On Our Hands

csgb Vol. 78 ~Stream~ 2021年6月25日(金)20:00~25:00 

配信:無料 / 入店: 2000yen(1D)*人数制限あり 

DJ: shinshin, tdsgk, 5atoru, hirasho

https://www.twitch.tv/  

上記アドレスで視聴可、です(投げ銭あり)!

ということで久々に金曜日の夜にお届けいたします。すっかり夜弱くなっておりますが私は20時から、22時40分から、の2回。よろしくお願いいたします。

 

そしてこちらもまだまだ!

aobanunoise.thebase.in

白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!蒸し暑くなってきたので、貴兄貴女からのオーダー、お待ちしております!
 
まあここ最近仕事以外で何をしていたか、と言えば映画『アメリカン・ユートピア』を夜遅くにやっと観に行ったら知り合い3人に会う、というびっくり体験をしたとか(映画に関しては私が何かを言うよりも私の知り合いの観に行った方々の言葉を読んでいるだけで満足してしまったのでとくに触れないが、ソフト化されたら絶対買う)、チキンオーバーライスをまたしても作ったり、1回目のワクチン接種したり、本当に珍しく早く仕事から帰れる日があったので爆速で帰ってレコード聴いたり、『悪の秘密結社ネコ2』

を読んだり、依頼された英訳の作業を行ったり、また別に依頼された和訳の作業を行ったり、でやっぱり夜はもう眠くて眠くて全然起きてられなくて音楽聴くどころではなかったり、何があったというわけでもなく夕方から夜にかけては誰とも話したくないくらいになっていたり(物理的に疲れていたんだろうと思う)、こんなに日々動き回って疲れているのにあんまり体重が、減ってはいるんだけれどもそんなに劇的には減ってはいなかったり、ボーナスも入ったけれども何だかあっという間に消えていきそうだったり、京都在住の音楽を作っている素敵な知人たち

LAST ALOHA

LAST ALOHA

  • アーティスト:HALFBY
  • felicity
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とやり取りして久々に、早くこんな世の中落ち着かないかな、会いたいな、と心から思ったり、日曜日の今日も午前中は仕事して、ご飯食べたり用事済ませて帰宅したら寝落ちして、気づいたらもう夕方4時になっていたのでNHKFMの「洋楽グロリアスデイズ」を聴きながら、でもインターネットのタイムフリー的なものの対象に最近追加されていたからあとで晩御飯作りながらもう一度聴こう、と半分むにゃむにゃしながら思ったり、昨日の夜作ったよだれ鶏は簡単で凄く美味しくて感動したなあ、と思い返したり、という感じであった。

 

そう、よだれ鶏、である。あれは2年前だったか横浜に仕事で行った日の夜に、横浜在住の友人と一緒に行ったお店で食べて感動して以来、なかなか夜飲める店にも行けない昨今、もっと身近にならないものか、と思っていたところ職場で1年以上前の日経新聞の土曜版の鶏料理レシピ特集に載っているのを発見したので勝手にそのページだけ持って帰って、家で作ってみたのだった。これが包丁さえ握れれば、そして電子レンジさえあれば、すぐにでもできる簡単レシピで物凄く興奮した。だって鶏むね肉にフォークで穴を開けまくって酒と砂糖を馴染ませて、レンジでラップして加熱すればできるし、タレだってネギをみじん切りにして醤油だ酢だニンニクだ砂糖だラー油だ、でできちゃうし、なのに物凄くパンチのある、且つ鶏肉も良い具合の柔らかさとしっかり感があって、これは夏に無限に作り続けられる、食べ続けられる・・・、と新レパートリーの爆誕に感動、したのであった。

 

