Something Is Squeezing My Skull

激長告知失礼いたします。次のエントリからは簡略化した形で載せますので、今日のところはじっくりと目を通してください。

「渡邊琢磨×千住宗臣 special night!!」@pangaea 3月24日(火) open 20:00〜
チケット前売¥2500 当日¥3000 (ドリンク代別途) ※入場30人限定
チケット前売り発売(3/6〜)  store15nov、pangaea、recordshop"S"
チケット前売り予約 pangaea   info@pangaea-sendai.com
DJ / TDSGK(AOBA NU NOISE)、ARAKI(MINIMUM)、HIRANO(palallel music)
Special LIVE/ 渡邊琢磨(COMBO PIANO) 千住宗臣COMBO PIANO、ウリチパン郡、PARA)


最!高!に爆音!&ハイテンション!な夜(平日!)をお届け致します。仙台在住、COMBO PIANOaka渡邊琢磨&元BOREDOMS、同じくCOMBO PIANOのドラマー 千住宗臣による、超〜貴重ライブ!ガッシガシ、ノレます踊れます!ミラーボール高速逆回転必須!!


〜「2人だからとアナドルなかれ!接触不良電気ピアノ&ドラム&レフトハンドシンセベース!で、トビハメファンクな人力パーティーOh送りしまス!」琢磨氏ブログより〜


そしてそんなフロアをユル〜く盛り上げるは、この日の為のスペシャルな選曲でお送りするDJ陣。ライブの合間は、お酒片手にマッタリ!癖になるコントラスト!とにかく、ミラクルな一夜です。是非体験しに来てください。爆音に身も心も委ねまショー!!


出演者プロフィール

渡邊琢磨・・・1975年生まれ、仙台市出身。高校卒業後、米国へ留学、作曲を学ぶ。帰国後、青柳拓次(リトルクリーチャーズ)が主宰していたレーベル、SIGN OFF(MIDI CREATIVE)からアルバム”SALBLAKEY"をリリース、COMBO PIANO名義で活動を開始する。NYに渡り、アストル ピアソラなどのプロデューサーとして知られる、キップ・ハンラハンとのコラボレーションによるアルバムを次々とリリース、 注目を集める(イギリスの音楽専門誌『WIRE』などに取り上げられる)。2004年、内田也哉子鈴木正人(LITTLE CREATURES)とSIGHBOATを結成。自身は作曲とキーボードを担当。CM、映画、映像作品への委嘱の他、舞台音楽等も手掛けている。
主な履歴:
冨永昌敬監督「オリエンテリング」「コンナオトナノオンナノコ
甲斐田祐輔監督「砂の影」「すべては夜から生まれる」
STUDIO 4℃制作:Genius Party「ドアチャイム」
本谷有希子幸せ最高ありがとうマジで!

海外のアーティストから高く評価され、共演、協同プロジェクトのオファーも多い。
共演した海外のアーティスト:キップ・ハンラハンジョナス・メカスジョン・マッケンタイアブランドン・ロスデヴィッド・シルヴィアン、他。
2007年8月〜10月、デヴィッド・シルヴィアンのワールドツアー、ヨーロッパ、アジア、日本、18カ国30公演にピアニストとして参加した。2008年2月初の「渡邊琢磨」個人名義のアルバム「冷たい夢、明るい休息」をリリース。同年、内橋和久(gt)、千住宗臣(ds)、渡邊琢磨の3者によって、バンドCOMBO PIANOが結成される。これに伴いソロユニットCOMBO PIANOは消滅し、現在、渡邊琢磨は本人名義で活動中。

