Hot & Heavy

白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!私結構な頻度でこれ着て生活してるんですが、本当に良い感じなのでおすすめです。貴兄貴女からのオーダー、お待ちしております!
 
私は結構1人でぼんやりするのが得意で、例えば長距離移動のバスで1人で考え事をしながら過ごすのも全く苦ではない。それが普通だと思っていたのだけれども、結構そうでない人もいる、ということを最近知って、ふむ、と考えた次第である。
 
一人っ子だからかしら、とか思ったりもしたのだけれども別にそれは関係なく、多分インプットが無駄に多いから未整理のままで脳内にもやもやしたものが残り続けていて、それを整理するべくぼわわわん、と色々浮かんでくるものなのかも知れない。それがまた人間の存在とかに関してだったらまだまし、というか何かを生み出したりするのかも知れないのだけれども、本当にどうでも良い(かも知れない)ことをぼーっと考えているだけで時間が過ぎたりする。
 
今日も1人でこもって仕事を出来るチャンスがあったのだけれども、ある程度仕事やっつけたら、ふう、とぼんやりしてしまってその後ずーっと、David Bowieの「Modern Love」


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って38年くらいずーっと心のベスト10に入ってるけど、スタジオ盤聴いた時の違和感というか不思議な感覚ってどこから来ているのか、多分ベースとドラムのアクセントのつけ方がすんごく絶妙だから味わいが凄いんだな、そもそもDavid Bowieの曲って「Young Americans」


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とかもそうだけれど、とくにベースが「いかに弾かないでグルーヴを作るか」ということに血道をあげている感じだよな、でもそれってもしかしたらBowie本人の意向なのかな、そしたらやっぱり天才だな、そもそもBowieのバンドの最後の方のベースと言えばGail Ann Dorseyだったな、やはりThe Theにも参加してたくらいだから、良い人だよな、しかしベースってやっぱり大事だよな・・・
 
とか1人でぼんやりしてたらあっという間に時間が過ぎてしまっていて焦った。いかんいかん、これからはもうちょい気をつけて、前首相とか現財務相とかの言うことに賛同して、オリンピックとかに全面賛成、とかしてた方が大分世の中楽に渡って1人でぼんやりするような非生産的な時間を短縮できるのかな、とか思ったりしたけれども、
 
死んでもそんなことには絶対ならねえ
 
と思った次第である。だからまだまだ1人でぼんやりと考えてやるのだ。そうでないと多分私の場合ダメになる。
 
ってことでLucy Dacusの「Home Video」を聴いている。

私、本当に彼女のことは、Phoebe BridgersとかとBoygenius

組んでたな、とか前の作品

2019

2019

  • Matador
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Bruce Springsteenの「Dancing In The Dark」カヴァーしてたなあ、とかしか知らなくて、たまたま仙台のタワーレコードでクリア盤を発見して買って聴いている次第なのだが、いや、なんなのこれめちゃくちゃ良いじゃないですか・・・、とめっちゃ反省している。バイセクシャルであることを公言している彼女の3枚目のアルバムは、タイトル通り自分の10代の頃を振り返ったような(しかもめっちゃ辛辣に)歌詞の内容のようだが、曲は驚くほどキャッチーで、普通に興奮できるコード展開のエモーショナルな良い曲だらけなので、まずはそこが凄く魅力的である。オートチューン加工のヴォーカル曲も違和感なく(しかも歌詞がまたその加工にリンクしていて面白い)、全曲キャッチーなメロディに、なんか落ち着くようなアレンジのポップロックソングばかりなので、こういうのには抗えないなあ、と思うと同時にやはりクリスチャン文化の中で感じられる抑圧ってのは大変なのだな、そもそも神様って・・・?とか思ったりするので、これまたいずれ1人でぼんやりする時のBGMになること確定、のまあ色々あるけれども凄く楽しく聴ける1枚。

 

Euroman

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先週金曜日のcsgb、現場でオンラインでありがとうございました!つなげたらつなぐ、というユルい心構えで臨んだわりにはなかなか越美晴から井手健介、というTelexネタつながりもうまくいったり楽しかったです(毎回実験なので)。また7月にもあると思います。
 
