Anecdotes

ついこの間やったばかりだと思ったら今度の金曜日には!

AOBA NU NOISE @Shaft Sendai 2015年11月13日(金) Open: 21:00 Adv. 2000yen, Door. 2500yen(共に1D別途)
Guest Act: ギリギリboys
Live Act: Waikiki Champions, Masaki Saito
DJs: EVOL, RAMBO, RYOTA(NATURAL 4/SYNESTHESIA/MY HOUSE+), SISINONBU (ZUNDOKO DISCO), SIF

思えば10年目のAOBA NU NOISE、金曜日に開催、って今まであったかしら・・・。ということでギリギリboysをお迎えしてやりますのでよろしくお願いいたします!私ノンアルコール、おそらく仕事着、そして次の日仕事ちょっと大変なんですが、頑張ります。EVOL相棒大久氏も右手の指3本骨折してますが、おそらくやりますのでどうぞ最高齢DJチームのギリギリの様を見に来てくださいませ!

とか言って急遽翌日に新パーティにお呼ばれいたしまして、

Mersey Paradise @bar fam 2015年11月14日(土) Open: 21:00 1500yen(1D)

リクエストCD、Vinyl持参で500円off!
Guest DJ: tdsgk(AOBA NU NOISE)
DJs: Bear Sho, t/m/k, Takk

これまたフレッシュな組み合わせで最高だなあ、と思います。勿論私のポリシーであるところの「いくら連続してても同じ曲かけない」というスタンスで頑張りたいと思います。しかしこのイヴェントの告知で「重鎮」と私のことを形容してくださっていて、いやいやありがたいですけどそういう言葉が最も似合わないタイプの人間ですので是非よろしくお願いいたします!

さて11月3日のRadical3000、ご来場の皆さま、ゲストのフミさん、本当にありがとうございました!楽しいニューウェーヴ拡大解釈大会で、よくよく考えれば激渋なイヴェントになってるな、これ、と感動しました。また皆さん遊びにいらしてください!

そして昨日のLa Feat、お呼び下さった皆さま、ご来場の皆さま、本当にありがとうございました!渋谷系って・・・、と悩みながらいたのですが、おそらくガチで渋谷系と言って良いだろうな、という曲とその場のノリで、という曲の大暴れDJでしたが楽しかったです。松浦亜弥とキミドリと後藤真希とIceと福富幸宏、という実に気持ち悪いし、んなもん渋谷系じゃねえだろ、とか言われそうな感じの曲もかけまくりでしたが百も承知で敢えてやりました、ありがとうございました!

さて、先日は職場のプリウスαを借りて盛岡まで出張したのだが、実に快適であった。燃費は良いし、スピードも出るし、何よりも「え、こんな機能が!?」と私の愛車である15年前のヴィッツと比べるとあまりにも違いすぎるその装備にちょっと浦島太郎になりそうであった。

何と言うか、全く変な意味でなく走る家電、みたいな機能が一杯あって感動したものだが、同時に、なんかさー、こういうの乗っちゃうと人間駄目になるんじゃね、とかいう負け惜しみを言いたくもなる快適さであった。ということで今はまたもともとの愛車に乗っているのだが、そうそうこの頑張ってる加速の感じが良いんだよねー(負け惜しみ)、とかやっぱオートマでもシフトチェンジしたい派としてはこういう風にオーヴァードライヴあって、セカンドもあってじゃないと車運転する気にならないね(負け惜しみ)、とか感じながらいる。

まあ「負け惜しみ」とか書いたが実は7割方本気であって、車を運転するにはちょいとこう「やってる感」があった方が良いなあ、とか言うのは本音である。慣れだとか、古いものしかわからない、とかもあるかも知れないけれどもちょっとこんなに楽過ぎると、車の運転のなんか本能的な部分が退化しちゃいそうだな、と感じたのも事実なのであった。

でも多分これから世の中どんどん楽な方向に向かっていくだろうから上記私のような意見はまあ、あくまで少数派になっていくのだろうか。もしかしたらそういうこと言う人間はスパルタンなスポーツカーに乗りやがれ、とかいう風になっていってしまうのだろうか。いや、それくらいの我がままは許容される世の中であって欲しいものだな、とか思うのだけれども最近そういうの許容されなさげな世の中になりつつあるからな・・・。

音楽だってちょっとめんどくさい方が良いのだ、聴くのに。とっかえひっかえ感がないと「俺の音楽」を聴いている気にならない、という実にめんどくさいいわば性癖みたいなのがしつこく私にはあるが故、いまだにレコードだCDだ、という聴き方をしてしまうのだなあ。多分私の場合、ここら辺まである意味「楽」になっちゃったらボケるかも知れないし、もしかしたら逆に全く聴かなくなっちゃう可能性だってあるな、と最近思うのでいやはやこのモダン・ワールドはなかなかに生き辛いものであるよ・・・。

Joanna Newsomの「Divers」を聴いている。5年ぶりの新作である。グランドハープ弾き語り、というどう考えてもとんでもないスタイルでデビューしてから着々と怒涛のステップアップを果たしてきた彼女の久々の新作である。この間彼女は結婚したりとかしていたみたいだが、基本的に彼女の音楽性に変化はない。あくまで基本的に、ではあるがまあ前作Have One On Me [Analog LP]が3枚組の大作だったり、その前のアルバムYsが長尺の6曲だったことを考えると大分聴きやすいアルバムである。そしてちょっと悶々としている空気が感じられた彼女の音楽がかなり開放的になった気もする。アレンジャーを複数人起用し、Steve Albiniがまたしても録音に絡んでいるのだが、どこか狂詩曲的な賑々しい感じとか、いたずらっぽい感じとかが強く感じられる。そして何よりも彼女は本当にメロディアスな良い曲を書くのだ、ということが比較的コンパクトな今作からはビンビンに感じられ、そして蛇足ながら彼女の声も相まって、電化していないKate Bushみたいな感じが物凄くある。そう彼女の声の変幻自在っぷりは相変わらず健在で、たとえハープだとかこれまでの豪華制作陣だ、とかいう付随する条件がなかったとしてもこの声だけで渡り歩けただろうなあ、としみじみさせられる。そりゃあ重厚なストリングスとピアノの絡みとかそういう最高な瞬間は今作にもしっかりあるのだけれども・・・。