Fall

TOAD RECORDS&-W-(waikiki champions) presents "TOAD IN NOISE "×THE ADVANTAGE JAPAN TOUR 10.19(TUE)@CLUB PANGAEA open 20:00
ADV:2000YEN(1Drink) 限定50枚  DOOR:2500YEN(1Drink)
Live Act/ THE ADVANTAGE (US,SACRAMENTO ), -W-(waikiki champions), killer titts
DJs/ tdsgk( AOBA NU NOISE), JOY ( club snoozer sendai)

■TICKET INFORMATION
CLUB PANGEA 宮城県仙台市青葉区一番町1-11-20 SUGA-DUNビル4階
*WEB http://www.pangaea-sendai.com/index.html
*TEL 022-395-6198

waikiki champions (-W-) official web
*WEB http://waikiki-champions.hp.infoseek.co.jp/top.shtml
*MAIL waikism@hotmail.co.jp

TOAD RECORDS
*WEB http://www.toadrecords.com/

何かけたら良いのか全く白紙状態で継続中。でも、そんな楽しい悩みだったら継続しまくった方が良い、と思うのだ。ということでよろしくお願いいたします!

前回のエントリでちょっと昔のことを思い出したら、止め処なく昔の記憶がフラッシュバックしてきて、何だか変な気持ちでここ数日過ごしている。

とくに何気なく昔見ていた映画のこととか。それも映画館で見たようなものではなく、何気なくつけたテレビで、時間の埋め合わせのために微妙な時間(日曜日の夕方とか)にやっていた映画のことである。深夜に何気なく見た映画もかなりの強烈な印象を残してはいるものだが、その微妙な時間帯の映画も同様である。

とくにこの間言及したように車が好きだったので、車アクションものの映画なんかにたまたま出会うと嬉しかったものである。そんな映画に「フェラーリの鷹」というものがある。イタリア映画で、車で逃げる銀行強盗を車で追いかけるシーンがありまくるので興奮して見ていた記憶がある。でも、一回見ただけで話覚えてしまうくらいだからさほど映画としては凝ってはいなかったんだろうなあ、でももう一回、色々なシーンの記憶が頭に残っているので見たいもんだなあ、と突如思い出して検索してみたら。

まあDVD化などされていない映画なのだけれどもyoutubeにあってその3つくらいアップされている動画を見たらば、記憶が完璧に補完できた。且つ、まあ、この程度の映画だったんだな、ということにも改めて気づかされてしまってちょっと寂しくなってしまったのだけれども。

かように記憶は美化されてしまうものだけれども、その美化されたイメージの中だけでは最早生きて行けないのが現代社会なのだなあ、とわかってしまったような気持ちである。便利だけどちょっと寂しい、そしてちょっと残酷である。

ということでまあしょうもないのでリンク貼るまでもないかと。でも銀行強盗が載っているのがシトロエンのDSだったり、当時のヨーロッパ車の何気ない感じの格好良さがビンビンに感じられる映画なので車好きな方にはお勧めかも。まあ、映画としては、何回も申し上げますが普通、かなあ。

と切なくなったりしたがanbbの「Mimikry」を聴くから良いのだ。Alva NotoさんとBlixa Bargeldさんのユニットの待望のファーストアルバムである。本当はCDで欲しかったのだけれども、日本盤を出す某レーベルの圧力によって輸入CDが入ってこないらしいんでアナログで購入。これ、絶対後でCDでも買ってしまう。しかも日本盤が無駄に豪華な仕様の限定盤で高い。一体どういうことなんだ、この世の中。でも、内容は最高なので良いのだが。Alva Notoの作り出すグリッチノイズ(って言って良いのですか)は時にハーシュに、時にひたすら風景と化して全体を覆う。実際全編インストだったとしてもこの緊張感、というか研ぎ澄まされた感じは成立できたものだったのかも知れないのだけれども、それに乗っかるBlixaさんのヴォーカルが実に表情豊かで、あ、こんなこともやってしまえる方なんだなあ、と今更思わされるのであった。本家Einsturzende Neubautenもウタモノ的志向は結構80年代の半ばにはじわじわ見え始め(そこらへんが賛否両論だったみたいなんですな)、近作ではそれを踏まえてある意味円熟、と言っても良いような魅力があったものだけれども、ヴォーカリストとしてのBlixaの魅力がこのanbbでは大爆発している。決して美声ではないし、相変わらず絞り出すような感じではある。でもソウルフル(!)と思わせられる瞬間も多々あって、実に新鮮である。しかし、そんな魅力がこのある種荒涼とした音風景の中で映える、というのはやはりEinsturzende Neubautenのキャリアに裏打ちされた賜物、なのだろうか。先行EPの曲も全て入ってて(全てなんだよねえ・・・。まあ2曲はヴァージョン違ってるからまあ、アリなんだが)そこでのHarry Nilsonのカヴァーとトラッドのカヴァーが結構アルバム全体としても鍵になっているように思う。とは言えそれだけでは収まらない、まるでフリージャズのセッションのような有機的な感触も随所にあって・・・。このユニット、継続を願います!

ただ、よくある話だとは思うのだけれど上記のような輸入盤CD入って来てない事件にちょっと悲しくなったので、リンクは輸入盤CDとアナログ、あとつったけえ日本盤貼っておきます。