ちなみにレコードについては上の振りかえりで触れていないけれども、まあ増えていましたよ、はい。Suzanne Kraftの「About You」

About You

About You

  • Melody As Truth
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とか大変に素晴らしい作品だなあ。他にもこんなに狂おしく過ぎ去っていく日々の中で良いアルバムに出会えているので、そこは幸福なことだと思うのだけれども、今日はSuzanneさんのアルバムを聴いていたのだった。もともとはJohnny Nashと組んで(というか今作のリリースも彼のレーベルだ)いたりするわけで、所謂バレアリック、とかアンビエント、とかハウス、とかニューエイジ、とか形容される音楽を作っていたLAにお住まいのSuzanneさん(勿論本名は違うし、第一男性である)が先日の7インチでのまさかのメランコリックな、宅録感漂うギターポップ的音楽に続き、同路線でアルバムを出した、というわけである。これがそれまでの経歴とかを知らなくても一発で夢中になってしまう美しい音楽で、Real EstateとかFra Lippo LippiとかWild Nothingとか復活したSlowdiveとか、という様々なアーティスト名が頭の中に去来するけれども結局めちゃくちゃ独自の良い具合にシンセの効いたギターポップノリで、こういうヴォーカルにメロディにアレンジだったら、もうすぐにでもノックアウトされてしまう私のような人間にはたまらない1枚。今年のベスト10の1枚は確実でしょう。

 

Home

白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!私も今日これを着てラーメン食べたり車の点検行ったりスーパーのつかさ屋行ったりしましたが、とても良いです(着用コメント)。リモートワークにも対応の大人しいフロントデザイン、背中で語るバックデザイン、まだまだ貴兄貴女からのオーダー、お待ちしております!
 
私は血圧が高くて、でも原因が謎だったので検査入院して調べたら原因はストレスだった、ということがわかった話は2019年の夏ごろの拙ブログに詳しく書いたので記憶しておられる方々も多いであろう。
 
あれからもうすぐ2年、毎日血圧を測定しているのだが、血圧はまあ安定している。しかし本当にストレスのせいなのだなあ、とお休みの日はかなり血圧が低めに出る故に実感する日々である。
 
まあ日頃穏やかに過ごそうと心がけてはいるものの、仕事の日は息つく暇もないスケジュールだったり、そんな中でも突発的なことがもたらされたり、加えてどうでも良いことに巻き込まれたり、という感じなのでどうにもこうにもみるみるうちに知らず知らずのうちにストレス、ってのは蓄積されていくのであろう。そこにコロナの諸々が加わり、政府の暴走ぶりが加わり、更には最新版として近々私もワクチンを接種する動きになりそうだが(職業柄)、それの日程とか段取りとか全てが急転直下すぎて調整が大変、とかどんどんどんどん次から次へと蓄積されていくのであろう。
 
だからお休みの日はそういう諸々(政府に関しては怒り続けている)から少しは解放されてレコード聴いたりしているから穏やかで、血圧も低め、なのであろうな、と容易に想像がつく。昨日はレコードストアデイだったが、とくに今年は悔しい思いをさせられるリリースもなく、ただ、基本何も店頭にはなく(私が行ったのは仕事終わって午後だから)、しょうがないからSuicideの10インチ買ったりしたくらいだろうか。多分、家を探せばカップリングとかは若干違うがこれの12インチとかあるのだが。
 
なので穏やかである。穏やかではあるが、ヤフオクで入札していたものが突如終了間際に出品取り消しになり、あれ、と思ってたら私が自動入札上限に設定していた価格の1.5倍以上の値段で再出品されているのを今日発見して、もうその出品者の住所とか割り出して一発、拳でもお見舞いしてやろうか、と思うくらいに憤ったりはした。なんつーか、まあ色々あるんだろうけれども基本レコード関係ではあんまり嫌な思いはしたくないなあ。
 
ということで穏やか(もう自分に言い聞かせるようになっているが)にTeenage Famclubの「Endless Arcade」を聴いている。

これも早々とAmazonに予約していたら急にキャンセルされて、もうAmazonとやらに一発、拳をお見舞いしてやろうか、と思うくらいに憤ったのだが、その後熟考の期間を経てアナログで購入した。オリジナルメンバーのGerald Loveが脱退し(彼のソロのLightships

の次作を待っているのだが・・・)、劇的な変化を経ての新作なわけだが、これが・・・、多分彼らのアルバムは何故か「Howdy」

Howdy!

Howdy!

