Mad World

以下今月の予定です!

No More Kings @仙台Studio B2北目 2016年4月9日(土)17:30開場 18:00開演 1500yen
Live Act: Car10, Suueat, Ki Ka, Port, Ingri & The Mommies
DJs: Somewhere In My Heart DJs

4月22日(金)にはBar famにてDJの予定。詳細は後日!

Freewill @半造レストハウス気仙沼市唐桑町小長根264-2)2016年4月23日(土)18:00〜 1000yen(1curry&Foods)
DJs: Akiyama, Chimayu, tdsgk(以上from CSGB), Bear Sho, t/m/k, takk(以上from Mersey Paradise), 及川昭洋, 小田亜希子, 小村久美子, 木村勇気, 佐々鬼ジュンイチ

CSGB @Bar fam 2016年4月29日(土)?:00〜 1000yen(No Drink)
DJs: Akiyama, Chimayu, Shin Shin, tdsgk

窒息Vol.2 @仙台Studio B2北目 2016年4月30日(土)Live Start 18:00〜  1800yen
Cst
Live Act: TADZIO × DORAVIDEO, Unspoken Word, Contraire, Waikiki Champions
Bst
Live Act: Killer Tits, 濱田多聞, 遠藤勇光

Cst DJ: tdsgk

よろしくお願いいたします!

さて、先日のAOBA NU NOISE、ご来場の皆さまありがとうございました!Redd Templeは更によくわからないけどパワフルさが増していて説得力ありまくり、Phewさんはもう、あれは凄かったな・・・。アナログ機材の音色が圧倒的な上にあの声、ということで完全ノックアウトでその後にDJしたくなくなったなあ。Satoshi Kanno氏は毎回度肝を抜かれる音と映像なのですが、今回SHAFTで初めて観ることができて新鮮な衝撃がありました。私たちEVOLは今回かなりいつもに増して好き勝手だったのですが、ああいう感じです我々は!10年目ですが以後お見知りおきを。さて次回ANNは6月、遂に10周年記念、ということでいやーこれまたお楽しみに!

そして次の日は濱田さん企画の騒音的美学の終焉でyumbo澁谷さんと一緒に演奏してまいりました。当日の本番1時間前まで何をやるか知らなかったのですが、yumboの名曲群は恐ろしいことに身体に沁み込んでいたようで何とか自分なりに演奏ができました。他の出演者も皆素晴らしかったなあ・・・。個人的には久々に会う方々やよく会う方々、またいつもお話ししたい、と思っていた方とお話しがたくさんできて凄く楽しかったです。濱田さんお疲れ様でした!

さて微妙に歳を取ってくると昔のことが色々と思い出されてくるものである。何故か3月末は昔の仙台の街並みについて思い出したり語り合ったりすることが多く、「ここは昔あれだった」「ここは昔これだった」という記憶を辿る日々であった。と言うのも仙台の駅がリニューアルしてめちゃくちゃお洒落っつーか都会的っつーかモダンっつーか東京みたい、という感じになってしまったのでその衝撃の反動故に昔の街並みを思い出して自分の中でバランスを取ろうとしていたのかも知れない。今も駅前にある百貨店の変遷とか昔の仙台の街中にあった喫茶店や飲み屋のこととか、ぼこぼこと思い出されてくるから自分でも不思議であった。まあバランスは大事、だからね。

ということでそういう何となく懐古モードだったりしたのだけれども自分の昔のことも最近よく思い出したり考えたりする。私は車が好きなのだけれどもそれは多分実際幼い頃家には車がなく(というか誰も免許を持っていなかった)、半ば憧れみたいなものからミニカー集めたり、車のプラモデル作ったりしてたんじゃないかな、とか思うのだけれども、そう言えばミニ四駆も好きだった、とこの間稲妻に打たれたように思い出したのであった。

今もミニ四駆はあるけれども、ああいう何か空想上みたいなスピードを競うものになる前、本当に出始めの頃は普通にリアルに実在する四輪駆動車を32分の1で再現して、それにモーター入れて4輪を動かす、というものだったのだ。まあだからお手軽なプラモデルみたいな感じで、でも動かせるから凄く好きだったなあ、とかフォードのピックアップトラックミニ四駆を作って同じ32分の1の車のプラモデルに糸を括りつけて引っ張って遊んだりしたなあ、とか思い出した。そうだ、そうだった・・・。

その後タミヤは路線変更してチョロQみたいに極度にデフォルメされたパジェロとかベンツのゲレンデワーゲンとかウニモグとかを作るようになって、そうなってから徐々に離れていったのだった。うわー懐かしい。ミニ四駆欲しい、とか今思い始めたのだけれども私が好きだったタイプはもうないのであった。

そこでふと考えついたのだが、もう大人なんだしラジコンでも良いんじゃないか、とか思い始めてきた。思えばラジコンって今の今まで全然興味なかったのだがちょいとオフロードタイプの車のラジコンだったら今の住まいは駐車場のスペースもかなり広いし、大人の嗜みとして休日に駐車場でラジコン、おお!

と思ってやっぱりメルセデスウニモグのラジコンとか素敵じゃね、と検索かけてみたら5万円くらいする、んです、か・・・。大人の嗜みの道のりは険しい、険しすぎる・・・。

ということでハードオフで540円で購入したTears For Fearsの「The Hurting」を聴く。

ザ・ハーティング+4
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言わずと知れた80年代を代表するエレポップデュオのファーストである。私、これまた思い出したのだが31年くらい前にレンタルレコード(!)でこのレコード借りてダビングしてカセット聴いてたわ・・・。全曲知ってる。TFFと言えばこの次のアルバムでめっちゃくちゃアメリカを筆頭に世界的に大ブレイクしまくって、その次のアルバムでエレポップの方向性に限界を感じて生音メインに目覚めまたしても馬鹿ヒットして、で分裂していがみ合って再結成して、とかやってた記憶があるが私は80年代の彼らにしか、極言すればあまり興味がない。でこのファーストであるが、後のメジャーブレイクの予感(とは言えこのファーストもかなり売れたらしいのだが)を孕むスケールのデカさやメロディのキャッチーさは全力であって、まだまだ何か曲調は憂いを帯びたものが全体を占めるのだけれども生音とプログラミングの絡みや2人のヴォーカルの熱量も相まってかなりダイナミックな作品である。それでもまだ線の細さみたいなものが見え隠れするところも含めて凄く愛らしいアルバム、である。でも、ノスタルジー抜きでも猛烈に盛り上がってしまったので私も音楽的には決してまだまだ懐古だけではないのかも知れないな、とラジコンへの思いを振り切ろうとしているのであった。