The Secret Of Christmas

DJ忘年会@Loop Cafe 2019年12月26日(木)19:00start ¥free!

久々に八乙女でDJします!ヒワタシくんやヒロシくん、tmym氏などなども出ます。よろしくお願いいたします!

csgb@bar fam 2019年12月30日(月) 19:00start ¥1500(1D)

Guest DJ: 立花実、tmym、Gin、Masayuk

DJ: Shinshin, 5atrou, tdsgk, mie

久々にミエさんもやります(今年最初で最後のDJだとか・・・)!そして豪華ゲスト陣で早めの時間からスタート、です!私はちょっと飲み会があるので遅れて参加しますが、皆さん、いてね!

 

さて、ご無沙汰しておりました。仕事が山に次ぐ山の連続で、一日中パソコンのモニターを眺める日々が続いており、もう帰宅したらパソコンなんか見たくもねー、みたいな感じだったので更新も滞っておりました。

 

ということで1週間も前の話になってしまいましたが、AOBA NU NOISEにお越しの皆様、ありがとうございました!いやー、楽しかったですね。勿論ライヴもDJも面白かった、というか寧ろ最高、でしたがめっちゃくちゃ会話やら何やらも面白くて朝までずっと笑いっぱなしでした。あと、りょうちゃんのマッサージがやばくて、それまで変な寝落ちをしてしまったせいで肩やら首やらが痛くて後ろを振り向くことすらしんどかったのですが、イヴェント開始と同時にゴリゴリやってもらったらすっきりして、そのまま快調!と叫びたい気持ちのままでDJしました。アオバ今年は4回あって、私は1回欠席してしまったのですがやっぱり楽しいので、来年もよろしくお願いいたします!

 

で、なんか2週間の間にめちゃくちゃ更新したい、というネタがあったりした気がするのですが、全て忘却の彼方へ、ということでまっさらな気持ちで今更新しようとしているわけである。そろそろ今年を振り返ったりもしたくなっているわけであるが、もうちょい後の更新にそれは回すとして、そうそう、この間仕事が終わって、本当に珍しく早く終わったので、これまた凄く珍しく中古レコード屋さんに行ってみたくなったのである。

 

車中ではyumboの澁谷さんの音源を聴きながら行って、お店でお会計をしていたら、さっきまで車で聴いていた声の主、澁谷さんがふらっと店に入ってきたので物凄く驚愕した。たまにある。たまにこういうことはある。しかしこのタイミングで、っていうのは実に凄くてちょっと本当に何かサイキックな力でも働いているのではないのか、と疑わずにはいられない、そんな経験であった。

 

まあ仙台という街は大きそうに見えるけれども実はそんなでもない、ということの証明みたいな事態ではあったけれども、まあ仙台はなかなか面白い。そんなことを再確認させてくれるのは古着屋さんのBeagleが出したジン、「Native Grass」を読んだりしたからかも知れない。これは仙台で色々な分野で活動している方々のインタヴューを集めたもので、当然友人知人のオンパレードだったりするのだけれども本当に色々面白いことやってる人多いな、と思わせてくれる。このジンの出版イヴェントもこの間開催されたので行ってきたが、平日にも関わらず人がわちゃわちゃといて凄く楽しかったし、何よりどのDJもライヴも凄く良かったので、色々な方向から仙台、良いじゃん・・・、と思わせてくれることがこの暮れも押し迫った時期にあったので、ちょっと自分の故郷、そして現在の居住地(考えてみれば私は45年以上仙台以外に暮らしたことがない)を見直したのであった。

 

ところで私は昔から読む雑誌と言えば音楽雑誌だったので物心ついてからインタヴュー、というものばっかり読んできた。だからインタヴュー記事は大好きである。ここ最近だと、「自分はこの質問にどう答えるんだろうか」みたいなことまで考えたりするから更に面白い。まあ、私なぞ何もしていないままこうやって平々凡々と暮らしているのでインタヴューされた機会なぞ、皆無、である・・・いやあるな。職場でなんか読書についてインタヴューとかされた記憶があるな。しかし運悪くその時に激しく読んでいたのが久生十蘭とかアルトーとかだったので、年若い方々にさほど訴えるようなものにはならなかった印象ではあるが・・・。

 

ということで、自分でも夢想するわけである、インタヴューされることを。でもまあそういう機会は今後もないんだろうなあ・・・。それはそれとして、「Native Grass」のインタヴューはどの方も凄く面白かった。よく知るひとだけれども、へー、というようなことがたくさんあったりして新鮮だったので今年の年末の良い読書体験の一つ、である。

 

