Gee

なんか今更ながらあけましておめでとうございます。本当は喪中なんでこの言葉を発してはいけないと思っていたのだが、元旦に実家に行ったら私の両親ともガンガンに言ってきたのでのけぞったものだ。まあ、ひっそりと、ね。本年もよろしくお願いいたします。

しかし昨年末がああいう体たらくだったから年末年始感の希薄なことこの上ない。それは忘年会の3分の2をキャンセルせざるを得なかった年末のせいなのか。しかし昨日の新年会が脳みそ捩れるぐらい楽しかったので、今年は良い年だ。間違いない。

で、昨年のベストとかやろうかと思ったのだがもう少々お待ちを。そもそもあまりこんな市井の民が振り返ったところで大勢に影響ないと思うので、まあのんびりと行こうではないか、と。というかじゃあもったいぶらずにさくっとやれよ、という話なのだが今、少女時代の「Gee」に今更マジずっぱまり中なのであんまり考えられないのだ。この曲をスルーしてしまっていたのが、昨年最大のミステイク、か。しかしその曲を500円CD半額セール中の正月のブク○フで聴いてiPhoneのShazamを使って曲を特定する、だなんてことが起きるとは昨年の今頃には想像もつかなかった次第である。時代も進むし、文明も進む。変わらないのは私の音楽に対するある意味異常なまでのリアクション、か。この曲は何が良いかって、そのスピーディなビート感とぞくぞくするようなAメロとそこでのかけ声、というか合いの手、である。でその合いの手の後ろで蠢くシーケンサーが物凄くビンビンに来る。まあ、歌詞は「タイムライン」だの「ゆるふわ」だのこんなアラフォーのおっちゃんでもわかるくらいに頑張って「現在」(と書いて「いま」と読む、よくあるアレ)を切り取っている感じで、なんかこれ聴いて、嗚呼当世の若い娘さんたちは、とか思いを馳せるような日が来るとは思いもしなかった私なのであるが・・・。まあ良いのである。ちなみに原詞ヴァージョンはハングルの響きが凄く絶妙に絡んでてそれはそれで面白い。でも今日鬼リピートして聴いてなんとなくわかったことは、何に一番私が興奮してるか、って上記のシーケンサーDAFを感じているんじゃないか、ってことだったりして結局2011年もこんな感じで変わらない私であるけれども、なにとぞよろしくお願いいたします。