Sinners Prayer

9月は1週早いのです!

csgb @bar fam 2019年9月20日(金)21:00~ ¥1500(1D)

DJ: 5atoru, shinshin, tdsgk, mai

 

 maiちゃん、お久しぶりです、よろしくお願いいたします。

 

で、

 10月にはもしかしたら私の誕生日というどさくさでなんかやるかも・・・。

やんのかなあ・・・。

 

こちらは11月の話なんですけれども

キララVol.3 @bar fam 2019年11月23日(土) 17:30open 18:00start ¥2500(+1D¥500)

Live: K.T.M.X. ( Love Love Straw, all tomorrow's party )、佐野史紀( SOFTTOUCH, BEDTOWN )

DJ: tdsgk ( AOBA NU NOISE, csgb ), 浅野芳孝( Love Love Straw, ビデオボーイ )

 よろしくお願いいたします!

 

最近

デザイナー 渋井直人の休日

デザイナー 渋井直人の休日

 
続 デザイナー渋井直人の休日

続 デザイナー渋井直人の休日

 

 という漫画を読んでいる。

 

お洒落だし、凄く良い人なのに何故かモテないデザイナー(52歳)の日常のあれこれ、という一言で言ってしまえばそういう漫画なのだけれども、これが本当に面白い。最初のうちは何だかサブカルチャー(90年代的意味で)にも通じているし、素敵な暮らしを送っている「おじさん」の残念な話が連続していて、別にこの主人公みたいに良い暮らししているわけでもないし、お洒落というわけでもないし、そもそもそんなに年齢重ねてないし、な私でも何だか異常に刺さる感じがして、いたたたた、という気持ちになっていたりもしたのだが、何だか話が進むにつれてちょっと良い話、というかそれどころでなく何だか泣ける話が畳みかけるように出てきて、上記2冊読み終える時には何だかあったかい気持ちになった、というか正直に言うと感動した、とか言っても良いくらいの心持になっていたのであった。

 

ただ、なんかネットで色々なこの本に関しての記事読むと、この漫画のなんか固有名詞がやたらと出てくるあたりに囚われたのか、非常に表面的なところで止まっている記事が多いように思える。まあ、音楽とかアートとか美味しいものとか可愛い女の子とかがいまだに頭の中でかなりのパーセンテージを占めている良い歳した「おじさん」(ちなみに私はこの最近の「おじさん」とかいう呼称、大っ嫌いなんだけれども)を揶揄しているのかとも最初は思うであろう。私も最初はそれらの記事を参考にしていたものでちょっとそういった冷笑的なスタンスで読み始めたのだが、いや、これは途中からは普通に凄く良い話の連続する、こんなご時世にはありがたい清涼剤みたいなものじゃないの(言い過ぎだと思うけど)、と思えるようになってきたから素直に楽しんで読んでいる。「モテない」という点とか、音楽やらアートやらの細かいディテールの辺りはもしかしたらテレ隠しのようなもので、本当はすこーんとストレートな性善説的なものを描きたかったのではないだろうか、とかめちゃくちゃ深読みしたい気持ちになっているのは、ちょっと疲れているのかな・・・。

 

ちなみに、若い人との付き合い方とか、「うわー、気をつけよ・・・」とか思わされる部分があったり、知らず知らずのうちに歳を重ねてしまっている、ということを改めて思い出させられたりもするわけだが、もしかしたら読む人の年齢とか世代によって全然違う受け止め方になってくるのかしら・・・。それもそれで面白いなあ。

 

そういえばこの漫画の中にStella Donelly

Beware Of The Dogs [Analog]

Beware Of The Dogs [Analog]

 

 とGirlpool

What Chaos Is Imaginary [Analog]

What Chaos Is Imaginary [Analog]

 

 のジャケットが出てきて一瞬ドキ、っとしたのだが、そこにはMHLの服も出てきてて、何だかちょっと他人とは思えないな・・・、と簡単に物語の中に入り込ませられるような仕掛けもある、ってこれはまあ人によると思うのだが・・・。

 

Raphael Saadiqの「Jimmy Lee」が素晴らしい。

Jimmy Lee [12 inch Analog]

Jimmy Lee [12 inch Analog]

 

前作

Stone Rollin' (Lp) [12 inch Analog]

Stone Rollin' (Lp) [12 inch Analog]

 