オリンピックとかオールスターとか、なんかそういう個人的には全く興味のないことに悪影響を食らってしまいそうな今年の夏(本当どうかしていると思う)ですが、サヴァイヴしていきましょう、としか言えないです。そのお供にAOBA NU NOISEのTシャツとcsgb、よろしくです!しかし本当疫病のせいだけでもまっぴら、なのにわけわからんことやろうとしてたりやったりしてる連中のおかげで迷惑被る、なんて愚の骨頂だよな、と思うんだな。
 
ちなみにそのような中ですが、私が英詞を担当した、yumboリーダー澁谷浩次さんのソロアルバムも発売になりました。なんかアナログ盤は各所で完売、大体版元でも完売、という事態になってしまっていて店頭在庫のみ、というタイミングでここで宣伝、というのもなんか心苦しいのですが、リプレスがあるようですので、今回入手できなかった、という場合はその際に是非!聞こえてくる英詞についどきどきしてしまって冷静に聴くことがなかなかできないのですが、それを超えてついつい何回も聴いてしまうポップソング集(と言えると思う)ですのでデジタルでもまずご一聴を!
 
さあそんな中、私の職場は上履きが必要な職場なのであるが、ここ14年くらいずっとビルケンシュトックのサンダル

を愛用している。

 
それ以前はテキトーに生協とかスーパーとかユニクロとかで売っている、やっすいサンダルを履いて過ごしていたのだが、一日10時間以上履いていて、しかもほぼ毎日、という過酷な使用状況にどれも耐えられずに、ひどい時には1か月で崩壊、よくても半年くらいで歩いている途中に全てのパーツがばらんばらんになって、歩いている途中でサンダルが消えてなくなって単なるプラスチックと合皮とゴムの残骸になってしまう、まさに崩壊、というような事態が頻発していたので辟易していたのであった。しかも全然履きやすくもなんともないし。
 
そんな時に出会ったビルケンシュトックのサンダルは別に私が言うまでもなく最高で、偏平足で土踏まずがほとんどない、大変な足の裏の持ち主である私にとってみれば矯正の意味もある優れた逸品である。しかもかなり頑丈で、それまでの1か月~半年で崩壊、というスパンからすれば嘘のような、寿命が約3年、というもはや神話の世界のサンダルである。しかも3年でも壊れるわけではなく、底がすり減ってしまってもうさすがになあ、という状態になる程度なのでなんかむしろ怖いほど、頑丈である。
 
フツーのそこらへんのサンダルに比すれば値はまあ張るが、元はがっちり取れるから長い目で見れば全然安い。ところが2年ほどまえにちょっと安いのが良いよな、と思いエチレン・ 酢酸ビニル共重合樹脂でできたビルケンシュトックのサンダルを買ったのだった。

安いし、軽いし、ということで魅力を感じたのだけれども履き始めてすぐに先が引っかかってつまずきそうになることが多発した。これはまあ本当に履く人にもよるのだろうけれども、私の場合歩き方の問題もあるのかそういう事態になってしまって履き始めて1週間程度で早くも亀裂が入るようになってしまった。

 

また、素材が柔らかいせいで通常のビルケンシュトックのサンダルにあるような足裏を突き上げるような感覚がなく、それはそれで良いのだけれども、私の場合は恐怖の土踏まずなし人間なので矯正力が必要なようであった。

 

おかげでちょっと歩く際に外側に力がかかるようになってしまって、普通に外で履く靴の底の減り方がなんかおかしくなってしまったり、足がよくむくんだりするようになったりして(これは他の原因もあるのかもしれないけれども)どうもな、と思い始めていたらやはり履き始めの際からの亀裂のせいで最近崩壊したので、また通常のビルケンシュトックのサンダルを買って履いている。

 

履いていなかった2年間のせいで大分私の足の裏は更にぺったらこくなってしまったようで、2年ぶりの硬いビルケンシュトックのサンダルのフットベッドから土踏まず(が普通の人間にはあるところ)がぐいぐいと押し上げられ、履き始めて数日は痛くて結構難儀した。数日すれば慣れてはくるものの、やはり柔らかいのを履いていた2年間で大分土踏まず(と人間では呼ばれていて、私にはないもの)が平らに戻ってきてしまっていたのだなあ。

