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来週の水曜日です。

AOBA NU NOISE 12/30(Wed)OPEN 20:00~ @ CLUB SHAFT 20:00〜22:00は\2000で呑み放題!!!! 22:00からはADV \1500(1D) DOOR \2000(1D)

Bownennkai Live Act/ Vasieu Ramen aka 2UP, Demonstrations × Shot You!!!(焼酎!!!)aka Future, -W-(Waikiki Champions), runny stools×雨先案内人, M-KODA

DJs/ BOW, SISINOBU, EVOL(Love records), RAMBO, ☆

8時から10時までは2000円で呑み放題です、よろしく!

ということで何か色々書こうと思っていたけれども、密かに同居人の持ってるCD借りて大好きだったり、スカパーでライヴ見て盛り上がったり、次ライヴ来たら俺も行こうかな、とか思っていたフジファブリック志村氏の突然の訃報に激しく動揺したので今日は静かに締めたい。ご冥福を、なんてとてもじゃないけど冷静に言えません・・・。

でもBeak>の「Beak>」は聴いていた。Portisheadの中心人物のGeoff Barrowの新ユニットである。これが12日間のセッションでライヴレコーディングされた音楽なのであるから、本体Portisheadとは大分趣きが違うのはハナから承知であるが、これが本体に負けず劣らず最高に面白いのだ。オーヴァーダブも何もなしでそのまんま提示されたこの音楽は(若干のエディットだけしてあるそうだが)生々しく、そしてとてつもなく、暗い。Silver Apples的シンセやNeu!的ハンマービート(紋切り型のつまらない形容をお許しいただきたい)は「Third」Thirdでも見受けられたが、ここに至ってはまるでモリコーネのサスペンス映画サントラをシンプルなバンド編成でやってみました、的な感じの曲から、遂にブラックメタルばりの重ーいギターリフに押し殺したようなヴォーカル、なんていう恐ろしい曲まで登場してしまってアメリカ盤の配給がIpecacだというのも凄く納得が行くのである。電子ノイズありの、オブスキュアなインストありの、結構いろいろやってみましたー的にやっている感じはあるのだけれども、あえて自らに制約を課した状態での曲作りとレコーディングが功を奏したのか、全くグダグダな感じもなく、ビシッと緊張感がアルバム1枚通して持続しているので聴きやすい(!)し次の展開に思いを馳せてわくわくできる楽しい(!)1枚。今年のベストアルバムとか色々な雑誌でやっているのだけれども、わくわく感という観点で切り取って行ったら今年のベストに入らざるを得ないであろう作品。Portisheadのアルバムがまた10年出なくてもこのバンドがあれば乗り切れそうである。全く別物ではあるが。