 から8年も経っていたのか・・・。サイケなロック的ソウルアルバムだった前作とはちょっと趣の違う空気の今作は、ドラッグで亡くなった兄や親戚のことをテーマにしたらしく、全体としてシリアスで内省的なトーンでまとめられている。歌詞も様々な視点から語られ、本人の悲しみを克服するプロセスとかもある種表れているような感じもあり、結構ヘヴィである。且つ、現在のアメリカへの警鐘、とかまで広がりを見せている。でもそれだけの重い暗いアルバムに全然なっていないのは、彼の伸びやかな素晴らしいヴォーカルと、めちゃくちゃボトムのしっかりしたビートの練りこみ具合が素晴らしく(ベースのハネ具合とか最高である)、純粋に音楽的にすっと入り込めるからである。結構実験的な感じに微妙にずれが生じる電子音とのビートの絡み、とかかなりスリリングだし、一方でゴスペル的な美しい曲もあり、1曲1曲決して飽きることなく楽しめる名作。D'angeloのこないだのアルバム 

BLACK MESSIAH 2LP, GATEFOLD (US PRESSING) [12 inch Analog]

BLACK MESSIAH 2LP, GATEFOLD (US PRESSING) [12 inch Analog]

 

 をテンションそのままに整理整頓したような空気もあって、これは年間ベストとか、そういうアルバムでしょう。

 

 

New Mind

今月のが終わったばかりですが9月の予定は

csgb @bar fam 2019年9月20日(金)21:00~ ¥1500(1D)

Guest DJ: 未定

DJ: 5atoru, shinshin, tdsgk

 

 結構早めの時期に開催の予定ですのでよろしくお願いいたします。

 

10月にはもしかしたら私の誕生日というどさくさでなんかやるかも・・・。

ただ、もし人が遊びに来てくれなかったら誕生パーティって死にたくなるものだからなあ・・・。

キララVol.3 @bar fam 2019年11月23日(土) 17:30open 18:00start ¥2500(+1D¥500)

Live: K.T.M.X. ( Love Love Straw, all tomorrow's party )、佐野史紀( SOFTTOUCH, BEDTOWN )

DJ: tdsgk ( AOBA NU NOISE, csgb ), 浅野芳孝( Love Love Straw, ビデオボーイ )

 あっという間に11月になると思うのでよろしくお願いいたします!

 

昨夜のcsgbありがとうございました!いやー立花さんの準備から実際のプレイに至るまでの想像するに難くない時間のかけ方には、本当に毎回感銘を受けると同時に、毎回ほぼ完全ノープランで臨む私は反省することしきり、の昨夜でした。まあ、それでも何だかやっぱり楽しいcsgb、地味に細々とやってますがたまには貴兄貴女もいらしてはいかがでしょうか。

 

ところで私は仙台生まれ仙台育ち(悪そうな奴は大体友達)なのだが、私が卒業した高校の近くにあって、在学中も、そして卒業してからも妙な縁もあって、ずーっとお世話になっていたラーメン屋さんが閉店することになった。

 

なんせ実家がその高校に近いのでことあるごとに行っていたし、まさかの就職先が結構これまた近い、ということで継続的にお世話になっていたのだが、閉店することになってしまったらしい、という情報を得て3か月ぶりくらいに行ってみたら、現役の高校生とかOBとか大挙押しかけてきたら死んじゃうからこっそりと閉店しようかな、とかマスターが言っていてなるほどなあ、と思って別れを惜しんできたのだが、結局公表することにしたらしくネットとか新聞にも載って、毎日その高校関連のお客さんでめっちゃくちゃ長蛇の列らしい。

 

いや、当然だろうと思うし、本当に何ら突っ込みどころのない話である。ただ・・・。本当に私の中には何だか物凄くどす黒い、醜悪なものが宿っていて、なんか多分なんか「その高校関連」の人間ども、というのにムカつくのである。

 

私の行っていた高校は、そこに入ればオッケー、みたいな、と言うかその高校に行ってるんだぜ、とかそこのOBなんだぜ(昔は男子校だったので)、ということをやたらひけらかす輩が多くて、当時から何だか気色悪いな、辟易するな、という気持ちだったのだけれども、今回のそのラーメン屋の閉店に関しても多分「青春だったな」とかそういうことを言いながら大挙OBたちが集っているだろうことを考えると、本当に全くいわれのないことなのだろうけれども、虫唾が走る、というものである。