読書と言えば最近・・・、と続けようと思ったがこれもまた年内まだあるであろう更新の機会にでも。今日はもうクリスマスも近いからMolly Burchの「Molly Burch Christmas Album」を聴かなきゃ。

Molly Burch Christmas Album (Colored Vinyl)

Molly Burch Christmas Album (Colored Vinyl)

  • アーティスト:Molly Burch
  • 出版社/メーカー: Captured Tracks
  • メディア: LP Record
 

 クリスマスアルバムと言えば

Ghosts of Christmas Past

Ghosts of Christmas Past

  • アーティスト:Various Artists
  • 出版社/メーカー: Ltm / Boutique Nl
  • 発売日: 2007/11/20
  • メディア: CD
 

 とか

MINOGUE KYLIE - KYLIE CHRISTMAS (SNOW QUEEN ED (1 CD)

MINOGUE KYLIE - KYLIE CHRISTMAS (SNOW QUEEN ED (1 CD)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: MINOGUE KYLIE
  • メディア: CD
 

 とか

Very She & Him Christmas [Analog]

Very She & Him Christmas [Analog]

  • アーティスト:She & Him
  • 出版社/メーカー: Merge Records
  • 発売日: 2011/10/24
  • メディア: LP Record
 
Christmas Party

Christmas Party

  • アーティスト:She & Him
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 2016/10/28
  • メディア: CD
 

 とか最高なものがたくさんあるのだが、このCaptured Tracksの歌姫のクリスマスアルバムもその一角に新たに切り込む1作である。お馴染みのクリスマスソングやらオリジナルやら、もちろん人懐っこいメロディの楽しい曲が多く、北風の染みるこのシーズンに聴くにはぴったりの素晴らしいアルバムである。いや、彼女がこういう王道ともいえるような企画アルバムを出したのも意外だったけれども、もしかしたらたまたまCaptured Tracksからリリースをしているだけで本質的にはカントリー風味まで聴かせる実に王道のシンガーなのかな、と今年の名作7インチ 

Ballads

Ballads

  • 発売日: 2019/08/02
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 を聴いた時も思ったのでこれから更に活動の幅を広げていくのかもしれないな、という思いを新たにしてくれる楽しいクリスマスアルバム。電話での寸劇込みの「Last Christmas」そのまんまカヴァーとかも素直に楽しい。

 

 

Lentz 1 MG ( Viersen / D )

AOBA NU NOISE  @Hi-hat Sendai 2019年12月14日(土)(第一部)19:00~23:00 ADV.¥2500(+1D)DOOR.¥3500(+1D)

Live: Uri Gagarin、Rebel One Excalibur、Waikiki Champions、Masaki Saito

(第二部)23:00~ DOOR.¥2000(本編第一部参加の方は無料)

Live: Nami Sato、Misz、LAP

DJs: 1017 Muney, BabyBae, dgova, SIF, EVOL, RYOTA, RAMBO

SHOP: 呑処 神

整体マッサージ: リョウちゃん 

 もう次の土曜日の話だ!よろしくお願いいたします。

 

さて、なんか毎日息つく暇もなく駆け抜けていたらもう12月だった。師走とはよく言ったもので、本当に文字通り走り回る日々が続いているので、一段落したらめちゃくちゃ打ち上げしたい(とは言え昨日は超絶楽しく大量に飲酒して、翌日にも全く残らないという奇跡を起こしたばかりだが)。

 

しかし一体いつまで、どこまでこのように走り続ける生活が続くのだろうか。昔はもうちょいなんだか余裕があったような気がするのだが、これは私の職場のせいなのだろうか、世の中のせいなのだろうか、それとも私のキャパが狭くなってきたせいなのだろうか。

 

もしかしたらその全てなのだろうか。あまり考えすぎると鬱々としてくるので、一発無関係な傍観者を気取って過ごしていくことにした。いやー、大変ですよね、というスタンスである。これで大体のことをこなすときに、マインドセット的には気楽になる、はずである。はず、なのだが・・・。

 

いつか本当に傍観者になりたい、早くなりたい、と思いながらまた食べ物の話でなんとか丸く収めようとしているのだが、例えば丸亀製麺を始めとするうどん店には、大体すりごまが置いてある。私は大体100%、笑っちゃうくらいに必ずかけうどんしか食べないのだが、このかけうどんにすりごまをかける、しかもとんでもない量のすりごまをかける、この行為だけで全然味わいが違ってくるのでお勧めだ。

 