 

なので今も土踏まず矯正続行中の日々、である。しかし不思議なことになんだか足のむくみのようなものはなくなってきたような気がする。夜でも足が苦しくない。足の裏、って第二の心臓、と言われる部分なのだけれども本当に大事なのだなあ、とまだまだ学ぶことだらけの初夏、であった。

 

私生まれてこの方この足としか生活していないから想像もつかないのだけれども、健常な方の足の裏は土踏まずがあって、それでやはり疲れにくいもの、なのですかね・・・。ならば、早くそうなりたい、と願うのだが46歳でそんなことを夢みるのもお門違い、ってなもんなんですかね。

 

J. J. Burnelの「Euroman Cometh」をここ数年凄く良く聴いている。 

Euroman Cometh

Euroman Cometh

  • Parlophone UK
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レコードで聴いてたのだけれども、この間ブックオフでライヴボートラ付きCDも買ってしまったので(絶滅危惧種のような感じかも知れないが、私はいまだにブックオフで510円以下のCDコーナーを見て、ちょこちょこいかしたCDを買っているのである)。言わずと知れたThe Stranglersのベーシストの1979年リリースのソロアルバムである。The Stranglersと言えば勿論パンクバンド、と目されるバンドなわけで、しかもその音楽を聴いたことがある方ならわかるかと思うが、とんでもなくベースが目立つのである、リードベース、的に。そのゴキゴキの音は本当にかっこよいのだけれども、このソロアルバムは一部を除いては完全に彼の演奏による音楽なので、当然バンドサウンド、というものではなくリズムマシーンが高らかに鳴り響く、寧ろ今の耳にはSuicideに聴こえるような、そういう音楽である。自身のバイクの排気音やらThe DamnedのBrian Jamesのギターやら、結構ソロとしてはやりたい放題やったような音で、そこに仏語やら英語やらでヨーロッパの統一、というテーマのもとに作られた歌詞を歌う、というちょっととっつきにくいかも知れないアルバムにも思えなくもない。しかしいざ聴いてみれば驚くほどまとまっていて、彼のベースもやっぱり堪能できるし、手触りは奇妙ではあるが、やはり一つの優れたロックンロールの形を提示しているアルバム、なのである。ボートラのライヴはこのほぼ一人録音のスタジオ音源をバンド編成で演奏、というものなので普通に格好良いライヴであると同時に、曲群の骨格を浮き彫りにすることで、スタジオ録音のアルバムの良い意味での奇妙さを際立たせることになっているのだった。いや、まさかこんなにこのアルバムにはまることになるとは・・・。

 

 

 
 

On Our Hands

csgb Vol. 78 ~Stream~ 2021年6月25日(金)20:00~25:00 

配信:無料 / 入店: 2000yen(1D)*人数制限あり 

DJ: shinshin, tdsgk, 5atoru, hirasho

https://www.twitch.tv/  

上記アドレスで視聴可、です(投げ銭あり)!

ということで久々に金曜日の夜にお届けいたします。すっかり夜弱くなっておりますが私は20時から、22時40分から、の2回。よろしくお願いいたします。

 

そしてこちらもまだまだ!

aobanunoise.thebase.in

白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!蒸し暑くなってきたので、貴兄貴女からのオーダー、お待ちしております!
 
