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告知訂正です↓

AOBA NU NOISE ×moque 2009.2.22(sun)@CLUB SHAFT OPEN: 20:00~ ADV:1500yen(2D) / DOOR:2000yen (2D)
GUEST LIVE: moque(もきゅー) my space http://www.myspace.com/moquejp
LIVE Act: -W-(Waikiki Champions), runny stools, KODA
DJ's: BOW(DA-DA-DA?),SISI(DA-DA-DA?),DROP,EVOL(Love records),RAMBO

だそうです。ということでライヴアクトも、DJ陣もてんこ盛りみたいです。そうなると相も変わらず必然的にEVOLは持ち時間が短くなるかと思いますがよろしくお願いいたします。今年も焼き鳥ですかね。焼き鳥だね!

ところでブクオフに行くと、たまにバイトの先輩らしき女子が後輩らしき女子に対して誇らしげに叱っている場面に出くわす。

実に気持ち良さそうに叱る、というか文句を言っているのだが、よくよく聞いているとそれって言ってもしょうがないだろー、的なことをいつまでもグチグチ言っていたりする。私だけだろうか、こういう場面に出くわすのは。そしてそれを聞いて実は人間って誰でも誰かをいじめたくて仕方がないのだけれども、それをいつも我慢(意識的にであれ無意識にであれ)していて、それが合法的になんか出来そうな機会が来たらそれを逃さずに発散するのだな、と思ったりするのは。

性善説を取るか性悪説を取るか、という点で言えば私は人間って性悪なんだろうな、と思わざるを得ない。というか思わざるを得ない機会がブックオフで得られた、って何だか凄く、何故だか知らないけれども色々悔しい気がしてくるのは何故なのだろうか。たとえThe Doorsの紙ジャケCD2枚を安価でゲットとかそういうナイスな出来事があったにも関わらず悔しい気持ちになるのは何故なのだろか。

まあ良い。いずれにせよ皆様もブクオフ行ったら何か啓ける可能性がある、ということを忘れてはいけない。望むにしろ望まないにしろ。

Sylvain Chauveauの「The Black Book Of Capitalism」を聴く。Depeche Modeカヴァー集とか、硬質な音響工作的作品で御馴染みのフランス人の彼が2000年にリリースした最初のアルバムの再発である。なんでも流通が悪かったようでなかなか聴かれる機会の少なかった作品らしく(当然ながら私も初めて聴いた)タイトルもジャケットも一新してリマスターしたらしい。その後の作品が結構作品毎に一貫した感じなのに対して、意外にこの作品はヴァラエティが豊かである。あくまで相対的に、の話であるが。打ち込み的なものが入った曲もあればギターと管楽器と重いサウンドスケープの曲があったりヴォーカルが入っていたり、スポークンワードが入ってきたり。はたまたDepeche Mode「Stripped」からのサンプリングと思しき音の上に喘ぎ声らしきものが乗っかっていたり、という感じである。しかしそれでも雰囲気は一貫しており、モノクローム(ジャケのような)な統一感がある。そして何よりも全体的に哀愁を帯びた旋律が覆っており、ピアノの旋律とかさりげないのに胸掻き毟らざるを得ないような、そういう美しさが充満している1枚である。しかも何かバンド編成的な感じの曲とかThe Durutti Columnもかくや、という勢いであって実は一番彼の作品の中でとっつきやすい作品かも知れない。こんな名作が埋もれていたとは・・・。ところでこの間来日していたらしく、嗚呼東京に住んでいたらば、と悲しい思いをしたのは言うまでもない。