Where Will I Be

仙台の今週土日は羽生結弦パレードだけでも、アラバキ本編だけでも決してないのです!

【United -ULTERIOR AFTER PARTY- 】@DINING BASE fam 2014年4月26日(土)21:00〜 DOOR 1,500yen(1D) アラバキロックフェスのパス提示で1000yen(2D)
Guest DJs/ ULTERIOR(from UK), SHO ASAKAWA (PLASTICZOOMS), Yusuke Kobayashi (THE NOVEMBERS), Kenji Nakamura(Fifty One Records)
DJs/ United DJs

ということで詳細出ました!なんとUlteriorに加え上記豪華DJ陣が参加します!私も混ぜていただくUnited DJ陣はいつも通り、アットホームなキレキレ選曲でやってますのでゲストの方々のプレイは勿論、フツーに是非遊びにいらしてください!

とか言ってると次の日は

AOBA NU NOISE×Crunch Club×LEF!!!CREW!!! "THIS IS HARDCORE" release TOUR 2014@Club SHAFT 2014年4月27日(日)19:00〜ADV/2000yen DAY/2500yen
Guest Act/ LEF!!!CREW!!!(Reclash Entertainment), LUVRAW(PAN PACIFIC PLAYA/MAGNETIC LUV)
Live Act/-W-(Waikiki Champions), masaki saito
呑処 / 神
DJs/AOBA NU NOISE CREW(tdsgk/RAMBO/SISINOBU/EITO/KIYO), CRUNCH CLUB CREW(TAKABUN/GEN/TOMOKI/TEDDY/RIO), K.Y.Y.K
MIC / Onji

これまた嵐の予感しかないLEF!!!CREW!!!のリリースパーティです。私は19時のスタート時からEITOくんとの2人体制でやりますので、是非ですね、スタートから来てくださいよ皆さん!しかし今週末なかなかDJ稼業充実で忙しいな、とかぼんやり思ってたら去年の4月の末もめちゃくちゃスケジュール立て込んでたのを思い出した。そして5月に入っての連休の最初の方でかなり体調崩してたのも思い出した。今年はその二の舞にならないように色々対策を立てて乗り越えたいところだ。なんせこの歳になってくると、本当にそろそろあんまり無茶できないもので・・・。

と言いつつ昨夜のQuat(out)、お疲れ様でした!私は90分なんて持つのだろうか、と心配しておりましたが全然余裕、というかもっと時間を、みたいな勢いでどかどかDJすることができました。終わってから腰痛かったのはちょっとしたご愛嬌、というか・・・。

でも昨日気付いたことがあって、もしDJをすることに何となく文法のようなものがあるとしたらば、おそらく私はそのような文法を身につけることもなくここまで来てしまったのだろうなあ、ということである。最近ではなんとか頑張ればつなげないこともなくなってきて、自分ではなかなかにスムーズな流れでやっとるのう、とか勝手に思っていたのだが、つなぎが荒っぽいのは勿論(これでも最近ではつなげられるようになりつつあるのだ)ながら、なんか同じようなビートが続くとどうしてもそれを断ち切りたくなってどしゃっと全く違う展開にしてしまうのであった。

私の場合おそらく飽きっぽいということもあって、たとえば昨日だったら4つ打ってる曲が延々続くと聴いている分には構わないのだけれどもDJしていると何か悪くないけど飽きるなあ、となってしまってどノイズ大会をかましてそのあと違う感じにしてしまったり、後半はもう勢いでどしゃどしゃとかけたい強烈な曲をかけ倒す、となってしまうので何か品がないな、と思ってしまったりしたのだった。

もっと構成とかじっくり考えた方が良いのだろうか、もっと曲のつなぎポイントとか意識しながら選曲した方が良いのだろうか、とか思いながらいることはいるのである、これでも、でもやっぱりStellar Om SourceからEmptyset、とかいうビート関係ないこととかKleistwahrからKevin DrummからVivenza、という短時間なのに3枚も使用したどノイズ祭りからThis Heat、とかよくわからないことをやってしまうのだった。Nitzer EbbからFront 242からEsplendor Geometrico、とかいう最早情念のみのエレボディインダストリアル祭り、という展開はまあ何となく合点がいくのだが・・・。

しかし、はたと気付いた。我が家にはターンテーブル1個しかないじゃん、と。ということで今更ながらターンテーブルもう1個とミキサー欲しいかも、とか思い始めたりしたのだが数秒後には、スペース的にも予算的にも無理、ということに落ち着いたのだった。これでは冷静につなぎポイントを見極めたり展開を練り上げたり、って相当無理じゃないか、と今更また壁にぶち当たったのだった。ということは結局、そこらへんは人一倍の妄想力で補い、あとは有り余る情念でカヴァー、という方向性で行くのがベストなのか、となってそれって結局今までと何ら変わらないじゃん、という見事な堂々巡りの末の着地をしたのだった。

ということでより一層妄想と情念に拍車をかけてDJ稼業に臨みますので今後とも御贔屓にどうぞ!

嗚呼、結局しょうもない結論、というかむしろ開き直りに達してしまった・・・。なのでEmmylou Harrisの「Wrecking Ball」のデラックスエディションを聴く、って何だかんだ言ってまたもやデラックスエディション、なのである・・・。95年リリースの彼女のアルバムにレアトラック集CDと制作過程のDVDが付いた豪華版である。このアルバム自体Daniel Lanoisがプロデュースを手掛け、カントリー歌手としてのそれまでの彼女の作品とは一線を画す作品で、それ以降の彼女の作品の方向性もある程度決定した重要な名作であって愛聴していたものであるが、それにプラスしていかにも制作途中といった感じのラフながらも、アルバムの成り立ちが見えて面白いデモトラックや、何故アルバムに入れなかったのか!?と思わずにはいられないLeonard Cohenのカヴァー(これのために今回のデラックスエディションのリリースに燃えた、と言っても過言ではない)とかRichard Thompsonのカヴァーとかレアトラック集CDがべらぼうに面白くて興奮する。ドラムが違うだけでこんなに印象が、とかそういう聴き方を本編と比べてできたりもするので、まあ、あまり初めて聴く人にも、すとん、とおすすめ、という感じではないけれどもデラックスエディションかくあるべし、的な仕上がりなので嬉しい。DVDまだ観てないけれどもこれも楽しみである。とは言え、やはりアルバム本編のLanois印とでもいうべきアトモスフェリックな音の重なり具合が、今回リマスターで低音高音がしっかりと出ている故により一層際立っているので、まずは本編をまた久々にしっかりと味わっていきたいところでもある。