 

多分在学中にOBとかと接する機会があると、ずーっと、その高校に行っていたことが最高だった、みたいなそういう話とか、俺の学生の頃は、みたいな、はーそうですか、としか言えない話を聞かされ続けたので、そういう心持ちが育まれていったのであろうが、なんか言葉にできないくらい今、憎悪というか憤怒の念が沸き起こるのを禁じ得ない。

 

不思議だけれども何だかそういう気持ちを今回のラーメン屋さんの閉店と共に思い出したので、ちょっと吐き出さずにはいられなかった。誰にも共感してもらえなくても良いし、支持してもらえなくても構わないのだけれども、私の嫌いなノリ、がなんかあったし、もしかしたら今もあるのかな、あの高校には。OBの連中にはいまだに確実にあって、同じ職場にもOBがいたりするんだけれども、高校時代の話とかしてると大して面白くもなんともない話を、さも皆興味あるでしょ凄いでしょうちの高校、みたいなノリで話したりしている姿を見かけるので、その度に、なんだかどす黒い気持ちになるのであった。今回もそのラーメン屋の閉店の話題とか、同じ高校の卒業生、というだけで突然振られたが、まあ、ほぼ気のない受け答えで流してしまった。

 

でも、そんなまつわるエトセトラは置いておいて、私が今まで食べてきたあんかけ焼きそばの中で一番美味しい、あのラーメン屋の焼きそばがもう食べられなくなっちゃうのかな、とっておきだったのにな、という寂しさがあって、何だかこの穴は埋められそうにないのであった。青春の味、とかその高校への貢献、とかそういうのなんかどうでも良い。勝手に言ってろ。私は私の大好きなあんかけ多めの、途中で酢をかけると更に何倍も魅力が増す、あの焼きそばがもっと食べたかった、というそれだけ、である。

 

なんでしょうね、心が不健康なのかしら。でも多分在学中からだから、30年くらいはずーっとこう思ってたから、それはもう私と言う人間がそういう「心に茨を持つ少年」

The Boy With The Thorn In His Side [12in Single]

The Boy With The Thorn In His Side [12in Single]

 

 (はて、正しい使い方なのか・・・。そもそもこの邦題自体原題とニュアンス違うから正解がどういうものなのかわからない)のままおっきくなってしまった、ということなのだろうか。

 

それともSwansの「Children Of God」とか聴いていたからか。 

Children of God / World of Skin

Children of God / World of Skin

 

 最近ヤフオクでUK原盤をやっすく落札してしまったので聴いている。余談だがヤフオクで「Swans レコード」で検索とかするとWild Swansまで出てきてしまって「うおお、これ安すぎじゃないか!?」とか言ってSwansよりも先に落札してしまったりするから恐ろしい・・・。リンクはCDで別ユニットSkinのアルバムとカップリングだが、本体の方は87年リリースの5枚目のアルバム、である。Swansと言えば重い遅い、というのが初期のチャームポイントだが、このアルバムではアクースティックギターが多用されていたり、Jarboe嬢メインの美しい曲(最近!!!のインタヴューで衝撃を受けた曲、とか言及されていてのけぞった)があったり、もちろん明るくなってなんかいないし、遅いし、という展開は変わらないのだけれども重厚一直線、とは言い切れない展開が見え隠れする作品で、なるほどこれ出して以降、めっちゃ賛否両論のJoy Divisionの「Love Will Tear Us Apart」カヴァー、そしてメジャー移籍、からのカントリー風味の「The Burning World」

Burning World

Burning World

 

 (私は大好きだが)、という展開になっていったのも頷ける結構重要なターニングポイントのアルバムなのかも知れない。

A Sort Of Homecoming

csgb @bar fam 2019年8月30日(金)21:00~ ¥1500(1D)

Guest DJ: 立花実

DJ: 5atoru, shinshin, tdsgk

 盛岡からまたまた立花さんが登場!ぜひとも明日よろしくお願いいたします。私は現時点では2曲くらいしかかける曲決めてないので、まあその場のノリでよろしくお願いいたします!

 キララVol.3 @bar fam 2019年11月23日(土) 17:30open 18:00start ¥2500(+1D¥500)

Live: K.T.M.X. ( Love Love Straw, all tomorrow's party )、佐野史紀( SOFTTOUCH, BEDTOWN )

DJ: tdsgk ( AOBA NU NOISE, csgb ), 浅野芳孝( Love Love Straw, ビデオボーイ )

 よろしくお願いいたします!