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だけタイミングが合わなかったのか聴いていないのだけれども、それ以外は全部聴いてきていて、このアルバムが一番好きかも、と言えるくらいの傑作だと思う。物凄い華やかさはないけれどもちょっとひねったコード進行とか変拍子とか、若干(本当に若干)内省的なムードと、ミニマルな淡々とした感じが印象的なのだけれども、鍵盤の効果的な感じとか、より一層美しくまとまったまるで本当にThe Byrdsのようなハーモニーの具合など、ハッとする瞬間が多々ある。煌びやかさには欠けるかも知れないけれども、よくまとまった、わくわくするような音楽の魅力にあふれたアルバムなのである。「Songs From Northern Britain」

あたりからのミニマルな感じがここまで結実した、という風に言えるかも知れないな、とか思ったり、兎に角私は今のTFCが一番気になる、なのでライヴを観たい、と思ったりした、初めて。

 
 

I Hear Only Silence Now

白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!暑くなってきた近頃の時期にもとても良いです(着用コメント)。リモートワークにも対応の大人しいフロントデザイン、背中で語るバックデザイン、まだまだ貴兄貴女からのオーダー、お待ちしております!
 
相も変わらずどったばったと日々暮らしているわけであるが、先週は実に1年3か月ぶりくらいに東京に行った。しかも2回、日帰りで。
 
コロナウイルスに右往左往させられているうちに、なんだか自分の住んでいる県以外は魔窟、みたいに知らず知らずのうちに思わせられてしまっているような昨今であるが、どこにいても同じようなものではないか、という気がする。それでもなるべく顔は触らない、とかそういう基本的なことに気をつけながら行ったわけだが、以前は何だか東京と言えば、どこに行っても人だらけ、という印象だったけれども、大分人通りが少ないなあ、と東京駅やらでは思った次第である。
 
本当はもっとゆっくり滞在して、東京にお住まいのお友達とかとも会いたい気持ちでいっぱいだったけれども、なんせ強行スケジュールの仕事、だったのでもうちょっと世の中が落ち着いたらまたすぐにでも、という気持ちで今回はぐっとこらえて駆け抜けた次第である。
 
しかし時間のない中、行けるべ、と久々にディスクユニオンには行ったわけだが、何か自分のユニオン力(りょく)が鈍ってしまったのか、ばばばーっと見て、結局レジに行く際に手にしていたレコードが、昔持っていたけど売り払ってしまったレコードだったり、7インチやCDシングルで持っているものの12インチだったり、その逆でCDシングルや12インチで持っているものの7インチ、だったりしたのにはちょっと閉口して、これはリハビリが必要だな、と決意を新たにした。だから早いとこ世の中落ち着いてもらわないと困るんだな。
 
ついでに東京の飲食店で普通に酒が飲めるようにならないと、ちょっと困るな、とくに天狗、とか。
 
ちなみにリハビリ、ということで今日仙台で開催されているレコードフェアに行ったのだが、結局買ったレコードが昔持っていたレコード、CDシングルで持っているレコード、だったので結構重症、である。コロナめ・・・。
 
ということでDavid Jの「Etiquette Of Violence」を聴いている。 
Etiquette of Violence

Etiquette of Violence

  • アーティスト:David J
  • Situation 2
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というのもこのジャケのTシャツを先日購入してしまったわけで久々に聴いている。正確にはこの写真は裏ジャケなのだが、CDでの再発ではこちらが表になってしまっているのだな(本当はジャケは真っ黒)。Bauhausの中心メンバーだった彼の最初のソロアルバムである。サックスとドラム以外は全て自分で演奏した、シンプルなソロアルバムである。この後のLove And Rocketsやソロ作品ではもっともっとポップで明るい側面もどんどん出てくる彼であるが、このアルバムではまだその前段階の、暗闇でカラスが激しく飛びながらおはぎをとっていく様をJohn Caleと一緒に眺めているような、ジャケ通り黒光りする、漆黒のシンガーソングライターアルバム、である。久々に聴いたのだが彼の声も若々しく(実は美声)、まだまだ粗削りではあるが、Bauhausというバンドの背骨みたいなものはまさしく彼だったんだな、ということを(当たり前だけれど)否が応でも実感させられる不朽の名作。基本的に優し気なメロディとシンプルな弾き語りが基本になっているところとか、そのバランス感覚にも感心するのであった。思えばこんな真っ黒のジャケットだけれどスリーヴの内側は真っ赤、というところにもなんかその感覚が窺えたり、とか。しかし聴いてたらふつふつと体内で湧き上がる何かを感じ、高校時代の愛聴盤