まあここ最近仕事以外で何をしていたか、と言えば映画『アメリカン・ユートピア』を夜遅くにやっと観に行ったら知り合い3人に会う、というびっくり体験をしたとか(映画に関しては私が何かを言うよりも私の知り合いの観に行った方々の言葉を読んでいるだけで満足してしまったのでとくに触れないが、ソフト化されたら絶対買う)、チキンオーバーライスをまたしても作ったり、1回目のワクチン接種したり、本当に珍しく早く仕事から帰れる日があったので爆速で帰ってレコード聴いたり、『悪の秘密結社ネコ2』

を読んだり、依頼された英訳の作業を行ったり、また別に依頼された和訳の作業を行ったり、でやっぱり夜はもう眠くて眠くて全然起きてられなくて音楽聴くどころではなかったり、何があったというわけでもなく夕方から夜にかけては誰とも話したくないくらいになっていたり(物理的に疲れていたんだろうと思う)、こんなに日々動き回って疲れているのにあんまり体重が、減ってはいるんだけれどもそんなに劇的には減ってはいなかったり、ボーナスも入ったけれども何だかあっという間に消えていきそうだったり、京都在住の音楽を作っている素敵な知人たち

LAST ALOHA

LAST ALOHA

  • アーティスト:HALFBY
  • felicity
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とやり取りして久々に、早くこんな世の中落ち着かないかな、会いたいな、と心から思ったり、日曜日の今日も午前中は仕事して、ご飯食べたり用事済ませて帰宅したら寝落ちして、気づいたらもう夕方4時になっていたのでNHKFMの「洋楽グロリアスデイズ」を聴きながら、でもインターネットのタイムフリー的なものの対象に最近追加されていたからあとで晩御飯作りながらもう一度聴こう、と半分むにゃむにゃしながら思ったり、昨日の夜作ったよだれ鶏は簡単で凄く美味しくて感動したなあ、と思い返したり、という感じであった。

 

そう、よだれ鶏、である。あれは2年前だったか横浜に仕事で行った日の夜に、横浜在住の友人と一緒に行ったお店で食べて感動して以来、なかなか夜飲める店にも行けない昨今、もっと身近にならないものか、と思っていたところ職場で1年以上前の日経新聞の土曜版の鶏料理レシピ特集に載っているのを発見したので勝手にそのページだけ持って帰って、家で作ってみたのだった。これが包丁さえ握れれば、そして電子レンジさえあれば、すぐにでもできる簡単レシピで物凄く興奮した。だって鶏むね肉にフォークで穴を開けまくって酒と砂糖を馴染ませて、レンジでラップして加熱すればできるし、タレだってネギをみじん切りにして醤油だ酢だニンニクだ砂糖だラー油だ、でできちゃうし、なのに物凄くパンチのある、且つ鶏肉も良い具合の柔らかさとしっかり感があって、これは夏に無限に作り続けられる、食べ続けられる・・・、と新レパートリーの爆誕に感動、したのであった。

 

ちなみにレコードについては上の振りかえりで触れていないけれども、まあ増えていましたよ、はい。Suzanne Kraftの「About You」

About You

About You

  • Melody As Truth
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とか大変に素晴らしい作品だなあ。他にもこんなに狂おしく過ぎ去っていく日々の中で良いアルバムに出会えているので、そこは幸福なことだと思うのだけれども、今日はSuzanneさんのアルバムを聴いていたのだった。もともとはJohnny Nashと組んで(というか今作のリリースも彼のレーベルだ)いたりするわけで、所謂バレアリック、とかアンビエント、とかハウス、とかニューエイジ、とか形容される音楽を作っていたLAにお住まいのSuzanneさん(勿論本名は違うし、第一男性である)が先日の7インチでのまさかのメランコリックな、宅録感漂うギターポップ的音楽に続き、同路線でアルバムを出した、というわけである。これがそれまでの経歴とかを知らなくても一発で夢中になってしまう美しい音楽で、Real EstateとかFra Lippo LippiとかWild Nothingとか復活したSlowdiveとか、という様々なアーティスト名が頭の中に去来するけれども結局めちゃくちゃ独自の良い具合にシンセの効いたギターポップノリで、こういうヴォーカルにメロディにアレンジだったら、もうすぐにでもノックアウトされてしまう私のような人間にはたまらない1枚。今年のベスト10の1枚は確実でしょう。

 

Home

白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!私も今日これを着てラーメン食べたり車の点検行ったりスーパーのつかさ屋行ったりしましたが、とても良いです(着用コメント)。リモートワークにも対応の大人しいフロントデザイン、背中で語るバックデザイン、まだまだ貴兄貴女からのオーダー、お待ちしております!
 