 

先週金曜日のBooknerd Moriokaのポップアップショップでのパーティ、皆さまありがとうございました!CDだけで久々にやったのですが、非常にエクレクティックにやって面白かったなー。色々な出会いもあって本当に充実していました!個人的に選曲がなんかちょっと懐かしめの洋楽好き、という抗いきれない性癖のようなものを前面に押し出しすぎたかな・・・。また機会があったらああいうことやりたいです!

 

さてご無沙汰しておりました。まあ別に書かなくても良いとは思うのですが、時間が取れずに・・・。そしてなんかやはり心身ともに健康な状態でないと、というかとくに心が健康でないと、なかなかブログの更新に向かえないのものである。

 

こんなに毎日大小さまざまな「うおおおふざけんなよ」的な事柄にさらされ続けているとなかなかやってらんねえな、という気持ちになり、更にはなかなかレコードを聴く時間を取ることもままならず、という心が不健康にならないことがあろうかいやない、というシチュエーションのまま8月が終わろうとしているのである。

 

とりあえず文科省が更地になってもらいたい、とかまあ大臣だけでも良いから更地になってもらいたい、とかいうイライラと、職場に於ける実にドメスティックなイライラと、家でレコード聴く時間が取れない、というイライラでなかなか不機嫌な毎日ではあるがとりあえず生存しておりますよ、というご報告でございました。

 

U2の「The Unforgettable Fire」

The Unforgettable Fire (Remastered)

The Unforgettable Fire (Remastered)

 

 のリマスターCDとかこないだボロボロに疲労して帰る途中僅かな癒しを求めに入った娼館、否ブックオフで500円で発見したからあまり何も考えずに買って聴いているのだが、いやリマスターさすがだなー、という音の良さで驚愕した。このアルバム、全体的に良い意味でもやーと何かが覆っているような音なのだが、そのもやーはそのままに音がダイナミックになっていて、とくにドラムスとかかなりバシバシに聞こえる(いや、もともと十分すぎるくらいバシバシだけど)ので感動した。Eno, Daniel Lanoisのプロデュースによる独特な空気感というもののシグネチャー的なアルバム。まあこれに至るまでの流れから大分世界が違って、即興とかも取り入れて、ということで衝撃作(実は私はリアルタイム)だったのだが、骨太さだけではない内省的な音世界は今聴いても実に新鮮だし、シングルだけとかなんとなくイメージだけでしかU2を見ていない人がいたらば、まあ先入観とか抜きでちょいと聴いてみては・・・、と生意気にもオススメしたい84年作。冒頭だけでまあヤられますよね・・・。

 

 

 

 

1

Souvenir from San Francisco Bay Area @ Waano 2019年8月23日(金)17:00~22:00

DJs: tdsgk, HIWATASHI, D.O.I, tmym

 盛岡の素敵な本屋さん、Booknerdさんのサンフランシスコで買い付けた本やグッズのポップアップショップ仙台編初日で、DJさせていただきます。なんでもビールも飲めるらしいですよこの日!ということでよろしくお願いいたします。

csgbは8月30日の金曜日です。

 そして11月の話なんですが、

キララVol.3 @bar fam 2019年11月23日(土) 17:30open 18:00start ¥2500(+1D¥500)

Live: K.T.M.X. ( Love Love Straw, all tomorrow's party )、佐野史紀( SOFTTOUCH, BEDTOWN )

DJ: tdsgk ( AOBA NU NOISE, csgb ), 浅野芳孝( Love Love Straw, ビデオボーイ )

よろしくお願いいたします!

