Bo Diddley

今度の日曜日です!エイプリルフールの日か・・・。

waikiki champions & CONTRAIRE presents @Pangaea 2012年4月1日(日)20:00〜 DOOR/2000yen*40人限定/ドリンク代別
Live:Sad Horse、2UP、CONTRAIRE、masumi horiya、-W-(waikiki champions)
DJ:SASADA(FESTIVALbayarutai)、IPPEI(REAL MONKEY)、tdsgk(AOBA NU NOISE)、砂

ライヴメインですけれども、しっかりとムード盛り上げ楽団(ドラえもんの道具の中でかなり好きな部類)としてDJイングいたしますんでよろしくお願いいたします。多分素面なんですけれどもがんばります!

遅れましたが、この前の日曜日のAOBA NU NOISEにお越しの皆さま、まことにありがとうございました!!mojaはいつの間にあんなにフロアライヴ映えするバンドになっていたのだろう、とか-W-はいつの間に恐ろしいファンクバンドみたいなグルーヴを持ってしかもいつの間にあんなに開放感溢れるバンドになっていたのだろう、とかCellgameは今観ないとまずい旬の輝きがあるぞ、とか色々感想はあるのだが、EVOLは2時間もやったのにまだまだ足りない悪ノリグルーヴが半端なく炸裂してしまって、間違いなく近年最高のキレキレ具合でした。なんか、最近バックトゥバックなのに不気味に繋ぎが決まるのは何故なのか・・・。今後とも是非よろしくお願いいたします。

激昂したり呪ったりしながらも年度末を乗り越え微妙に今フリーな時間を持てている。ということでなんかショッピングモールまで車でぶらりと出かけて、色々なお店を無目的に覗いたりしてみた。そしてふと気付いた。自分はこういう風にとくに何の目的もなくぶらりとするなんてこと久々なのではないか、ということに気付いたのだ。あんなに「ぶらり途中下車の旅」が好きなのに自分でぶらり、というのは久しくなかったな。

なんか出かけることは多々あれど大体目的が決まっていて、それ以外に色々ぶらぶら、ということが最近はなかった。震災後は自転車で出かけて色々見て回ったり必要なものを買ったりしていたけど、それはなんというかサヴァイヴァルの一環みたいなものであるから、そう考えると随分ご無沙汰なことである。時間がないから、と言えばそれはそうなのだけれどももっと心の面で何かを失いかけているのかも知れない。確かに気付くと目の周りにギンギンに力入っていることが最近多々あったしな。まずいな、ということでこれからは積極的にぶらぶらとすることをしていこう。通報されるくらいぶらぶらしているとまずいけれども、ちょっとタイトなスケジュールは見直していこう。最近は休みの日もめちゃくちゃにタイトなスケジュールだったし、ちょっとこれでは何かがぷつっと切れてしまう。そしてぶらぶらしてお茶でも飲むのだ。そうだそうだ。

いやいや、自分で何が悲しくてこんなことここに書かなきゃいけないんだ、とも思うのだけれども、私の場合ほっておくとすぐにまたタイトなスケジュールを自分で組んでしまうだろうから、そうなりかけた時にこれを読んで思い直せるようにここに書かなければならないのである。ということで備忘録みたいな内容で申し訳ないですが、皆さまもどうぞタイトすぎるスケジュールにはお気をつけてお過ごしください。

だからMoe Tuckerの「I Feel So Far Away Anthology 1974-1998」を聴く。いやーSundazed、激快挙!最後までバンドに残ったThe Velvet Undergroundのオリジナルメンバー、Moe TuckerのソロワークのCD2枚組アンソロジー盤である。初期のシングルとかなかなか見つけられないし、聴きたいカヴァー一杯あるのにな、とか思ってたらこうやってまとまって聴けるので凄く嬉しい。Jonathan RichmanとかJad FairとかVUの他のメンバーとかSonic Youthの面々とかThe Violent Femmesの面々とか豪華なメンバーが参加していて、なかなかテンション高い瞬間もあるのだけれども、基本的にはユルい。しかし、そこが良いのである。VUのナンバーもたくさんやっているのだけれどもVUヴァージョンとは違う面から曲の魅力を浮き彫りにしている感じがあり、ハッとさせられる。それは彼女が歌ってようがギターを弾いてようがドラムを叩いてようが、なのであるからこれはマジックみたいなものなのかも知れない。子供を抱えて離婚してウォルマートでレジ打ちして、とかいうことがライナーには書いてあったけれども、このアンソロジーから見えてくるのは楽しそうに音楽をやっている彼女の姿である。勿論一番メンバーの中で仲の良かったSterling Morrisonの死とか色々この期間にはあったわけではあるが、それでも楽しそうな姿が見える。それもやはりマジック、みたいなものなのかも知れない。なんか上手くまとめられないのだけれども、ロックンロール(広義で)の面白さ、楽しさというのはこれだ、というのがギュッと詰まった2枚組なのである。これから多分毎日聴きます。