Songs for Another Season

Songs for Another Season

  • アーティスト:David J
  • Play It Again Sam
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も久々に倉庫から持って来ようかな、と異常に盛り上がってしまったのだった。

Cadere

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さて昨日のcsgb、オンラインで楽しんでいただけた皆様、ありがとうございました!現場はゼロ人だったので密でなく疎、の安全な空間でお菓子食べたりしながらのんびりとやっておりました。昨日は何だかそこに至るまで忙しくて、レコードで最近我が家に入荷したものをかけようか・・・、と思ったのですが心がなんか安らぎを求めていたので、大好きな曲を聴いて心のリハビリテーションを勝手に行おう、と思ったのでCDをがさっと詰めて持って行ってかけました。
 
結果、最初のセットは多様性にもほどがあるばらんばらんな曲を塊としてかける、という何だかよくわからん感じになりましたが、Lindsay LohanCheap Trickのカヴァー
Little More Personal - Raw

Little More Personal - Raw

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 を爆音で聴きたい、という当初の目論見は無事果たせました。更にはBritney Spears 

からMel Torme

という、そもそも「なぜそれらを持ってきた?かけようと思ったの、csgbで?」という2枚が異常なまでにシンクロして新しいミックスができたので、何だか勝手に充実感がありました。ということで、大事故も含めての昨日のプレイだったのですが(プレイ、とかそんな大げさに言えるものでもない)、お聴きになってくださった皆様、本当にありがとうございました。

 

ところで、このはてなブログ今週のお題が「わたしのプレイリストだ!」、という恐ろしいものなのだが、なんかストリーム全盛の今、あんまりプレイリスト作り、というものは自発的にはやっていないなあ、と気づく。

 

昔はカセットに色々勝手にダビングして自分だけのコンピ的なものを作って他人にあげたり、とかそういうことには異常に情熱を傾けて、めっちゃ時間をかけて狂おしくやっていたりしたものだが(多分ここをお読みの方なら頷いていただけるであろう)、なんか配信があれば手軽に勝手に詰め込んだものを作れるようになった今では、逆にやらなくなってしまった。

 

10年以上前には友人のtmym氏とジャケまで作って夏用のコンピCDRを編集して対談付き(!)2枚組で作ったり、更には私が80年代から2000年代にかけて聴いてきた音楽、というものをおこがましくもまとめたCDRを作って、AOBA NU NOISEでほぼ実費で販売してその場のドリンク代に充てた、とかやったりしていたものだが、その時と、その数か月後に夏用の選曲CDRを作って、それも実費でAOBA NU NOISEで売って、これまたドリンク代に充てた時とが最後だったのではないだろうか。

 

他人のプレイリストとかを見るのはとても好きなのだが、自分でやろうかな、とか思ってApple Musicとかで作ろうとすると、なんか萎えてしまう。これはまあ多分音楽を聴いて、何か1曲だけ取り出して、とかいうほど音源を最近は聴きこんでいない、というのもあるだろうし、そんなプレイリスト作ってる暇あったらレコードたくさん聴くわ、となってしまう時間のなさに由来してしまうのかも知れない。寂しい話である。

 

ただ、そんなプレイリストを作ったり公開する代わりに、csgbなどの現場で、その瞬間のものだけれども色々かけて配信できているから、それで満足しているのかも知れないし、事前に準備をしたプレイリスト、よりは良い意味での(時には悪い意味での)「事故」も込みでの生々しさがあるから、そっちの方が自分は楽しいと思うし、自分には合っているのかも知れないな、とか思ったりもする。

 

でも、もし今「カセットとかCDRとかでなんかコンピを作る」とかいう機会があったら・・・、めっちゃ燃えて作ってしまいそうな気がするから、まあ単に昔の人、ってことなんですかね。

 

Golem Mecaniqueの「Luciferis」とか聴くので忙しかったりするし。

Luciferis

Luciferis

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Stephen O'malleyがキュレートしているIdeologic Organから2枚目のリリースにあたるフランス出身のドローン女史のアルバム、である。前作

Nona, Decima et Morta [Analog]

Nona, Decima et Morta [Analog]