私は血圧が高くて、でも原因が謎だったので検査入院して調べたら原因はストレスだった、ということがわかった話は2019年の夏ごろの拙ブログに詳しく書いたので記憶しておられる方々も多いであろう。
 
あれからもうすぐ2年、毎日血圧を測定しているのだが、血圧はまあ安定している。しかし本当にストレスのせいなのだなあ、とお休みの日はかなり血圧が低めに出る故に実感する日々である。
 
まあ日頃穏やかに過ごそうと心がけてはいるものの、仕事の日は息つく暇もないスケジュールだったり、そんな中でも突発的なことがもたらされたり、加えてどうでも良いことに巻き込まれたり、という感じなのでどうにもこうにもみるみるうちに知らず知らずのうちにストレス、ってのは蓄積されていくのであろう。そこにコロナの諸々が加わり、政府の暴走ぶりが加わり、更には最新版として近々私もワクチンを接種する動きになりそうだが(職業柄)、それの日程とか段取りとか全てが急転直下すぎて調整が大変、とかどんどんどんどん次から次へと蓄積されていくのであろう。
 
だからお休みの日はそういう諸々(政府に関しては怒り続けている)から少しは解放されてレコード聴いたりしているから穏やかで、血圧も低め、なのであろうな、と容易に想像がつく。昨日はレコードストアデイだったが、とくに今年は悔しい思いをさせられるリリースもなく、ただ、基本何も店頭にはなく(私が行ったのは仕事終わって午後だから)、しょうがないからSuicideの10インチ買ったりしたくらいだろうか。多分、家を探せばカップリングとかは若干違うがこれの12インチとかあるのだが。
 
なので穏やかである。穏やかではあるが、ヤフオクで入札していたものが突如終了間際に出品取り消しになり、あれ、と思ってたら私が自動入札上限に設定していた価格の1.5倍以上の値段で再出品されているのを今日発見して、もうその出品者の住所とか割り出して一発、拳でもお見舞いしてやろうか、と思うくらいに憤ったりはした。なんつーか、まあ色々あるんだろうけれども基本レコード関係ではあんまり嫌な思いはしたくないなあ。
 
ということで穏やか(もう自分に言い聞かせるようになっているが)にTeenage Famclubの「Endless Arcade」を聴いている。

これも早々とAmazonに予約していたら急にキャンセルされて、もうAmazonとやらに一発、拳をお見舞いしてやろうか、と思うくらいに憤ったのだが、その後熟考の期間を経てアナログで購入した。オリジナルメンバーのGerald Loveが脱退し(彼のソロのLightships

の次作を待っているのだが・・・)、劇的な変化を経ての新作なわけだが、これが・・・、多分彼らのアルバムは何故か「Howdy」

Howdy!

Howdy!

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だけタイミングが合わなかったのか聴いていないのだけれども、それ以外は全部聴いてきていて、このアルバムが一番好きかも、と言えるくらいの傑作だと思う。物凄い華やかさはないけれどもちょっとひねったコード進行とか変拍子とか、若干(本当に若干)内省的なムードと、ミニマルな淡々とした感じが印象的なのだけれども、鍵盤の効果的な感じとか、より一層美しくまとまったまるで本当にThe Byrdsのようなハーモニーの具合など、ハッとする瞬間が多々ある。煌びやかさには欠けるかも知れないけれども、よくまとまった、わくわくするような音楽の魅力にあふれたアルバムなのである。「Songs From Northern Britain」

あたりからのミニマルな感じがここまで結実した、という風に言えるかも知れないな、とか思ったり、兎に角私は今のTFCが一番気になる、なのでライヴを観たい、と思ったりした、初めて。

 
 

I Hear Only Silence Now

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相も変わらずどったばったと日々暮らしているわけであるが、先週は実に1年3か月ぶりくらいに東京に行った。しかも2回、日帰りで。
 
