4PM

AOBA NU NOISEのTシャツです!

aobanun

 

どうも気が付くとご無沙汰しておりました。前回の更新から約2週間、何があったというのだろうか、そんなに忙しかったのだろうか、ネタがなかったのだろうか。自分でもわからない。

 

ただわかっているのは忙しい忙しくないというのは私には最早なんだかよくわからず、客観的に見たら忙しいのかも知れないし忙しくないのかも知れない、ということである。一つ言えるのは確かに仕事中はほぼノンストップ過ぎて、昼食もなんだか14時過ぎにやっとありつけたり、とかいう感じではある。

 

そしてこの2週間の間に原マスミのライヴを観たり(凄かった・・・)、ワイキキチャンピオンズのスタジオ・ライヴを観たり、Einsturzende NeubautenのBlixaも作っていたというパスタ料理、カチョ・エ・ペペを様々なレシピを適当に見て何となく作ってみて、工程は簡単なくせしてまだ試行錯誤中だが一つ確実に言えるのは、黒コショウをフライパンで乾煎りすると今まで経験したことのないような香りが漂ってきてヤバかった、ということだったり、かなり充実していたのでネタもたくさんあったはずだ。

 

更には日曜日には久々に部屋のレコードの整理、というかある意味レコード神経衰弱を挙行し関連するレコードをまとめて置いたり(とかいうごく初歩的なことすらできていなかったのである、重い腰が上がらなかったので)、発見できなかったレコードを発見したり、まだ聴けていなかったKilling Jokeの12インチやら何やらを聴いて興奮したり、とかそういう充実したことをしていた。そしてなんせコンテナとか重ねているのを下ろしたり持ち上げたり、とか全身運動だったので筋肉痛が来るかなとか翌日警戒していたら全然来ず、おおなかなかやるな自分、っていい気になっていたら翌々日に来てしんどい、とかそういうオチがついたりの日々である。

 

はい、相変わらず元気と言えば元気です。claire rousayの「Sentiment」を聴いたりして日々過ごしています。

私はShelter Pressからリリースされた作品や、Bandcampでの夥しい量のリリースを聴いていたりしていたがそれらはどちらかというとアンビエント色の濃い作品であった。しかして今回のThrill Jockeyからのリリースとなる新作は、歌(オートチューンで加工してあるけれども)やギターがフィーチャーされ、且つメランコリックなメロディも印象的な、どっかでエモアンビエント、なんていうすごい言葉を見かけたりもしたけれどもその形容も、まあなるほどと頷けるポップミュージック集、で、凄く良いのである。ストリングスもフィーチャーされ、どことなくフォークっぽい(こんなに電子加工された音が大フィーチャーされているのにフォークっぽい、って凄いことだ)空気が漂い、これまでの彼女の作風からつながるインスト曲も程よく配置されて、アルバムとしての完成度が非常に高い。こんなに人懐っこい作品が彼女(トランス女性らしい)から生まれてくるとは想像していなかったので意外性もあったが、と同時にこれからどういう作品が生まれてくるのだろうか、と早くも次の一手も楽しみになる1枚。ちなみになんかアナログ、黒盤をやっとこさ購入できたのだけれども、カラー盤でも何でももうちょい素直に流通しないかな・・・。