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で初めて出会って、そのなんか禍々しいイメージと無慈悲なまでのドローンに大層やられたのだが、CDとカセット、そしてデジタルで出た今作も全2曲、やっぱり壮絶なドローン、である。彼女のドローンボックス(って何)に加えて、今回はギターがフィーチャーされていてちょっとノイジーに振れる瞬間もあるのだが、基本的には何も起きない、に等しい荒涼とした音、である。なんか密教的な空気(なんとなく・・・)も含めてずーっと鳴っていて欲しい・・・、となってしまう中毒的な1枚、である。やっぱりこういうの、イイネ!と言う感じで、なんか、もしかしたらプレイリストに入れてる場合じゃないような音楽、ばっかり最近聴いてるからプレイリスト作成、に向かわないのかなあ。

 

 

 

 

Scarabee

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そして5月29日(土)の14時から20時でcsgbがあるかも、です。私はちょっと途中からの参加になりますが・・・。詳細お待ちを!
 
今日は休日だったので朝から家で、もうそろそろ着ないだろう、という厚手の洋服を整理したり(とは言え今日は仙台は結構寒いので、なかなかこの季節の着るものは悩ましい)、部屋の掃除をしたり(レコードの整理は生半可な気持ち、そして一日二日の時間では到底無理なのでスルー)、とかしていたのだが、ずーっとレコードを聴いていた。
 
お昼前には佐川急便の営業所に行って届いたレコードを引き取ったり、ユニ○ロに下着のTシャツを買いに行ったり、比較的近所のラーメン屋さんに今年も始まった冷やしパーコー担々麺を食べに行ったり、酒屋でビールを買いこんだり、とかしていたが、車移動の時もずーっとCDを聴いていた。
 
そして帰宅してからPCでの仕事とか、床の掃除の続きとかをしていたのだが、ずーっとレコードを聴いていた。
 
それから夕方にはつかさ屋の日曜日の売り切り市と言う名のタイムセールに赴いて、帰宅してから鶏の胸肉の下ごしらえをしたり、米をといで炊飯器にセットとかしていたのだが、ずーっと車内でも家でもラジオやらCDやらレコードやらを聴いていた。
 
そして一段落してセブンイレブンのタコとブロッコリーのバジルサラダをつまみに本搾りのライム

(これが無茶苦茶美味しい)を飲んだりして、そして今こうやってブログを更新しようとしているのだが、ずーっとレコードを聴いている。

 

ふと思う。私の「聴きたい欲」を満たすためにはあとどれくらいの時間が必要なのだろうか。新しい音楽も古い音楽も、私の場合だったら所有している音楽ソフトも新しく購入する音楽ソフトも、全て聴くためにはあとどれくらいの時間が必要なのだろうか。少なくとも、無限の時間が与えられれば無限に聴き続けているのだろうな、ということは容易に想像がつくのだが、人に与えられた時間には限りがある。ということはこの有限な生というものを活かして、己の音楽聴きたい欲を満たしていくためには、最大限努力して、音楽を聴けるコンディションのままで長生きを頑張ってしていくしかないのだろうな、という結論に達するわけである。

 

なんせ今日だけでもレコード聴きながら、あ、これ聴いたらあれも聴きたいな、と芋づる式に我が家のライブラリから聴きたいものが後から後から出てきて、とりあえず最近購入したレコードを聴くだけで1日が終わろうとしているのに、あれもこれも、と明日以降車やら家やらで聴こうとしている音楽があるわけで、少なくとも聴力だけは衰えさせないように日々生きていこうと思うのであった。

 

とくに今日は初期ECMレーベルのレコードをとっかえひっかえ聴きたい欲が凄く出てしまって、それはちょっと頑張って生きて行かないと、と思わせられるわけである。Jan Garbarek Quartetの「Afric Pepperbird」を聴いていたのよ。