 

ということで、まああるだけマシなお盆休みが終わりを告げようとしている。いいかい、上の人間が「働き方改革」とか言い始めた時は体裁を整えることにしか頭が向かないから気を付けるんだぜ、というアドヴァイスをしたくなるような、後から後からお盆休みが前倒しになる(私が入院している間に2日も早まったらしい)、業務の進行とかを一切無視したバカな職場故に私のお盆休み初日は仕事からスタートした(こうやって実態を伴わない「見なしだけの休みの日」というのが作り出されていく)。が、その日に祖母が98歳で逝去してしまったので、もうその週末の楽しい予定は全部カットでお通夜やお葬式になり、何だか「船頭多くして船山に上る」ような地方の葬式に巻き込まれ大変不愉快な思いをしたりしたが、まあそういう感じで実に慌ただしくお盆休みの前半はスタートした。

 

その他にも新しく建立した墓を見に行ったり、親戚のところに行ってお墓参り、とか実に盆らしい盆を過ごしてしまった。まあ勿論夏目知幸さんのライヴやら飲みからのカトーマサカーとか映画「イングランド・イズ・マイン」とか楽しいイヴェントもあったのだが、何だか全体的に「いや、こんな休みじゃダメだろうー」という日々を過ごしてしまって何だか焦燥感とか喪失感とか、そういうものに苛まれているお盆休み最終日である。まとまって時間が取れなかったので部屋の片づけができなかったのが一番の原因なのかも知れないが(我が家の片づけ、というのはそれはそれは大変なもので、ちゃんとやろうとすると少なくとも丸2日はかかる)少なくともあと1週間、1人で過ごす日々が必要だ、という感じである。

 

ただブックオフとかハードオフにはちょこちょこ、出かけるついでに寄れたのはこの何だか鬱屈としたお盆休みの気が晴れる出来事ではあり、ハードオフでの、まあドオフ精神には反する価格ではあるがレコ屋、と考えれば全然安い、という収穫

Greed / Holy Money

Greed / Holy Money

 
Movies [Analog]

Movies [Analog]

 

 (SwansはUK原盤、Czukayは日本盤帯付き)とか ブッコフでの

The Velocity Of Love

The Velocity Of Love

 
R指定(初回限定低価格盤)

R指定(初回限定低価格盤)

 
ニュー・エイジ・オヴ・アース

ニュー・エイジ・オヴ・アース

 
Commuters

Commuters

 
Lead Us Not Into Temptation

Lead Us Not Into Temptation

 
The Pearl

The Pearl

 
ボッサ・セッション

ボッサ・セッション

 
The 20th Anniversary Of The Summer Of Love

The 20th Anniversary Of The Summer Of Love

  
How Dare You

How Dare You

 

 と言った雑多なCD群とか、収穫はあったのでまあ、そこらへんは良かったのかも知れない、ってなんかな・・・。

 

と言う感じで、なんかうーむ、なんだかな、という煮え切らない日々を過ごしていて、ちょいと鬱気味なんじゃないか、とか思うほど塞いでいたりした日もあったほどなのだが、今日は朝からレコード聴いたりしてたら何だか充実感があるのは、結局まあそういうことなのかもしれない。たとえ聴いているのがAmnon Ravivの「Mirror」 

Mirror [Analog]

Mirror [Analog]

 

 であったとしても、だ。現在は医療現場で道化の格好をした「Clown Doctor」として活躍している(それで博士号まで取ったらしい)イスラエル出身の彼の、1983年に50枚(!)限定でリリースされたアルバムの再発である、ってなんかそれだけで極北な感じがあるのだが、音も極北である。ギターやヴァイオリン、フルートにサックス、そして歌もあって、フラメンコギターによって優美な旋律が奏でられたりする瞬間もあるのだけれども、何だか養鶏場の音や水面下の音、それにランダムに録ったラジオの音、掃除機の音とか色々乗っけられ、混ぜられ、更には音自体もかなり変調されていたり、ということで全体としてはなんだか何をどうしたいのかよくわからない、音のダラーっとした流れみたいな、そういう気持ち良さがある。それでいて曲毎に「感謝」とかテーマがあったりするのがまた謎に拍車を・・・。しかし何をどうしたいかよくわからない音楽にはたまらなく惹かれてしまう私としては、もう抗えないのであるな。

 

Fantas

まずは・・・、すみません参加できなくなりました。

8月10日(土)~8月12日(月)にかけて勾当台公園で行われる「仙台クラフトビールフェスティバル」で、11日の日曜日、結構長い時間DJするかと思います! 

祖母が大往生してしまい、通夜葬儀、という感じで週末が潰れること決定いたしました。私はいませんが、楽しいクラフトビールフェスとナイスな音楽はありますので皆様よろしくお願いいたします。いやーやりたかった・・・、けどこればかりはしょうがない。しかしここ2年で身内の不幸関係によるDJキャンセルは4回、うーむこれが年齢を重ねるということなのか。

 

ということであと8月に2回やるDJ(含csgb)に全てを賭けます、詳細はまた後程!