とんでもない量、とはどれくらいかというのは人によって異なるかも知れないのだが、私の場合、飽きる、というか自分でも狂気の一線を超えてしまうのではないか、というくらいに延々とすりごまをかける。これだけでおだしを入れた時に立ち上がってくる香りが、もう290円のかけうどんとは思えないくらいのふくよかな、いかにも美味しいですよ、という香りになってくるので是非お試しいただきたい、というなんらまとまりのないライフハックを披露して今日は終えたい。

 

Thomas Brinkmannの「Raupenbahn」を聴く。 

Raupenbahn [Analog]

Raupenbahn [Analog]

  • アーティスト:Thomas Brinkmann
  • 出版社/メーカー: Editions Mego
  • 発売日: 2019/11/15
  • メディア: LP Record
 

 実は私は、お名前はかねがね・・・、というだけで聴いたことがなかったのだがこのEditionsMegoからの新作は面白がって聴いている。ミニマル、とかクリックハウス、とか所謂テクノの人だという認識は間違っていないと思うのだが、この新作は、19世紀~20世紀の自動織物機5台が動いている音を只管録って、何ら加工もしていないままに提示したアルバム、なのである。だからアナログ2面にわたって延々とがしゃこんがしゃこん、とかがっしゃがっしゃ、と織物機が動く音が楽しめるアルバムなのである、と書くといやどんなキワモノアルバムなのか、と思われる向きもあるかと思うがこれが音色とリズムの違いがそれぞれあって、不思議と飽きずに聴ける謎の作品なのである。ちょっとBPMの速いミニマルテクノとかに聞こえる瞬間とかがあって、かなり驚きのある意味無機質な(言葉本来の意味での)インダストリアルダンスミュージック、として機能しているのである。ここ最近で一番びっくりした作品で年の瀬に大変なアルバムが、とか思ってよく聴いているのだが、それでもやはり一歩間違えると、ちょっと大丈夫かな、自分・・・、と不安になったりもする機械音アルバム。文化的な背景の考察も踏まえての産業(インダストリアル)研究の成果、と捉えることも可能だが、まあ、やはりこの危険なまでの機械音の持続にぶっ飛ばされる悦び、の方がでかい。でもこれ例えばヘッドフォンで聴いたりしたら、ちょっと発狂するかもな・・・。

 

 

I'm Not A Cinephile

AOBA NU NOISE  @Hi-hat Sendai 2019年12月14日(土)(第一部)19:00~23:00 ADV.¥2500(+1D)DOOR.¥3500(+1D)

Live: Uri Gagarin、Rebel One Excalibur、Waikiki Champions、Masaki Saito

(第二部)23:00~ DOOR.¥2000(本編第一部参加の方は無料)

Live: Nami Sato、Misz、LAP

DJs: 1017 Muney, BabyBae, dgova, SIF, EVOL, RYOTA, RAMBO

SHOP: 呑処 神

整体マッサージ: リョウちゃん 

 年内最後のお楽しみですので、皆さん忘年会気分でよろしくお願いいたします!

 

さて、昨夜のcsgb、私は翌日の仕事に備えて、と、あまりの眠気のせいで早めにお暇してしまいましたがありがとうございました!ホナミちゃんは相変わらずビシバシと「好き」を打ち込むような感じの選曲でしたし、何をかけても秋山ワールド(Whodiniに衝撃)というお二方に対して、久々につなぎを頑張ろうと臨んだら命を削るようなアップリフティング、というか下世話感のDJになってしまい燃え尽きました・・・。楽しかった・・・。12月もあるのでたまには皆さん、遊びにいらしてくださいね。

 

さて、また料理の話かよ、と思われるだろうがそうだよ料理の話だよ。ワンタン、って餃子に比べると存在感が薄い、というか例えばお店に行って餃子はあるけどワンタンはない、という事態は多々あるものである。そして何だか実体のつかめないもの、みたいな感じなのではないだろうか。

 

しかし我が家ではワンタン鍋というものが大人気のごちそうメニューになっており、毎年大晦日はワンタン鍋を食べながら1年を振り返る、ということが恒例行事になっている。要はワンタンとにらと豆もやしを良い感じにごま油の効いたなんちゃって中華風スープの鍋に入れて食す、というシンプル極まりないものなのだが、これが飽きずにしみじみ美味しいし、取り分けてからラー油をお好みで入れると実にパンチも出て美味しい。

 

というか多分私は餃子を食べるのも、そして作る、というか包むのも大好きだが、それ以上にワンタンを作る、包む、ということが好きなのだ。理由はシンプル、実に簡単、だからである。餃子のように、上手くひだを作らなきゃ、とかもっと餡を詰めなきゃ、あ、溢れた、とかそういう苦悩に満ちた行程が、ない。単に皮の真ん中に餡を好きに(多くても少なくても良い)置いて、水を付けた指で淵をなぞり、なんとなく貼り合わせる、これでオッケーなのである。