Afric Pepperbird

Afric Pepperbird

  • アーティスト:Garbarek, Jan
  • 発売日: 2001/01/30
  • メディア: CD
 

最近ここでベースを弾いているArild Andersenのソロアルバムを聴いてとても感銘を受けたので、そこで久々に引っ張り出して聴いている。私は本当にジャズという音楽には全く明るくなく、たまたま出会った所謂「ジャズと呼ばれそうな音楽」を聴いているだけなのだが、久々に聴いたこのアルバムにはまた大いに興奮させられた。ノルウェー出身のJanさんのECMでは最初のアルバムである。フリー寄りのジャズ、と言える音楽であるが、Janさんの硬質な冷たいサックスが時に抒情的に、時に誰かの鼓膜を破らんばかりに雄たけびを上げ、という様だけでも燃えるのだが、複雑なタイム感のリズムと、そこと一糸乱れぬプレイを聴かせるTerje Rypdalのギターがめちゃくちゃ格好良い。ということで朝っぱらから興奮して、どれ次はTerjeさんのソロ 

Terje Rypdal

Terje Rypdal

  • アーティスト:Terje Rypdal
  • 発売日: 2020/10/09
  • メディア: CD
 

そしてSART

サルト

サルト

 

も聴かなければ片手落ちでは、となってしまうから、もう、生きてないと!

Meol

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そして5月29日(土)の14時から20時でcsgbがあるかも、です。私はちょっと途中からの参加になりますが・・・。詳細お待ちを!

 

さて、自民党の何人かとか名古屋の市長とかその周りとか維新の会の何人かに対しては、凌遅刑に処しても足りない・・・、と思えるくらいの憤りを覚える昨今だが、私は元気である。ただ、色々なレヴェルで許せないことはべらぼうに多いね、昨今!!

 

まあ、それはそれとして(憤りっぱなしではあるが)、私はあんまりテレビ番組に対しては物心ついてからあまり熱くなることもなく過ごしてきている。しかし、まあ限られた番組は録画して観ている。「ピエール瀧のしょんないTV」は私が仕事で海外に行っている間に無念の打ち切りになってしまったので好きで観ている番組が一つ減ってしまった状態なのだが、それでも「おぎやはぎの愛車遍歴」とか「サラメシ」とか「町中華で飲ろうぜ」とか「クイズ脳ベルshow」は録画して夕食時に観ている。何となく、私がテレビに対して、ひいては世の中に対してどういうことを求めているのかがわかるようなチョイスだな、と改めて思う。

 

とくに「クイズ脳ベルshow」は毎日やっているのでハードディスクの占有率が凄まじく、観ても観ても観ても観てもどんどん新しい回が増えていくので、まあよく観ている。そうしたらある日CMで気になる番組のCMをやっていた。それはBSフジで毎月第3木曜日にのみ(!)やっている「DJ OSSHY DISCO TV」

www.bsfuji.tv

という番組である。つまり月に1回しかないわけで当然ながらDJ OSSHYさんのことも知らず、どういう感じなのかな、と軽い気持ちで録画して観てみたら、これが物凄く楽しい番組、なのであった。

 

基本的にOSSHYさんがテーマを決めて25分間の番組の中で、ディスコナンバーに限らず、ダンスナンバーを曲の解説もしながらセラート(多分)でDJしながらつないでいって、という25分間の番組である。25分間、と言っても実質大体20分弱くらいで、非常に短い。短いのだが、つなぎが時にすぱっと、時にしっかりと、でリアルタイムでのDJプレイなので楽しいし、フロアでは、何とも言えない着飾った男女(意外に老若)が踊っている様が映し出され、曲のPVとかも流れたりするので観ていて飽きない。

 

何よりも70年代から90年代のよく知っているような洋楽ナンバー(少なくとも私の観た2回はそうだった)がつながれていって、それがまたフロアの様子、勿論収録用だし、なんならソーシャルディスタンスが保たれている中でのフロアの様子と一緒になると、何と言うか、凄く、楽しい、幸せな気持ちになれるような、そういう今の世の中珍しい、心をあったかくしてくれるような番組なのである(あくまで個人の感想です)。

 

この間のDavid Bowieの「China Girl」からThe Clash「London Calling」のつなぎは今度やってみようか、とかハッとさせられる瞬間もあったりして、こういう世界、良いなあ・・・、と思えるあっという間の25分間番組である。皆さんも心が疲れたら、ちょっとチェックしてみた方が良いかも。月イチなので、何だかもう来月が待ち遠しくなっている自分に気づくはずである。

 

