Me! I Disconnect From You

告知一発目は今夜です!

minimum 2009.8.25(TUE)@CLUB SHAFT OPEN / 21:00〜 ADV : 1500YEN(2D)DOOR : 2000YEN(2D)
DJs/ARAKI, KUWA, KAGAYAMA, SAEKI, SONE, tdsgk

レコード選んだのですが「真夏のダンスミュージックSP」にふさわしいのかはたして、という濃ゆいレコばっかで不安ですが、私は22時過ぎくらいからでしょうか。是非!

そして次の日曜日は

AOBA NU NOISE 2009.08.30(SUN) CLUB SHAFT OPEN / 20:00〜 ADV:1500YEN(1D) DOOR:2000YEN(1D)
Guest Act 2UP(from TOKYO), DJ MASAYA OMOTE aka LEF!!!(YOKOHAMA)
Live Act -W-(Waikiki Champions), runny stools×雨先案内人, M-KODA
DJ's EVOL(from LoveRecords), RAMBO, SISI, BOW

こちらは20時半には会場にいると面白い(と良いなあ、という感じの)ことがありますので。是非!

世の中選挙で大変盛り上がっているわけである。

政権交代したからって一体何が変わるのだ、とかそういう半端にスカした感じのことは言いたくないのだけれども、その交代するかも知れない党が党だからなあ、と思う昨今である。どうせ、前の選挙の時には変人の首相に投票した奴らが今度はこっちに入れるんだろうよ、とかそういうスカしたことも言いたくないのだけれども。

まあ、そういうことはどちらかというとどうでも良い。私にとって大問題なのは激務の金土と過ごして睡眠不足に陥り、日曜日の朝くらいはたまには惰眠でも貪ろうか、と気合を入れていた矢先、日曜朝8時半に家の前の狭い道路に大音量と共に乗り込んでくる選挙カーである。なるほどこれが政治というものか。要は市井の民のことなどどうでも良いのである。自分のためなのである全て。なるほどなあ、と全てを理解することができた出来事であった。

こいつは今の与党の候補者だから必死なのだろうが、まあこれで落選しなかったらこの世に神などいない。私の幸福な睡眠を奪い取った人間が良い目にあうはずがないのである!

と本気でたまには怒る私なのである。お陰でその日曜日はもう眠ることはできず、昼間時折うたた寝をする程度でしかなかったわけだし。そのせいでフランス工業ノイズの名作Vivenzaの再発を爆音で聴きながら寝てしまい、目が覚めたらそのままものすごい工事現場のような音が鳴り響いていたわけで、家が崩れる!と本気で寝ぼけながらうろたえてしまう羽目になったわけだし。まったくやってられないことばかりだ。しかしVivenza聴きながら寝ることができるとは私もどてらい奴になったものよのう・・・。

と変に自分の成長(?)に感動しながらTubeway Armyの「Replicas」を聴く。あのアンドロイドのようなGary Numan率いるバンドの79年リリースのセカンドアルバムである。まあ、テクノポップ、とか形容されがちなのであるがきちんとドラムスにベース、ギターという編成でそれに分厚いシンセが入ってくるからそういう感じになってしまうのであろうか。それともGaryさんが提示する近未来のイメージがあまりにも荒涼としていて寂しげで冷徹な感じがするからだろうか。いずれにせよ意外なことにここに収められた音楽からはグラムロック以降、パンクロック以降、という時代をはっきりと感じることができる。クールな感じではあるのだけれども、あくまで基本にあるのはロックンロールなわけである。昔見たライヴの模様も意外にアグレッシヴで汗を感じる動的なものだったし。でもやはりこのまるで血の通ってない生き物のようなイメージというのは結構強烈で、またこれ以降のGary Numanの動きも結構そのイメージを忠実になぞっていくようなものだったわけで、もしかしたらこのアルバムが分岐点だったのかも知れない。そこら辺のあっつい感じと冷たい感じのせめぎあいみたいなものが感じ取れるから私はこのアルバムが大好きなのかも知れない。あとどうしようもなくメロディがロマンティックで甘いところとか。しかし何回聴いても「Are 'Friends' Electric?」の分厚いシンセのフレーズには鼻血が出そうになるなあ・・・。