Justice

まずは今度の日曜日!

Nag Nag Nag Vol.2@ diningbase fam 2014年2月16日(日)18:00〜20:00 \1500 (1D+1Pad+1Pen)
Lecturer: tdsgk

ニューウェーヴ講習会第二弾です!メモとペンはどうなるのか、そして価格はどうなるのか、ちょっとまだ詰めてない部分がありますが、楽しい2時間をお送りすることは確定しておりますのでよろしくお願いいたします!終わってから場所を変えて飲みたいなあ・・・。

そして次の週

『しじままつり』 @Neo Brotherz 2014年2月22日(土)開場 16:30 開演 17:00 料金 \2500 (+1ドリンク\500)
柴田聡子 、碧衣スイミング、セブンス・コンチネント、ヨーグルトきの子、Katsuhiro Ito Group 、umiuma
DJ: tdsgk
出店: 駄菓子屋よしぎの、小笠原農場のスープカレー、三浦漬物店、花子のアクセサリー、古本S

残念なことにkokyuの参加がキャンセルになってしまったので寂しいですが、それを補って余りあるライヴアクトとお店ですのでお楽しみに!DJはまあ、ムード盛り上げ楽団、という感じで・・・。

しかし大雪だった。土曜日から結構車を運転する用事が多くあったのだが、最早モンテカルロラリーみたいな、そういう勢いで走らざるを得なくて大層疲弊した。一番強烈だったのは雪がガンガンに降り積もる土曜日の夜に車を運転していたら、歩道と車道の区別がつかないほど積雪していて、気付くとほぼ歩道を走っていた、ということだろうか・・・。いや、周りに車がいないと轍もほとんど雪がすぐに積ってわからなくなってしまっていて、どこが車線だかわからなくなるのですよ・・・。

大雪、という経験は今までの記憶で結構あるけどこんなだったかなあ、とか思っていたら仙台では78年ぶりの大雪だった、とかいうことでなるほどそういうことでしたか。30年くらい前には大雪で停電したこともあったけれども、その時よりも多く降って積った、ということなんだな。

でもこういう大雪が東京で降ったりすると大報道になって、東北、というか北国の人の中には大雪慣れキャラに突如なってしまって、都会ではこんな雪で大騒ぎしちゃうんだ、へー、とかバカにする傾向があったりするのが見受けられるけれども、そういう人は今回の78年ぶりの大雪でも驚かなかったりしたのかな、凄いね。こちとら78年ぶりじゃなくても雪がどかーっと降ったりするとかなり毎回かなり緊張しちゃうものだからなあ。まあ、何はともあれ皆無事でこの大雪を文字通り乗り越えて行けてたら良いな、と思うのだった。

しかし今回の雪かきは大変だったなあ、とわなわなとしてイマイチ力の入らない手を労りながら思うのであった。Paul Haigの2枚組コンピ「At Twilight」を聴く。Crepsculeレーベルが復活して過去カタログの再発がのんびりとではあるけれど続いているのは凄く嬉しい。お陰でこの元Josef Kの彼のお蔵入りアルバムを含むコンピが聴けたりするのだから。Josef Kがアルバム1枚(オフィシャルでは)残して解散した後ベルギーに移り住んでから、Crepscule、Island、Virginからリリースした音源で彼の足跡を辿る好企画盤である。とは言えシングルが全部入ってる、というわけでもないし、音源的にはお蔵入りアルバム以外大体聴いたことあるので新鮮味というのは私にはそれほどないのだが、それでもまとめて聴くと彼の、ポップなダンスミュージックを作りたい、という気合いがめちゃ伝わってくるではないか(個人差ありだろうが・・・)!ソロデビューのAntennaをバッキングヴォーカルに迎えた「Running Away」から一貫してエレポップ道を追求した彼のストイックさに感動の涙を禁じえない(個人差ありだろうが・・・)。彼の美声ヴィブラートヴォイスと彼のちょっとひねくれた感じの、でもキャッチーなフレーズを持つポップなメロディ、そして当時最先端だったであろう打ち込みのダンサブルなビートにシンセの華やかなアレンジは、明らかに今の音ではないけれども、かと言ってノスタルジーの一言ですませられる音ではない。そもそもJosef Kでもダンスミュージックをやろうとしていた、という爆弾発言を普通にしてしまう男なので、全く一筋縄ではいかないのである。そこらへんも、こんなにメジャー感溢れる音なのにヒットを飛ばすことが出来なかった要因なのかも知れないけれども、Josef Kだけで済ませてしまうにはあまりにもったいないのである。このコンピでも彼の共同作業者として元The AssociatesのAlan Rankine、New OrderのBernard SumnerにACRのDonald Johnson、Cabaret Voltaire、更にはLil LouisにMantronix、リミックスではMan Parrish、なんていう錚々たる名前が並んでいるのだからそこらへんを入口にしてでも是非彼の音に触れてほしいと切に願うのだった。ちょっと自分でも引くくらいにあっつく語ってしまったが、何せ気付くと彼の12インチほとんど全部家にあったりするくらい好きなものでして・・・。またこれが全部安かったので嬉しいやら切ないやら、なのだけれども・・・。いや、最早単なる電子化したロカビリーかSigue Sigue Sputnikにしか聴こえないようなSuicideの「Ghost Rider」のカヴァーで震えてほしい!