千住宗臣・・・2006年よりBOREDOMS a.k.a V∞REDOMSに加入。2008年6月脱退。また山本精一率いるPARAのメンバーとしても活躍中。他にもEYEとのDuoユニットEYETHOUSANDTENやデヴィッド・シルヴィアンのサポートを勤めた渡辺琢磨のCOMBO PIANO坂本龍一やUAなどから絶
賛されている ウリチパン郡への参加や原田郁子のSOLOアルバム<ケモノと魔法>、青柳拓次(LITTLE CREATURES)・大野由美子(BUFFALO DAUGHTER)・藤乃家舞などとUAのアルバムに参加、SIGHBOAT内田也哉子鈴木正人・渡辺琢磨)へのレコーディング、ライブへの参加の他、石橋英子×アチコのREMIX、ISSEY MIYAKEのファッションショーやホームページにてドラムソロが使用されるなど若手を代表するドラマーとしてレコーディングからアーティストサポートなど多岐にわたり活躍している。

要は、私に関して言えばDJをさせていただく、ということなんですよ1時間くらい。しかも大好きなCOMBO PIANOというか、渡辺琢磨氏のイヴェントで、とは生きてれば良いこともあるんだなあ、という思いです。しかしDavid SylvianとかKip Hanrahan、という名前を眺めて嗚呼俺も才能あったら、こういう素敵な人と共演できたのかも知れないなあ、と全くイヴェントと関係なく黄昏てしまった次第です。

問題は平日ってことと、年度末ってことなんですが、考えてみれば去年も年度末に平日にDJしてたな、ということに思い至り、寄る年波は無視したところで、あ、できるできる、ということで一つよろしくお願いいたします!皆様も楽しみましょう。

しかしここ1年以上、ずっとAOBA NU NOISEに於けるロックンロール無法松の一生的なEVOLでのDJプレイしかしていなかったので今更また何をやろうか、白紙に戻った状態で、もしくはグラウンド・ゼロな状態で考えるのは、実に不安でもあり楽しみでもあります。相変わらず狙っていなくてもこの浮世とリンクしない(できない)選曲になるかと思いますので、暖かく見守ってください。

ということで告知だけで激長になってしまったのでMorrisseyの「Years Of Refusal」を聴く。彼ももう50歳かあ・・・。昨年は「The Sound Of The SmithsThe Sound of the Smithsなんて出ちゃったから結構The Smiths、そしてMorrisseyのソロになってからのキャリアを勝手に振り返ったりすることが多かったのだが、こうしてまた新しいモリシに会えるとはやはり生きてて良かったものである。この新作はプロデューサーJerry Finnの遺作になってしまったようだが、物凄くテンションが高い。ギターもベースもドラムスもドカドカ言ってるしギャンギャン言っている。このラウドさは果たして、「Southpaw Grammar」Southpaw Grammar以来か、という勢いである、って比較対象が古過ぎて駄目ですか。でもここ数年のMorrisseyさんの作品はどれも味わい深いメロディの楽曲揃いなので聴いていてとてもほっとするものだが、この作品に於いてもそれは全く当てはまる。強烈なフックを持った楽曲がガンガン矢継ぎ早に出てくるところは、彼のキャリアはまだまだピークなんて迎えていないことを高らかに宣言しているようにも思える。加えて主役たるモリシさんの声も、あれ、こんなに高くて伸びる声聴いたことあったっけ?てな具合で実に素晴らしい。1曲Jeff Beckが参加、ってのは謎であるが、最早「大物同士の共演」的境地なんだよな、と思いを新たにするのだった。唯一の難点は昨年出たベスト盤Greatest Hitsに入っていた当時の新曲2曲が思いっきりそのまんま収録されていることか。ということはあのベスト盤、2枚組で買ってなかったら全然意味なかったのか、と青ざめた次第である。まあ、このアルバムでもハイライトと言える2曲なので良いことにするか。しかし、ふと思ったが彼のソロアルバムって実は似たような方向性のアルバムってないのである。根底に流れているものが濃すぎるからか何なのか、あMorrisseyのアルバムだな、ということで落ち着いてしまうのだがふと冷静になると、アルバム1作ごとに結構ノリは大きく違う。何かその落ち着かなさ具合は逆に信用に足るものだよなあ、としみじみ思うのだが私だけですか。ちなみに、言うまでもなく、歌詞もタイトルも全く落ち着く気配もなく痛快、であるのは相変わらずである。やっぱ信用に足る、うん。