 

最初のうちはちゃんと三角形になるように折りたたんで、且つその端を両手を合わせたような形になるように更につけて、全体として丸っこいフォルムになるようにしていたのだが、なんかの情報で別にそんなことしなくても良い、なんなら三角形も別にきっちりとした形に貼り合わせなくても良い、ということを知って、より簡単になってしまった。

 

ということでこの間ワンタンを作った際にはもう貼り合わせた形はずれてるわ、餡の量は不ぞろいだわ、という感じが楽しくて、もっと自由に!もっと大胆に!みたいに脳内で何かが分泌されたかのようにハイになってひたすら(多分笑みすら浮かべていたと思う)ワンタン作りに精を出し、なんかトリップしたかのように30個作ってしまったのであった。

 

まあ多分本搾りレモンサワーとか飲んでたから増幅されたのだけれども、何だか解き放たれた気持ちになって幸せになれる、合法ドラッグであるワンタン作り、皆さんもMDMAとかそういうものでトリップする前に是非お試しあれ。世界中の人がワンタン作ったら、戦争とかいじめとか差別とかそういうものがなくなると私は強く信じている。

 

ただ、ワンタン鍋はビールが面白いように進んでしまうので、そこは要注意である。この間私は家でワンタン鍋を肴に飲み過ぎてしまい、翌朝は世界平和どころの騒ぎではなかった・・・。

 

Bodegaの「Endless Scroll」を今さら聴いている。

ENDLESS SCROLL [12 inch Analog]

ENDLESS SCROLL [12 inch Analog]

 

 2018年のデビュー盤である。まあ、よくポストパンク、とか形容されるブルックリンのバンドなのである。まあそれが一番手っ取り早い紹介なのかな・・・。男女ヴォーカルのハネ具合とか絡み具合、どんどこ言うドラムスに唸るベースにめっちゃくちゃ良いカッティングのギター、もう申し分のない音である。ただ、彼らが何だか他によくあるこの手の音のバンドと違うのは、曲が実に良い感じに必ず爆発ポイントがあるか、もしくは超あっさり終わるか、という両極端に振り切れていてそれがインパクトあって、ともすればのっぺらぼうみたいになりそうなギターバンド群の中で、ちょっとユーモラスで良い表情をしている。あと、歌詞がめちゃくちゃ面白くて現代のネット社会というか、コンピューター社会を揶揄しまくっているものが多くて、ときに爆笑させられたりもする。「毎朝起きて同じサイトをクリック、コンピューター見つめて一日仕事して、仕事から帰って来てコンピューター見つめて、コンピューター見て休憩してリラックス、死んでも多分コンピューター見てる」とか「あなたのチャットメッセージ見ながら自慰」とか、クスリとするけど、なんだかもう言われてみたら確かにな、という歌詞も凄く良いですな。

Waking Up

csgb@bar fam 2019年11月29日(金) 21:00start ¥15001(1D)

Guest DJ: I AM HONAMI

DJ: Shinshin, 5atrou, tdsgk

久々になんだか踊りやすいcsgbになりそうな予感!みんな遊びたいでしょう、頭でっかちな、SNSだけ頑張ってるようなパーティはひとまず置いておいてさ(別に特定の何かを指しているわけではなく、なんとなく自分を鼓舞したい気分だったので)。

AOBA NU NOISE  @Hi-hat Sendai 2019年12月14日(土)(第一部)19:00~23:00 ADV.¥2500(+1D)DOOR.¥3500(+1D)

Live: Uri Gagarin、Rebel One Excalibur、Waikiki Champions、Masaki Saito

(第二部)23:00~ DOOR.¥2000(本編第一部参加の方は無料)

Live: Nami Sato、Misz、LAP

DJs: 1017 Muney, BabyBae, dgova, SIF, EVOL, RYOTA, RAMBO

SHOP: 呑処 神

整体マッサージ: リョウちゃん 

みんな遊びたいでしょう、頭でっかちな、SNSだけ頑張ってるようなパーティはひとまず置いておいてさ(別に特定の何かを指しているわけではなく、なんとなく自分を鼓舞したい気分だったので)。

 

さて、昨夜はイヴェントは勿論のこと、それと切っても切り離せない方々との再会がめっちゃくちゃ楽しすぎて、同窓会、とかそういう言葉は寧ろ嫌いなのだが21世紀に会ってから初めて会うような旧友たちとの時間が尊すぎた。何だか本当に、生きていたならいつかは会える、という山本譲二の「みちのくひとり旅」みたいなことが徐々に実感として受け止められる、そういう心持ちである。しかし、何だか歳を取ったんだな、ということは歴然とした事実としてあるのだけれども、意外に人間中身は変わらない、ということを色々確認できたので多分、人間は三つ子の魂百まで、ということなのだな、と思う。逆にそういう人の方が何だか人間として信頼に足るな、と思ったり。