 

そして11月の話なんですが、

キララVol.3 @bar fam 17:30open 18:00start ¥2500(+1D¥500)

Live: K.T.M.X. ( Love Love Straw, all tomorrow's party )、佐野史紀( SOFTTOUCH, BEDTOWN )

DJ: tdsgk ( AOBA NU NOISE, csgb ), 浅野芳孝( Love Love Straw, ビデオボーイ )

よろしくお願いいたします!

 

さて先週末から月曜日まで名古屋に出張で行っていた。ということで先週の金曜日はあいちトリエンナーレに行って来て、中止になってしまった「表現の不自由」展も観てきたのだった。

 

あの騒ぎ自体はトリエンナーレに行って観てきた後、金曜日の夜に居酒屋で冷えたビールとトマトスライス、お刺身、炙り厚揚げ(これが美味しすぎてお代わりした)とかをつまんでいる時にテレビで知ったのだが、中止になるとは世も果てだな、と強く思ったのをいまだに覚えている。

 

私はアートとかには滅法疎いので何もわからないに等しいのだが、現代のアートは何等かのコンテクスト込みでアート作品、として成立しているように思う(太古の昔からかも知れないけど)。そういう意味ではあの中止になった企画で展示されていたものは全てがアート作品だったと思うし、物議を醸した少女像も、像そのものは実に素朴なものでそれが逆に「作品」としてとても強く、非常に心動かされたので中止、というのは残念としか言いようがない。

 

図らずも会場にあった年表から強く感じた通り、震災後の何だかきなくさい日本の世の中の空気を反映した事態になってしまったのは、皮肉にもなりゃしない、と思うわけだが今回はどっかの長官だのどっかの市長だの関係ない府の中の市長だの、政治家がまずおかしいよな、と思う。で税金でどうこう、とか言っている輩に対しては、はて、なあ・・・、と思い、まあ何だかわかりあえないな、という人間(多分人間)とは一生わかりあえないな、けれどまあそれで良いや、と思うことにして(ということでiPhoneからYahooアプリを削除してすっきりした)私は私で生きていくことにした、って別に前からだけど。

 

それはさておきトリエンナーレ、他の展示、というかメインの展示も凄く面白かったのでそれは良かったし、名古屋では食べたもの皆全て美味しかったし、レコード屋も凄く見ごたえあったし、行ってみたかった「On Reading」も素敵な本しかない攻めの店だったし、良いとこだなー大都市だなーと楽しく過ごすことができた。しかしバナナレコード全店舗やらAndyやらのせいで、帰り道のレコードサイズのトートバッグの重さはエグかった・・・。

 

唯一残念だったのは仕事の目的である研究会の悲惨さで、いやそうじゃないだろー、と毎分毎秒突っ込みを入れなければいけないような2日間は、かつて経験したことがないほど辛かった・・・。でも良いレコードと美味しいもので全然問題なし、ってお前何しに行ったのや、という話であるが私の出張など毎回そんなものであるから、別にIt's Not Unusual、

It's Not Unusual

It's Not Unusual

 

  

It's Not Unusual (Live at the Hammersmith Palais (Remastered))

It's Not Unusual (Live at the Hammersmith Palais (Remastered))

 

 ということである。

 

Caterina BarbieriのEditions Megoからリリースされた「Ecstatic Computation」を聴く。

Ecstatic Computation [Analog]

Ecstatic Computation [Analog]

 

 これは現状今年1,2を争う凄いアルバムなのではないか、と。イタリア人女性作曲家の最新作である。Important Recordsからの2枚のアルバムは未聴なのだが、このとんでもないアルバムに出会ってしまったからには遡って聴かないとな・・・。シンセサイザーの壁、とでも形容できそうな音があまりにもスケールがでっかく、且つ初期Autechreばりに激しく複雑に動きまわるシーケンスで暴走し、且つヴォイスのレイヤーに衝撃を受ける曲もあり、最早何だかよくわからないけれども、昨今流行のシンセサイザー音楽(再発、新作含めて)には何だかあまり乗り切れなかった私でもぶっ飛ばされるくらいの、過激な、且つ物凄く清々しい大傑作。ちょっと語り合いたいので、皆聴いて、飲みに行こう、と突然言いたくなるような衝撃の1枚。

 

 

 

 

Heartbeat Away

8月10日(土)~8月12日(月)にかけて勾当台公園で行われる「仙台クラフトビールフェスティバル」で、11日の日曜日、結構長い時間DJするかと思います!