コロナウイルスに右往左往させられているうちに、なんだか自分の住んでいる県以外は魔窟、みたいに知らず知らずのうちに思わせられてしまっているような昨今であるが、どこにいても同じようなものではないか、という気がする。それでもなるべく顔は触らない、とかそういう基本的なことに気をつけながら行ったわけだが、以前は何だか東京と言えば、どこに行っても人だらけ、という印象だったけれども、大分人通りが少ないなあ、と東京駅やらでは思った次第である。
 
本当はもっとゆっくり滞在して、東京にお住まいのお友達とかとも会いたい気持ちでいっぱいだったけれども、なんせ強行スケジュールの仕事、だったのでもうちょっと世の中が落ち着いたらまたすぐにでも、という気持ちで今回はぐっとこらえて駆け抜けた次第である。
 
しかし時間のない中、行けるべ、と久々にディスクユニオンには行ったわけだが、何か自分のユニオン力(りょく)が鈍ってしまったのか、ばばばーっと見て、結局レジに行く際に手にしていたレコードが、昔持っていたけど売り払ってしまったレコードだったり、7インチやCDシングルで持っているものの12インチだったり、その逆でCDシングルや12インチで持っているものの7インチ、だったりしたのにはちょっと閉口して、これはリハビリが必要だな、と決意を新たにした。だから早いとこ世の中落ち着いてもらわないと困るんだな。
 
ついでに東京の飲食店で普通に酒が飲めるようにならないと、ちょっと困るな、とくに天狗、とか。
 
ちなみにリハビリ、ということで今日仙台で開催されているレコードフェアに行ったのだが、結局買ったレコードが昔持っていたレコード、CDシングルで持っているレコード、だったので結構重症、である。コロナめ・・・。
 
ということでDavid Jの「Etiquette Of Violence」を聴いている。 
Etiquette of Violence

Etiquette of Violence

  • アーティスト:David J
  • Situation 2
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というのもこのジャケのTシャツを先日購入してしまったわけで久々に聴いている。正確にはこの写真は裏ジャケなのだが、CDでの再発ではこちらが表になってしまっているのだな(本当はジャケは真っ黒)。Bauhausの中心メンバーだった彼の最初のソロアルバムである。サックスとドラム以外は全て自分で演奏した、シンプルなソロアルバムである。この後のLove And Rocketsやソロ作品ではもっともっとポップで明るい側面もどんどん出てくる彼であるが、このアルバムではまだその前段階の、暗闇でカラスが激しく飛びながらおはぎをとっていく様をJohn Caleと一緒に眺めているような、ジャケ通り黒光りする、漆黒のシンガーソングライターアルバム、である。久々に聴いたのだが彼の声も若々しく(実は美声)、まだまだ粗削りではあるが、Bauhausというバンドの背骨みたいなものはまさしく彼だったんだな、ということを(当たり前だけれど)否が応でも実感させられる不朽の名作。基本的に優し気なメロディとシンプルな弾き語りが基本になっているところとか、そのバランス感覚にも感心するのであった。思えばこんな真っ黒のジャケットだけれどスリーヴの内側は真っ赤、というところにもなんかその感覚が窺えたり、とか。しかし聴いてたらふつふつと体内で湧き上がる何かを感じ、高校時代の愛聴盤

Songs for Another Season

Songs for Another Season

  • アーティスト:David J
  • Play It Again Sam
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も久々に倉庫から持って来ようかな、と異常に盛り上がってしまったのだった。

Cadere

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さて昨日のcsgb、オンラインで楽しんでいただけた皆様、ありがとうございました!現場はゼロ人だったので密でなく疎、の安全な空間でお菓子食べたりしながらのんびりとやっておりました。昨日は何だかそこに至るまで忙しくて、レコードで最近我が家に入荷したものをかけようか・・・、と思ったのですが心がなんか安らぎを求めていたので、大好きな曲を聴いて心のリハビリテーションを勝手に行おう、と思ったのでCDをがさっと詰めて持って行ってかけました。
 
結果、最初のセットは多様性にもほどがあるばらんばらんな曲を塊としてかける、という何だかよくわからん感じになりましたが、Lindsay LohanCheap Trickのカヴァー
Little More Personal - Raw

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 を爆音で聴きたい、という当初の目論見は無事果たせました。更にはBritney Spears 

