと思います!まだ追加もありますので、今年2回目のアオバよろしくお願いいたします!というか皆さん、13年間ひいひい言いながらやってきたのでせめて乾杯しましょう!

 

なんか最近よく夢を見る。しかもこれがなんか全然楽しくない、寧ろ悪夢と言っても過言ではないものばっかりなので、なんだかイヤーな気分になる。

 

なんか職場で竜巻に巻き込まれたり(しかも全裸)、というのが今んとこ鮮明に覚えている奴なのだが、じわじわと財布にお金がなくてどこかから帰れなくて困ったり、なんかいやーな奴と2人っきりで何をすればよいのか、と悩んだり、とかそういう夢を連休が終わってから立て続けに見ているので非常に不愉快である。何よりもただでさえ平日の朝など最悪の気分なのに、より一層うっわー、みたいな感じで目覚めるわけでもう連休終わりから最悪な1週間であった。

 

しかも何故か微妙に性的な感じの夢が多くて、それでいて全然楽しくない、という困った状態の夢なのはなぜなのだろうか。なんかどうしようもない不安とどうしようもない性の何かを私は密かに抱えているのだろうか・・・。はっ、もしや自分、思春期・・・?40代半ばであるが、まあそうか、万年思春期みたいなもんだからな、私の場合・・・。

 

でも本当に何とかこんな現実での生活送っているわけだからせめて夢くらいは楽しくて穏やかなものをリクエストできるならリクエストしたいものだ。宛先は・・・、とか思ったが今では番組HPのメールフォームから送信、なのかな・・・。さてどこに書けば良いのか・・・。

 

とりあえず今日の夢見が良いことを願ってFrank Harris & Maria Marquezの「Echoes」を聴く。

Echoes [Analog]

Echoes [Analog]

 

 アメリカ出身のシンセサイザー含むマルチインストゥルメンタリストのFrankさんのベネズエラ出身の女性シンガーMariaさんのコラボによる80年代半ばの音源のコンピレーションである。とは言え当然このレコードを手に入れるまで知らなかったわ・・・。音の感触が80年代半ばのシンセメイン(シンクラヴィアまで!)なので近年人気のキレイなDX音源のポップス集、と言えなくもないのだけれどもあまりにも南米感、洗練からは離れた土着感が強く出る瞬間が多々あって、つまりどういうことかと言うとまるでSade?とかAntena?みたいな曲とガチンコで拮抗する感じでEnoとかJon Hassellとかを想起させられる(言ってみれば疑似的な)民族音楽感がばきばきの曲が並んでいて、このバランスの悪いようで取れている感じが、どことなくどこにもない場所を現前させ、このアルバムに、どこの場所のものでもないエレクトロニックなフォーク音楽集、という不思議な香りを振りかけているのであった。しかしこういう音源、底なし過ぎるからヤバいな・・・。