なんか天気予報的にイマイチ、という予報なんですがそれにも負けず、そしてDJと言うかなんか良い感じのBGM係、という感じでやりたいと思います。ビールに合う選曲でお待ちしております。必殺の80年代祭、ですかね・・・?

 

あとは8月に2回DJやる(含csgb)と思います、詳細はまた後程!

 

そして11月の話なんですが、

キララVol.3 @bar fam 17:30open 18:00start ¥2500(+1D¥500)

Live: K.T.M.X. ( Love Love Straw, all tomorrow's party )、佐野史紀( SOFTTOUCH, BEDTOWN )

DJ: tdsgk ( AOBA NU NOISE, csgb ), 浅野芳孝( Love Love Straw, ビデオボーイ )

ということで、ちょっとシュガーボウルを思い出す、何だかよい感じの現在進行形メンツによるイヴェントでDJいたします!LLSの北目さん、そして同じくLLSの、というかロボファンの浅野さんもご一緒で実嬉しいです!よろしくお願いいたします。

 

まずは先日のcsgbありがとうございました!いや、ホナミちゃんマジでどのイヴェントにもちゃんと寄せられる、且つ自分の「好き」が全力で伝わってくるDJ過ぎて最高でしたね!私は、まあ、今回は好きな曲を好きなように、ということでマイブームのEBTGにLloyd Cole And The Commotionsに、と言う感じでちょっと懐かしめに寄せてしまいましたがまたよろしくお願いいたしますよ、本当に!

 

さてと、大分ご無沙汰しておりました。退院してからは目まぐるしく過ごしておりまして・・・。そんな中先日の検査入院の結果が出まして、ええ。

 

結果としては私の高血圧の原因は手術とか必要な副腎の以上ではなく、且つ生活習慣病的な高血圧、でもなく、ということであった。では何なのか原因は、というとこれが、出た!ストレスによるホルモンの異常!というものであった。ストレスか・・・。

ザ・ストレス

ザ・ストレス

 

ということで過度なストレスを避けてこれから生活すれば、ということなのであるがまあ現実的な話として薬が1種類増えた、と言う形で落ち着いたのである。

 

まあ、ね。私にとってストレスがない状態で過ごす、となると1人でレコードとCDと本とインターネット環境と共に引き籠る、たまにお出かけして美味しいもの食べたり飲んだりする、楽しいお友達に会う、仕事はしないでいてもお金に関してはなんとかなるからお買い物も普通にする、という環境が必要になるわけで、それはあまりにも、あまりにも非現実的すぎるわけである。

 

ということで、最早自力での高血圧改善はほぼ不可能となった、と言うと何だか絶望的な匂いだが、まあ薬でなんとかしつつ、朗らかに穏やかに過ごす、ということをこれからの人生第一に掲げて生きていくことにする。ってことはさあ、なんかツイッターとか止めた方良いのかな・・・。いや、今の日本から抜けるか、いや、結局どこにいても同じことか、となるとまた血圧上がるのであまり考えない。そう、楽しく朗らかに穏やかに生きる、生きてやる!

 

とりあえず穏やかに過ごす、と強く決意したので久々にiPhoneに「ねこあつめ」

ねこあつめ

ねこあつめ

 

のアプリを復活させて、今はiPhone上でかわいい猫ちゃんたちを愛でながら過ごしている、そんな猛暑の日々である。

 

Bleachedの「Don't You Think You've Had Enough?」

Don't You Think You've Had Enough

Don't You Think You've Had Enough

 

 を聴く。3枚目のアルバムである。そして初めてClavin姉妹が酒抜きの素面で作ったアルバム、である。そのおかげなのかどうなのかわからないけれども、これまでも十分キャッチーだったメロディやリフは更にキャッチーに、更にはディスコっぽくなったり若干ファンキーになったり、挙句かなり内省的にアクースティックギターを使った曲とかもあったり(その後バーストするのだが)、密かにヴァラエティ豊かで飽きずに聴けるし、当然取っ散らかってなんかいない。ちゃんと曲が作れる、というのがこのBleachedの最大の強みであり、それをどう前面に押し出すか、という術を手に入れたような、スカッと痛快なロックンロールアルバムなのである。こういうのを聴いて楽しく過ごして生きていく、そう決意させてもくれるような見事な快作。