からMel Torme

という、そもそも「なぜそれらを持ってきた?かけようと思ったの、csgbで?」という2枚が異常なまでにシンクロして新しいミックスができたので、何だか勝手に充実感がありました。ということで、大事故も含めての昨日のプレイだったのですが(プレイ、とかそんな大げさに言えるものでもない)、お聴きになってくださった皆様、本当にありがとうございました。

 

ところで、このはてなブログ今週のお題が「わたしのプレイリストだ!」、という恐ろしいものなのだが、なんかストリーム全盛の今、あんまりプレイリスト作り、というものは自発的にはやっていないなあ、と気づく。

 

昔はカセットに色々勝手にダビングして自分だけのコンピ的なものを作って他人にあげたり、とかそういうことには異常に情熱を傾けて、めっちゃ時間をかけて狂おしくやっていたりしたものだが(多分ここをお読みの方なら頷いていただけるであろう)、なんか配信があれば手軽に勝手に詰め込んだものを作れるようになった今では、逆にやらなくなってしまった。

 

10年以上前には友人のtmym氏とジャケまで作って夏用のコンピCDRを編集して対談付き(!)2枚組で作ったり、更には私が80年代から2000年代にかけて聴いてきた音楽、というものをおこがましくもまとめたCDRを作って、AOBA NU NOISEでほぼ実費で販売してその場のドリンク代に充てた、とかやったりしていたものだが、その時と、その数か月後に夏用の選曲CDRを作って、それも実費でAOBA NU NOISEで売って、これまたドリンク代に充てた時とが最後だったのではないだろうか。

 

他人のプレイリストとかを見るのはとても好きなのだが、自分でやろうかな、とか思ってApple Musicとかで作ろうとすると、なんか萎えてしまう。これはまあ多分音楽を聴いて、何か1曲だけ取り出して、とかいうほど音源を最近は聴きこんでいない、というのもあるだろうし、そんなプレイリスト作ってる暇あったらレコードたくさん聴くわ、となってしまう時間のなさに由来してしまうのかも知れない。寂しい話である。

 

ただ、そんなプレイリストを作ったり公開する代わりに、csgbなどの現場で、その瞬間のものだけれども色々かけて配信できているから、それで満足しているのかも知れないし、事前に準備をしたプレイリスト、よりは良い意味での(時には悪い意味での)「事故」も込みでの生々しさがあるから、そっちの方が自分は楽しいと思うし、自分には合っているのかも知れないな、とか思ったりもする。

 

でも、もし今「カセットとかCDRとかでなんかコンピを作る」とかいう機会があったら・・・、めっちゃ燃えて作ってしまいそうな気がするから、まあ単に昔の人、ってことなんですかね。

 

Golem Mecaniqueの「Luciferis」とか聴くので忙しかったりするし。

Luciferis

Luciferis

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Stephen O'malleyがキュレートしているIdeologic Organから2枚目のリリースにあたるフランス出身のドローン女史のアルバム、である。前作

Nona, Decima et Morta [Analog]

Nona, Decima et Morta [Analog]

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で初めて出会って、そのなんか禍々しいイメージと無慈悲なまでのドローンに大層やられたのだが、CDとカセット、そしてデジタルで出た今作も全2曲、やっぱり壮絶なドローン、である。彼女のドローンボックス(って何)に加えて、今回はギターがフィーチャーされていてちょっとノイジーに振れる瞬間もあるのだが、基本的には何も起きない、に等しい荒涼とした音、である。なんか密教的な空気(なんとなく・・・)も含めてずーっと鳴っていて欲しい・・・、となってしまう中毒的な1枚、である。やっぱりこういうの、イイネ!と言う感じで、なんか、もしかしたらプレイリストに入れてる場合じゃないような音楽、ばっかり最近聴いてるからプレイリスト作成、に向かわないのかなあ。

 

 

 

 

Scarabee

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そして5月29日(土)の14時から20時でcsgbがあるかも、です。私はちょっと途中からの参加になりますが・・・。詳細お待ちを!
 