 

ということなのだが、最近ユニクロのフリースを着ている。今年、エンジニアードガーメンツと共同で出たものがあって、それは何だかとても魅力的だったので実に珍しく発売されるとほぼ同時に買って、これまであまりフリースとは縁遠い感じで生きていたのだけれども、着やすいし使い勝手も良いし、なによりあったかいし、ということで愛用しているのである、最近。

 

しかし先日、それが何だか品薄でネット上で高値で売買されている、という話を聞いて、うむーなんだかな、という気持ちになっている。なんかヤフオクのあんまり好感が持てない側面がメルカリで加速しているよな、と最近思っていたのだけれども、まあそういう思いを裏付けるに足る話で、何だかな、という感じである。

 

そりゃあお金は欲しい。私も喉から手が出るほど欲しい。だから全然批判とかなんでもないし、どうこう、というものでもないのだけれどもどうも露骨に金金金金、ってなってくると若干萎えるものである。

 

とは言え新聞の第一面を見れば大体税金だの政府のバカな支出だの、100%金の話題になっているわけで、そうだよな、お金より大事なものがあったりもするよね、とか説かなければならない立場にある私でも(仕事柄)、何だかちょっとそれを通していくことなんて到底無理だな最早、と思う昨今だからしょうがないのか、な。

 

だから一瞬、おおこのフリースもレコード引換券に化けるのか、とか色めき立ったけど、この使い勝手の良さはそういう問題ではないな、と思い直し大事に着ていこう、と思った次第である。

 

最近レコード引換券を使ってSorry Girlsの「Deborah」を入手して聴いている。 

DEBORAH [12 inch Analog]

DEBORAH [12 inch Analog]

 

我が盟友のymdmkt氏から激推奨されて聴いてみた、カナダはモントリオール拠点の男女デュオのデビュー盤である。TopsやGrimesと同じレーベルから、というだけでもう間違いないんじゃないか、とか思うわけであるが、さすがymdmkt氏なだけであって私のツボを分かっていらっしゃる、本当にこれが2019年のレコードなのか、と驚愕する、絶対に過去には存在していなかったはずなのに35年くらいずっと偏愛していたようなエレポップ具合にノックアウト、である。必殺のド名曲が連発、という感じでもなく(悪い意味では決してない)、思えば昔ラジオや有線で聴いていたんじゃないか、という風に記憶を改ざんされてしまいそうな、全編良い塩梅の哀愁漂う、微妙に泣きを押さえた曲が続いてしまうので凄く危険である。そう、このずーっと一定の良い感じのクオリティでひたすら名曲が・・・、というこの感じ、中毒性が高いのでラジオを聴いているような感じで聴いてしまうのである、ずーっと・・・。これは世界とは全く関係ないところで鳴っている、極私的にヤバい1枚過ぎるな・・・。

 

 

Thousand Eyes

キララVol.3 @bar fam 2019年11月23日(土) 17:30open 18:00start ¥2500(+1D¥500)

Live: K.T.M.X. ( Love Love Straw, all tomorrow's party )、佐野史紀( SOFTTOUCH, BEDTOWN )

DJ: tdsgk ( AOBA NU NOISE, csgb ), 浅野芳孝( Love Love Straw, ビデオボーイ ) 

今夜(というか今日の夕方)の話です、よろしくお願いいたします!

csgb@bar fam 2019年11月29日(金) 21:00start ¥15001(1D)

Guest DJ: I AM HONAMI

DJ: Shinshin, 5atrou, tdsgk

 ホナミちゃんが多分気合いいれてくると思うので負けずに私たちも頑張ります!

AOBA NU NOISE  @Hi-hat Sendai 2019年12月14日(土)(第一部)19:00~23:00 ADV.¥2500(+1D)DOOR.¥3500(+1D)

Live: Uri Gagarin、Rebel One Excalibur、Waikiki Champions、Masaki Saito

(第二部)23:00~ DOOR.¥2000(本編第一部参加の方は無料)

Live: Nami Sato、Misz、LAP

DJs: 1017 Muney, BabyBae, dgova, SIF, EVOL, RYOTA, RAMBO

SHOP: 呑処 神

整体マッサージ: リョウちゃん 

ナイスな出演者しかいないな、しかし・・・。ということで是非今年の締めくくりにいらしてくださいませ!

