Avalanche

「渡邊琢磨×千住宗臣 special night!!」@pangaea 3月24日(火) open 20:00〜
チケット前売¥2500 当日¥3000 (ドリンク代別途) ※入場30人限定
チケット前売り発売(3/6〜)  store15nov、pangaea、recordshop"S"
チケット前売り予約 pangaea   info@pangaea-sendai.com
DJ / TDSGK(AOBA NU NOISE)、ARAKI(MINIMUM)、HIRANO(palallel music)
Special LIVE/ 渡邊琢磨(COMBO PIANO) 千住宗臣COMBO PIANO、ウリチパン郡、PARA)

もうあさっての話だ・・・。是非ともよろしくお願いいたします!というか選曲、とかそういうのをしている真っ最中なんですが果たして乗り切れるのか、俺、と自問自答しながら妄想脳内つなぎを繰り返しております。

随分前回のエントリから時間が空いてしまったが、言いたかないけれども時間がなかなか取れなかったのである。と言うといかにも忙しいぜ俺、的なマニフェストに思えてしまうかも知れないのだが、その実帰宅して食事して即寝だったり、ライヴ見てその後飲んだり、八仙で餃子をしこたま食べて飲んだり、という内容だったりするのであまり声高には言わないようにしておこう。

しかし、そう八仙である。仙台で一番好きな餃子屋さんである。私の場合アウトローも良いところな家庭で育ったので、幼少のみぎりより両親行き着けの店に連れて行かれまくりだったのである。そんな中でもとある焼き鳥屋とこの餃子屋、八仙には何回も何回も連れて行かれてはノンアルコールで食べていたものである。で、今気づいたが私の現在の焼き鳥好き餃子好きはこの家庭環境が大きく影響しているのだなあ・・・。

という訳で久々に、10何年ぶりかに行ったのだが、何も変わることのない小さな店内は油臭く、そして客で一杯なところも何ら変わっていなかった。しかし2階の座敷は拡張されており、収容人数は大幅にアップしたものと思われる。そしてこの店では初めてのビールを飲んで、そして食べた餃子は、いやもう最高に美味しかった。何だろう、皮が美味いのかなあ、とか分析する間もなくガンガンに食べてしまっていたのだった。意外に1個1個小ぶりなのだが、それ故にガンガンに食べてしまうのだった。というわけで、ビールと餃子は相性が良い、ということは前から知っていたものの、昨日のそれはベストマッチングだったなあ、とか思うのであった。

嗚呼また行きたいものである。ということで誰か、共に八仙で餃子を食べる会合というのを開こうではないか!

とか言っていたら今日は朝から雨模様で暗くて寒くて、こんな日は外に出る気しないなあ、とか言いながら昼からカレー作ったり(明日食べる用)アイスコーヒーを7時間かけて抽出したり晩飯用にしらすとアスパラのパスタを作ったり、と台所にばっかりいた1日であった。そんな1日のBGMは、こんな雨の日だからせめてアガる奴が良いなあ、とLeonard Cohenの「Songs Of Love And Hate」を聴いていた。アガったが、それは暗い天気に呼応してアガった、ということはよくお分かりかと。1971年リリースのセカンドアルバムである。なんかこう、彼の太く低い美声がドラマティックでマイナーコードの楽曲をなぞっていく、という実に彼の音楽性の基本のような作品であるが、考えてみると彼の作品の中では一番なんかこう、一般的に言うと、暗い、と形容されそうな作品ではある。しかしそれ故に、こちらへの迫り具合は半端ない。胸掻き毟られる、というよりは胸抉られるような、そういう楽曲ばかりなので思いっきり好き嫌いは別れるかも知れないのだけれども、それだけ強烈な熱を内包した作品なのである。しかし今日聴いていて思ったが、このアルバムでは何故かジャンヌ・ダルクへの言及が多い。何でだろうか、彼の中でのマイブームだったのだろうか。ちなみにNick Cave氏のソロデビューアルバムFrom Her to Eternityの1曲目はこのアルバムの1曲目のカヴァーなのだった。しかし、それって考えてみるととんでもない大胆な宣言だよなあ、とかしみじみ思うのだった。ということでその道の方も必聴の作品。今日は「Famous Blue Raincoat」を8回くらいリピートしてしまった。