今日は休日だったので朝から家で、もうそろそろ着ないだろう、という厚手の洋服を整理したり(とは言え今日は仙台は結構寒いので、なかなかこの季節の着るものは悩ましい)、部屋の掃除をしたり(レコードの整理は生半可な気持ち、そして一日二日の時間では到底無理なのでスルー)、とかしていたのだが、ずーっとレコードを聴いていた。
 
お昼前には佐川急便の営業所に行って届いたレコードを引き取ったり、ユニ○ロに下着のTシャツを買いに行ったり、比較的近所のラーメン屋さんに今年も始まった冷やしパーコー担々麺を食べに行ったり、酒屋でビールを買いこんだり、とかしていたが、車移動の時もずーっとCDを聴いていた。
 
そして帰宅してからPCでの仕事とか、床の掃除の続きとかをしていたのだが、ずーっとレコードを聴いていた。
 
それから夕方にはつかさ屋の日曜日の売り切り市と言う名のタイムセールに赴いて、帰宅してから鶏の胸肉の下ごしらえをしたり、米をといで炊飯器にセットとかしていたのだが、ずーっと車内でも家でもラジオやらCDやらレコードやらを聴いていた。
 
そして一段落してセブンイレブンのタコとブロッコリーのバジルサラダをつまみに本搾りのライム

(これが無茶苦茶美味しい)を飲んだりして、そして今こうやってブログを更新しようとしているのだが、ずーっとレコードを聴いている。

 

ふと思う。私の「聴きたい欲」を満たすためにはあとどれくらいの時間が必要なのだろうか。新しい音楽も古い音楽も、私の場合だったら所有している音楽ソフトも新しく購入する音楽ソフトも、全て聴くためにはあとどれくらいの時間が必要なのだろうか。少なくとも、無限の時間が与えられれば無限に聴き続けているのだろうな、ということは容易に想像がつくのだが、人に与えられた時間には限りがある。ということはこの有限な生というものを活かして、己の音楽聴きたい欲を満たしていくためには、最大限努力して、音楽を聴けるコンディションのままで長生きを頑張ってしていくしかないのだろうな、という結論に達するわけである。

 

なんせ今日だけでもレコード聴きながら、あ、これ聴いたらあれも聴きたいな、と芋づる式に我が家のライブラリから聴きたいものが後から後から出てきて、とりあえず最近購入したレコードを聴くだけで1日が終わろうとしているのに、あれもこれも、と明日以降車やら家やらで聴こうとしている音楽があるわけで、少なくとも聴力だけは衰えさせないように日々生きていこうと思うのであった。

 

とくに今日は初期ECMレーベルのレコードをとっかえひっかえ聴きたい欲が凄く出てしまって、それはちょっと頑張って生きて行かないと、と思わせられるわけである。Jan Garbarek Quartetの「Afric Pepperbird」を聴いていたのよ。

Afric Pepperbird

Afric Pepperbird

  • アーティスト:Garbarek, Jan
  • 発売日: 2001/01/30
  • メディア: CD
 

最近ここでベースを弾いているArild Andersenのソロアルバムを聴いてとても感銘を受けたので、そこで久々に引っ張り出して聴いている。私は本当にジャズという音楽には全く明るくなく、たまたま出会った所謂「ジャズと呼ばれそうな音楽」を聴いているだけなのだが、久々に聴いたこのアルバムにはまた大いに興奮させられた。ノルウェー出身のJanさんのECMでは最初のアルバムである。フリー寄りのジャズ、と言える音楽であるが、Janさんの硬質な冷たいサックスが時に抒情的に、時に誰かの鼓膜を破らんばかりに雄たけびを上げ、という様だけでも燃えるのだが、複雑なタイム感のリズムと、そこと一糸乱れぬプレイを聴かせるTerje Rypdalのギターがめちゃくちゃ格好良い。ということで朝っぱらから興奮して、どれ次はTerjeさんのソロ 

Terje Rypdal

Terje Rypdal

  • アーティスト:Terje Rypdal
  • 発売日: 2020/10/09
  • メディア: CD
 

そしてSART

サルト

サルト

 

も聴かなければ片手落ちでは、となってしまうから、もう、生きてないと!