Easy

"Mika Vainio, NHK, Rashad Becker Japan Tour 2010" at Sendai presented by "moire" (CMFLG)
2010/03/12(Fri) at Pangaea (Sendai) http://www.pangaea-sendai.com/ OPEN/START 20:00- adv. 3,500yen / door. 4,000yen (1Drink) * 限定40名

Live :Mika Vainio (Pan Sonic) from Finland、NHK (Mille-Plateaux, Wordsound, raster-noton, Important Records)、Rashad Becker (Dubplates & Mastering, Flying Swimming) from Germany

Guest :Zero Charisma (ICASEA/SKAM)、Pakchee (CMFLG)、 wk(es) (CMFLG)

DJ : tdsgk, Abe

info : CMFLG http://www.cmflg.com  WEB予約フォーム:http://www.cmflg.com/reserve.html メール予約 : moire@cmflg.comまで、お名前と人数をご連絡ください。

金曜日です、よろしく!皆様是非いらしてくださいませ。ご一報くだされば予約いたしますのでー。コメント欄も可、です!

そして

「絶/世」2010/3/27(sat) at 第二公園スタジオ(山形)open17:45/start18:00/close20:00 adv/door¥500

[LIVE]camp、アベシュンスケ、濱田多聞(a.k.a The 浜田山!) with tdsgk

チケット予約・お問い合わせ zessei@kotatu.com

この間の練習を録音した音源が田舎のラリーズ、という勢いだった我々が出演します。山形ですが是非。こちらもご一報くださいませ!

さて知らぬうちに我が物顔でまかり通っている言葉、というものがある。

勿論言葉というものは時代と共に栄枯盛衰を繰り返すものである。それでも、なんだか別にそう言わなくても良いんじゃない?とか言いたくなるような言葉があったりする。別に若者の間で流行っている言葉、というものではないので私が最早ついていけない、とかそういう問題ではないことを願いたいものだが。

たとえば「ダブルスープ」。お分かりだろうか?ラーメンで魚介系のスープととんこつなどの動物系のスープを合わせたものをこう呼ぶらしい。まあ言われればわかるのだが、普通にラーメン屋に入って説明書きみたいなところに書いてあると、はて、これは何らかの理由で麺とスープが入ったドンブリとスープだけのドンブリがダブルで来るのか、とか思わないだろうか。私は思った。いや、そんなに飲みたくないし、と。

そして「女子会」。これは言わずもがなでわかるのだけれども、いや何も別にそんなに特化しなくても良いではないか、と。でもタウン情報誌でも使ってたし、この間送られてきた出会い系迷惑メールでも(「こないだ女子会で会った○○さんは△△のサイトを使って楽しく出会いを・・・」みたいな女子目線での迷惑メール、というなかなか新鮮な感じの迷惑メールであった。即迷惑フォルダ行きだったが)使われていたのでかなり市民権を得ているのか、と。じゃあ私は結構「男子会」が多いなあ、とか思ったが、何かこの言葉の響きは大層何だか鬱屈したような響きが付与されていそうで嫌だな・・・。

とまあ今思いついた言葉を挙げてみたが、多分数年後には実に普通の言葉として私も使っていたりするのだろう。言葉ってそういうものである。でも最初の違和感は何か覚えておいたほうが良いような気がする。とくに今やつぶやきやらブログやら何やらで言葉を吐く機会が多いわけだから、ちょっと意識して言葉と接したほうが良いだろうなあ。

何だか偉そうな感じになってきてしまったが、かく言う私がこうしてどうでも良いことを駄文にして連ねているわけだから何だか説得力も半減、だなあ、なんか・・・。

まあ良いではないか。Joanna Newsomの「Have One On Me」を聴く。ハープを弾きながら歌う美女のサードアルバム、なんと3枚組である。約2時間強、というヴォリュームなのだが、これが全く飽きない大傑作なのだから恐ろしい。前作YsVan Dyke ParksSteve AlbiniにJim O'rourkeに、という盆と正月とハロウィーンが一度に来た豪華スタッフで、且つそれに負けない彼女の存在感が凄かった名作であるが、今作は何だかそれの上を行く感じだなあ。長尺の曲もあるにはあるが、コンパクトにまとまった曲もガンガンでそれがダレない原因の一つと思われる。相変わらずハープは大フィーチャーされているものの、今までよりも特異な感じはせず、逆にエレクトリックギターとかが良いアクセントになっているし、ストリングスも前作のVan Dyke御大よりもシンプルなアレンジ故にすっきりとしている。そう、こってりだけれどもたれないのである。また、曲も素直に良いメロディだなあ聴きやすいなあ、という感じがぐっと多くなり、誤解を恐れずに言えばポップなメロディの楽曲ばかりなのである。そういうメロディに乗っかる彼女のヴォーカルは相変わらずの若干クセのある感じだったりするのだけれども、そのメロディのせいか、今作では矢野顕子Kate Bushか、という印象である。今まで思わなかったなあ、そんな風に。ということでめちゃくちゃ新鮮な驚きと共に愛聴中。しかも彼女、可愛いんだなあ、やっぱりこれがまた。