And The Darkest Hour Is Just Before Dawn

csgb @bar fam 2019年7月26日(金)21:00~ ¥1500(1D)

Guest DJ: iamhonami

DJ: 5atoru, shinshin, tdsgk

 

  よろしくお願いいたします!そして8月は野外が一個?初のお店が一個?そしてcsgb?という感じになるかもです。

 

ということで退院したのである。まあ検査入院なので予定通り退院したわけであるが、いやー最後の検査がキツかった・・・。5時間くらいずっとベッドに横になり点滴を両腕に刺しながら採血して、と言う感じでなによりも人よりは強靭だと思っていた私の腰が悲鳴を上げた。おかげで、退院して帰宅の際も途中中華そばを食べつつ地下鉄と電車を乗り継いで、と目論んでいたのだが、ギヴアップしてふらふらになりながら病院から家まで禁断のタクシーを使ってしまった。

 

大分たくさん血を抜かれたせいなのか、それとも朝6時半からずっとベッドに拘束されていたせいなのかわからないが、帰宅してからもふらふらで結構しんどかったのだが、それでも車に乗り込みセヴンイレヴン2件、佐川急便、クロネコヤマト、と私が不在の間保管しておいてもらったレコード群を死力を振り絞って回収し、またUKからのレコードを家で受け取ったり、とかなり頑張ったのであった、って阿呆か、と思う向きもあるだろうが、これこそが私の生の証、と自分に言い聞かせてやり切った自分を褒めてあげたい。

 

で、家でYabby YouとKing Tubby 

Walls of Jerusalem (with unreleased mixes and studio outtakes) [輸入アナログ盤 / 2LP] (PSLP103)_739 [Analog]

Walls of Jerusalem (with unreleased mixes and studio outtakes) [輸入アナログ盤 / 2LP] (PSLP103)_739 [Analog]

 

 のアルバムとかFaye Webster

Atlanta Millionaires Club (カラーヴァイナル仕様)

Atlanta Millionaires Club (カラーヴァイナル仕様)

 

 とか聴きながらしみじみ思ったのだが、イヤフォンというかヘッドフォンでなく、空気中に流れてくる音楽を聴く、というのはなんと至福の、贅沢な時間なのか、ということである。別にヘッドフォンでのリスニングがどうこう、というのではなく私の場合、昔ながらのそういうスピーカーから大気中に放たれる音楽をフリーに聴く、ということが大事なんだな、と改めて実感した、そういうことである。

 

多分私の場合、頭がでかい、とか耳の形が左右で大きく異なりなんだかイヤーピースがはまりにくい、とかそういうまず音楽を聴く前に身体的にひっかかる部分が多いので、あまり没入できないのであろう、逆に。だから、スピーカーの前、もしくはちょっと離れたところでひっくり返りながら聴く音楽、これが至福だな、と思ったのでもうできればあまり入院とかしないで過ごしたいものである。まあ個室に入院、という手もないわけではないけれども、いや、それ以前に入院しない、ということが良いな。

 

ということでDaniel Schmidt And The Berkeley Gamelanの「In My Arms, Many Flowers」

IN MY ARMS, MANY FLOWERS [LP] [Analog]

IN MY ARMS, MANY FLOWERS [LP] [Analog]

 

 を聴く。サンフランシスコの現代音楽界隈で活動していたDanielさん主導の、カセットテープのアーカイヴから採録されたアメリカンガムラン、という趣のライヴ録音2トラック、スタジオ録音2トラック、CDはもう1トラック、というアルバムである。伝統的なジャワのガムランを研究してきた後にオリジナルのガムランを、という試みの作品群であるが、これが最高に気持ち良い。隙間が多く、そこに残響が長すぎない各楽器の音色が絡み合い、非常に瞑想的であると同時に、どこかメロウな、雨の日に刺してくる太陽の明かりのようなミニマルなメロディが浮かび上がってくるのは至福、と言えよう。ということで明日からまた仕事かー、とか吉本とかマジでどうでも良いわ、とかそういう腐った気持ちを追い払う(キミドリ)

"オ・ワ・ラ・ナ・イ?OH,WHAT A NIGHT!"

 

 のにうってつけな1枚。