で、全くそんなこととは関係なく祝Seefeel再発、ということで「Succour」を聴いている。

 1995年のWarpからリリースされたセカンドアルバム、である。今回の再発でボートラが12曲、という凄いオマケがついたアナログ3枚組で聴いている。もともとはシューゲイザー的ギターバンドだったが、どんどんどんどんエレクトロニック化が進んでこのセカンドでは全くもうそのバンドの片鱗すらない、声は声とわからないくらいに加工されループされ、ひたすらにミニマルで、そして時にインダストリアル的でもある暴力的なビートが目を覚まさせるように打ち込まれる、という90年代Warpレーベルのリリース作品の中でも(あくまで個人的に)最高峰の1作だったのでこのリマスター再発、さらにはコンピリリースとか次作の再発とかは、あれから26年、生きてて良かった・・・、と久々にこんな世の中だけど素直に感動した。と言うか当時買ったCDをことあるごとにいまだに聴いているくらい好きなアルバムなので今更特に何もないのだが、ボートラもアルバム本編と並べて全く遜色のない無慈悲なまでのミニマルな、且つ曖昧模糊としたエレクトロニック音楽で最高。また、リマスタリングで音の濃淡が更にしっかりとしていて、さすがのPoleのStefan Betkeの仕事・・・。何か90年代半ばのWarpレーベルって、凄くわくわくするようなエレクトロニック音楽のリリースが相次いでいて、最高だったなあ。今も最高のリリースが相次ぐレーベルなのは間違いないけれども。

Shelter Song

白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!暑くなってきた近頃の時期にもとても良いです(着用コメント)。リモートワークにも対応の大人しいフロントデザイン、背中で語るバックデザイン、まだまだ貴兄貴女からのオーダー、お待ちしております!
 
昨日の朝、「おや、休日なのに早起きしちゃったなあ」と目覚ましの音で目覚めて、それからすぐに、思いっきりド平日だから当然の時間に起きた、ということに気づく、ということがあったからか、ずーっと何だか本調子ではない感じの1日を過ごしてしまった。希望は人を生かしてくれるものだが、半端な、または単なる夢想に近い希望は人をダメにするものである。
 
今日はそんな起き方ではなかったが、まあ本調子ではない感じを引きずっている。かくも恐ろしきは昨日の朝の半端な希望、なのか・・・。単なる疲れ、という説もあるのであらゆることを吹っ飛ばすべくIceageの「Seek Shelter」を聴く。
Seek Shelter [Analog]

Seek Shelter [Analog]

  • アーティスト:Iceage
  • 発売日: 2021/05/07
  • メディア: LP Record
 

デンマーク出身の彼ら(ギターが1人増えたっぽい)の5枚目のアルバムである。MatadorからMexican Summerにレーベル移籍して(母国以外では)の新作は、初の外部プロデューサーを迎えてのアルバムになっているが、それがまた問題の人物でSonic Boomさん、である!!!!!!!!!と言っても別にIceageがいきなりSpacemen 3みたいになったり、またはシンセ塗れになったり、ということは当然ないわけで、Pete Kemberさん aka Sonic Boomさんが非常に良い仕事をしてバンドのスケール感をアップさせることに貢献しているので、これは今年のベストには必ず入れられるであろう大傑作である。この10年の間に結構音楽性の広がりがアルバム毎にあった彼らであるが、前作辺りからのブラスとか、鍵盤の導入がより一層効果的になり、加えて今作ではビートのせいもあってなんだか90年代初頭のインディ・ダンス的なノリもある曲まであってたまらない。そしてゴスペルコーラス隊まで参加して全体として「曲がきちんと書けているThe Verve(いや大好きですけどね、Verve)」というか「小回りの利くSpiritualized(いや勿論全て大好きですけどね、Spiritualized)」みたいな空気を私は半ば反射的に感じ取ってしまったのであった。でも全く落ち着きとかとは無関係のまま、どこまでも生々しいヒリヒリする感じは健在、どころかいつにも増して感じられ、こんなに音的に大充実のアルバムなのに、ド迫力のバックと拮抗するEliasの声の印象が一番大きかったりもする。とくに今回は「Will The Circle Be Unbroken?」までも練り込んだ歌詞のせいもあって、なんだかスピリチュアルな響きまであったりするのだった。