ルックアウト

AOBA NU NOISE〜BAND、ROCK、HOUSE、TECHNO、MINIMAL〜 8/29(SUN)OPEN 22:00~ @ CLUB SHAFT ADV \1500(1D) DOOR \2000(1D)

Live Act/ -W-(Waikiki Champions), runny stools, M-KODA

DJs/ SISINOBU, EVOL(Love records), RAMBO, Miya

今回、ワイキキさんもラニーさんもメンバー欠けている状態なんですが、それでもそれを逆手にとって面白いことやるみたいです。逆境で燃える、ってのは正しい姿勢だなあ、と感動します。で、EVOLはtdsgk&ecruoriole氏、という久々の2人体制で22時40分からどわーっとやります。今回は、そうですねえ、多分ポップです!Dolly Mixture箱、俺も買わなきゃなあ・・・。ということで是非是非!アナログだけでやろうかとか思ってました私。

しかし最近、なんだか胃の調子が悪かったり、忘れ物が多かったり、挙句の果てには車で前の車かすったり、とかなんだか冴えない私である。同居人が大阪で夏のハイライトを作るべくカジヒデキのライヴとか見て盛り上がっている一方で、何だか痛む胃を抱えて、かすっちゃった車のフロントバンパーを嵌め直したり(それで直って一安心、とか思ってたらライトの点き方がおかしいからやっぱ保険で修理かよ、と凹む)しているのであった。

人生に男時女時があると言ったのは誰だ、観阿弥だか世阿弥だったか、と記憶しているのだが、要は調子が良い時も悪い時もある。で、多分人間悪いことの方ばっかり覚えている生き物だから(と大雑把に無理やり一般化)、人生ロクなことがねえ、となるだけなのだ。実は女時と同じくらい男時(しっかしこの呼び名って、この世の中に於いては物凄く性差別的なもんだな)はあるのだ。その男時に気づくか気づかないか、で人生の捉え方って大きく異なると思うのだった。だからそんなに悪いことばっかりでもないんだよ、とでも思わないとやってられないここ最近の低調ぶりなので、明日のANNは控えめに行くか、どかーっと行くかと言ったら・・・。まあ、大人なんで控えめに、ね。

No!多分どかー、だ。結構真面目に生きてきて、尚且つ結構謙虚に控えめに生きてきたんじゃないかなあ、とか自分で自分のことは思ったりしていて、意外に大人じゃん、とか思うんだが、どうもこういうロックンロール方面だけはどうしても大人になり切れないのだなあ。しかしなり切れる時は来るのだろうか。それは多分死ぬ時なんだろうか。一生こっち方面は大人げなく行くんだろうなあ・・・。

と鳥井○句一歩手前になってきたところで、The Biteの「ポケットにブルース」を聴く。元BREAKfASTやら元Exclaimやら、というなかなか手ごわいハードコア上がりの面々によるバンドのファーストアルバムである。とは言え、音はかなりアーシー、且つブルージーなロックンロールである。どこかで聴いたことがあるかもなあ、という音なのだけれどもしっかりと今鳴っている音になっている、と思うのだった。どの曲も、さすがのメンバー故か、たとえレイドバックしたようなルーズな雰囲気の曲でもしっかりとエッジが立っていて、それが実に刺激的である。歌詞もやるせない感情を歌うものが多いが、不器用ながらもあっついヴォーカルのお陰で不思議と後ろ向きな感じにはなっていないので、何だか上記のようなシケた日々でもやっていけそうな感じがして、凄く励まされる感じなのだ、勝手な思い込みだけれども。花田裕之の「Rockn' Roll Gypsies」ってアルバムROCK 'N' ROLL GYPSIESを思い出したりする、そういう古く見えるけど、凄く瑞々しいロックンロールアルバム。ちなみに音が良い感じだよなあ、としみじみしていたら吉田仁ワークスなのだった。さすがだ・・・。ついでにこのジャケのフォントはJohnny CashみたいだしMan Comes Around・・・。と隅々まで好印象。