 

最近寒いなあ、とぶつぶつ言っている昨今であるが、ふと気づけばついこの間まで死ぬほど暑くて、やばい・・・、とか思っていたわけである。そうだそうだ、とくに8月の頭には名古屋で溶けかけていた。しかしそれから仕事が激務を迎えて突っ走っていたら9月を終え、台風だの何だのとどたばたしていたら10月が終わり(ついでに私も歳を取り)、何だか追い立てられるままに11月も終わりそうである。

 

毎年毎年、あっという間に過ぎていく。勿論1年間は365日あるわけでそれが変わるわけではないのだけれども(あ、来年は366日か)何となく体感的に40歳過ぎてからが速い。これは何故なのだろうか。ドタバタと日々を切り抜けていく中で、火事場の煙の立ち込める中で息を止めて、もうちょっとで抜ける、もうちょっとで抜ける・・・、と思いながら走っていると、その「抜けた先」が、まあ完全に抜けきったわけでもないのに一応ちょっとの間あって、ほっとしたのもつかの間、また煙が立ち込め、またしてももうちょっとで抜ける・・・、とか言って走っているとそれを繰り返しているうちにあっという間に1年も終わってしまう、というその恐ろしさを痛感している。

 

ということでこうなってくるともうやっぱり音楽聴いたり料理したり、ということがとても私には大事な、ちょこちょこある抜けた先」になってくるので、今日は超片手間にさささーとニンニクつぶして芯を取って、赤唐辛子を輪切りにして、オリーヴオイルに入れて炒めてパスタを茹でて、そんで合わせてまたしてもお手軽にペペロンチーノを作ってお昼に食べたりしたのだが、何だか最近迷いの見えた私のペペロンチーノ道(オリーヴオイルベースのソースを乳化させる、という新定番として表れてきたメソッドに攪乱されていたので)も、ここに来て何だか落ち着きを見せ始めたので、まあお料理は何だか今年は自分で納得の行く数少ない物事の一つであったなあ、とジーンとしながら秒で食べ終わってしまった。

 

FKA Twigsの「Magdalene」とか凄く良いアルバムで正直びっくりしている。

Magdalene [限定輸入アナログ盤 / レッド・ヴァイナル仕様 / 1LP] (YT191LPE) [Analog]

Magdalene [限定輸入アナログ盤 / レッド・ヴァイナル仕様 / 1LP] (YT191LPE) [Analog]

 

 前作

LP1 [12 inch Analog]

LP1 [12 inch Analog]

 

 も凄く良くて、愛聴していたものだが今作のスケールのデカさ、そして強烈なバックトラックの乱れ打ちの中で立ち現れてくるゴスペル感、というかソウル感、というか彼女のヴォーカルのソウルフルな魅力が前面に出ていて昨年のKelela 

TAKE ME APART [LP] [12 inch Analog]

TAKE ME APART [LP] [12 inch Analog]

 

 にも感じたような、何だか崇高な美しさがある。何でも前作からの間、子宮の腫瘍を取ったり色々あったらしいのだが「マグダラのマリア」にインスパイアされたらしい、内省的なノリが強めに感じられる詞の世界はなるほど、と思わせられるわけだが、バックトラックも突き抜けていながら歌に寄りそう感じが凄く高いレヴェルで結実していて、インダストリアルとクラシックが混ざったような凄い音になっているのだがぎりぎりのところで聴きやすいアルバムに仕上がっている。ArcaもSkrillexもNicolas Jaarも、いやいや皆さん本当に良いお仕事を、と感動するわけだが、やはりここはほぼ全曲のプロダクションにもかかわっているFKA Twigsさんご本人の大活躍ぶりには舌を巻くわけである。大体まず曲が全部、凄く良いんだよなあ・・・。

 

**** ( Jungle Law )

キララVol.3 @bar fam 2019年11月23日(土) 17:30open 18:00start ¥2500(+1D¥500)

Live: K.T.M.X. ( Love Love Straw, all tomorrow's party )、佐野史紀( SOFTTOUCH, BEDTOWN )

DJ: tdsgk ( AOBA NU NOISE, csgb ), 浅野芳孝( Love Love Straw, ビデオボーイ ) 

 今週の土曜日の話です。久しぶりの皆さんとお会いするのも楽しみですが、それ以上に新鮮な体験できそうでわくわくしてます。よろしくお願いいたします!

csgb@bar fam 2019年11月29日(金) 21:00start ¥15001(1D)

Guest DJ: I AM HONAMI

DJ: Shinshin, 5atrou, tdsgk

 毎回違った表情で、それでいて心に刺さるDJやってくれるホナミちゃんがまたしても登場!いや、悪いこと言わないから一度彼女のDJ聴いた方良いですよ皆さん。ということで私も頑張ります!

AOBA NU NOISE  @Hi-hat Sendai 2019年12月14日(土)(第一部)19:00~23:00 ADV.¥2500(+1D)DOOR.¥3500(+1D)

Live: Uri Gagarin、Rebel One Excalibur、Waikiki Champions、Masaki Saito

(第二部)23:00~ DOOR.¥2000(本編第一部参加の方は無料)

Live: Nami Sato、Misz、LAP

DJs: 1017 Muney, BabyBae, dgova, SIF, EVOL, RYOTA, RAMBO

SHOP: 呑処 神

整体マッサージ: リョウちゃん 

 ということで出演者も増えてます、そして遂にマッサージまで受けられる謎の空間が出現!是非今年の締めくくりにいらしてくださいませ。

 

さて、先日中学校の同窓会、というものがあった。私は別に嫌な思い出しかない、とかあの頃やらかしてしまったから・・・、とかそういうわけではないのだけれどもそういう会にはどうにも興味が持てない性質(たち)で、まあ普通だったらばスルーするのだけれども、ちょいと事情があって何だか幹事グループの中に(とは言えLINEグループなのだが)入ることになってしまったので、出席せざるを得なかったのである。

 

まあとくに私が何らか中心的な働きをする、というわけでもなくLINEの通知が凄く増えて、それが単にあの楽天の可愛くもないパンダが「ありがとうございます」とか言っているのが連続してやり取りされているだけで発狂しそうになったり、とかそういう経験をしたのだが、まあつつがなく終了したのである。

 

かようにとくに興味が持てない性質故に、なんか気の利いた感想もなくまあ皆歳を取ったね、程度なのだがそれは別に私が冷淡だからそういう感想しかない、ということでは断じてない。私だって、たとえ興味が持てないにしても同窓会だったらそれ相応の気持ちの高まりを自分の中で作り上げなければならない、と思い中学校時代を彩ったサウンドトラックでも集中して1週間くらい聴けばかなり盛り上がって、「懐かしいなあ!」とかそういう気持ちになるのではないか、と思った次第である。

 

ということで色々聴いたわけである。

Darklands

Darklands

 
Candleland (Expanded)

Candleland (Expanded)

 
Pure

Pure

 
Bizarro

Bizarro

 
Bete Noire-remastered

Bete Noire-remastered

 
THE PICTORIAL JACKSON REVIEW: REMASTERED CD & 7'' VINYL BOXSET

THE PICTORIAL JACKSON REVIEW: REMASTERED CD & 7'' VINYL BOXSET

 

 いや、もっと聴いたのだが、これが全然ダメであった・・・。何故かというと普通に今の気持ちで盛り上がって聴いてしまって、全然87年から90年、という時期に戻ることができなかった、マジで。

 

懐かしい、とかそういう気持ちになれる線を探ったのだが、ダメだった。それこそ、リンドバーグとか米米クラブとかバービーボーイズとか聴いた方が良かったのか。いや、当時も全然好きじゃなかったしいまだに好きでもなんでもないからそんな時間の無駄になるようなことをしなくて良かったな、うむ。

 

まあ上で「サウンドトラック」とか書いてしまったのだが、それがそもそも間違いでどっちかというと聴き狂っていた音楽とそれにまつわるあれこれの方があくまでメインで、それ以外の全てはサブだったのだから、まあこういう結果もさもありなん、ということに早く気づけば良かったのだが、単に名盤ウィークを開催しただけの結果に終わってしまったのであった。

 

トドメに同窓会当日にLove And Rockets 

ラブ&ロケッツ(紙ジャケット仕様)

ラブ&ロケッツ(紙ジャケット仕様)

 

 聴いてしまったのが良くなかったかもな・・・。大興奮してしまった・・・。89年リリースの4枚目のアルバムである。89年はBauhaus関係が異常に盛り上がっており、BBCセッション集が出て

Swing the Heartache - BBC Sessions (Reis)

Swing the Heartache - BBC Sessions (Reis)

 

 Peter Murphyも3枚目のソロを出し結構USでヒットし、

DEEP by Peter Murphy (1995-06-20)

DEEP by Peter Murphy (1995-06-20)

 

 という年であった。さてBauhausのPeterを除く3人によるこのアルバムからもシングル「So Alive」が全米チャート入りという大ヒットをしてこのアルバムも大変ヒットしたわけである。とは言えアルバムは物凄いファズギターやファズベースに塗れたノイジーなロックンロールからアンビエント調のナンバーに不思議とモダンなグラムロックに繊細なアクースティックナンバー、とかなり各方面に突き抜けた内容なので、全く色目を使ったような作品ではないところがまた痛快である。しかしこの良い意味でとっちらかったアルバムは各曲完成度が高すぎて異常なテンションの作品で、もちろんいまだに全身の血が沸騰するような興奮を覚える1枚である。おかげで今もうLove And Rocketsのアルバム、ここに至るまでの3枚を全部聴き直すモードに入ってしまっていて、いやはや同窓会とは罪深いものよ・・・。

 

Blues For Your Mama

キララVol.3 @bar fam 2019年11月23日(土) 17:30open 18:00start ¥2500(+1D¥500)

Live: K.T.M.X. ( Love Love Straw, all tomorrow's party )、佐野史紀( SOFTTOUCH, BEDTOWN )

DJ: tdsgk ( AOBA NU NOISE, csgb ), 浅野芳孝( Love Love Straw, ビデオボーイ )

csgbは11月29日(金)の予定です。

AOBA NU NOISE  @Hi-hat Sendai 2019年12月14日(土)(第一部)19:00~23:00 ADV.¥2500(+1D)DOOR.¥3500(+1D)

Live: Uri Gagarin、Rebel One Excalibur、Waikiki Champions

(第二部)23:00~ DOOR.¥2000(本編第一部参加の方は無料)

Live:Masaki Saito, Nami Sato, Misz

DJs: SIF, EVOL, RYOTA, RAMBO

SHOP: 呑処 神

よろしくお願いしますね、今年ももうそろそろ終わっちゃうので・・・。

 

さて、これまたご無沙汰していたのだが、仕事柄ちょっと国、というか文科省に色々やられまくっていたのであっという間に11月もこんな時期になっていた。まったく、今さら報道機関も安全な場所に落ち着いてから、あれもこれも、って報道してんじゃねえよ、遅いんだよ!とか思っているのだが、まあ色々明らかになっていったらよいな、とは思う。けれども今の国会の様子とか見てると、もう何もこの国には期待できないんじゃないか、という思いが確信に変わっていきそうで、全くこんなことになっちゃうんだなあ、と呆れるばかりである。

 

仕事柄若者と一緒に未来のことを考えなければいけないわけだが、何だか自分のせいでもないのに本当に大人たちのせいでこんな世の中になっちゃって、申し訳ないなあ、という気持ちになったりする瞬間が多々あって、でも日本に限らずなのかな、とかCNN見てると思うのでちょっと私を含めた世界中の、所謂大人たちはちょっと頑張らなきゃいけないんじゃないか、とか思うのである。

 

でも何を頑張れば良いのか、となるのではあるがまあ何となく、だらだらとした流れには巻き込まれないぞ、と意識しながら生きるしかないのかな、と思うのであった。逆張りばっかり、というわけではなくなんとなく、さて自分は、と点検しながら生きていくことしかないのかな、と悟ったのであった。

 

なんで今日こんなこと書いてるのか、というと昨日結婚式に行って、たくさんの若い連中に会って、この人たちには幸せになってもらいたいものだな、と珍しくまじめに思ったから、なのであった。まあ、その時に痛飲しすぎたのでまだ酒が残っててこんなこと珍しく思って書いている、という話もあるのだが・・・。

 

と言いながら、最近家では無駄に飲んでいなかったのだがさっき久々にレモンチューハイとか飲んでしまっているから加速した、というのもあるのか。それとも本当に久々に家にいてレコードを聴けているからなのか。約1か月ぶりだ、あの台風の日以来、つまり私の誕生日の前の日以来だ、家にずっといるのは・・・。

 

だからRobin Kenyattaの「Girl From Martinique」なぞ聴いているのだ。

Girl From Martinique

Girl From Martinique

 

 フルート、サックス奏者の彼がWolfgang Daunerなどと一緒に作った1973年リリースのECM盤である。マルティニーク、というとMax Cilla

La Flute Des Mornes [Analog]

La Flute Des Mornes [Analog]

 

 の私の愛聴盤が思い浮かべられる。まあ、Maxさんはガチでマルティニークの笛でやっているのだがこちらのRobinさんはまあ、なんとなくそれ風、なわけでそれ故の面白さがある。まあ、結構ジャズロック、的な音になったり突如フリー、になったりするのでとくにマルティニークどうこう、というのはあんまり関係なく面白いわけである。またやはりWolfgang Daunerのクラヴィネットやらピアノやらが大層存在感があって、このアルバムの聴きどころは彼のプレイかも知れないなあ、と思ったりする。ちょっと薄味な感じではあるが、それ故に何度も聴けて楽しめるアルバム、である。