Space Finale

告知です!

POP TUNE Xmas Special
遊びタリナイ BoYz & GirLs に MUSICセンセーション!! オンガクとカフェと Happyなダンスタイムを・・・♪
12/23[THU]@仙台 CLUB SHAFT 21:00〜midnight Door 2,000yen(1dr) ADV 1,500yen(1dr) LAWSON TICKET(前売り) L コード 29041
GUEST DJ: A-bee
GUEST LIVE?: SEXY−SYNTHESIZER
GUEST LIVE?: ELEKIBASS
DJs: TATSUYA, chise,328, tdsgk and geeepang
VJ: nayuko
cafe: chise
film: syun

よろしくお願いします!なんか色々かければ良いんじゃないか色々気にせず、と思い始めてきました。

風邪が抜けきらない。思えば風邪をひいたのは、ちょうど一か月前の怒涛のように忙しい時期だった。その後数々のハードなアルコール消毒(ハード過ぎて久々につぶれたりした)とかyumbo、Sister Jet、AOBA NU NOISE等の数々のライヴ体験を経て普通ならばもう完治、と言える状態になっていてもおかしくないのだが、なんかどうも不調なのである。

今は左の鼻が止まらず、喉の左側が痛く、左の耳のあたりがなんだか痛い感じである、って今書いてて思ったんだがこれって風邪なのか。何故左側だけなのだ。何か取りついているのか。それとも風邪とかではなく、何かとんでもないことの前触れなのか。それともブックオフの500円コーナーのCDばかり鬼掘りしていると左側が不調になる、とかそういう研究論文が私の知らないところで発表されたりしているのだろうか。もしくは500円コーナーでLes ThugsとかFlux Of Pink IndiansStrive / Neu SmellとかCarole LaureアリバイとかChristian DeathOnly Theatre of Painとかばっかり抜いていると左側が不調になる、という古くからの言い伝えがあって、私がそれを知らずにそういうことばっかりしているからなのか。

単に何だか抵抗力が落ちているだけのことなのだろうけれども、何かこう、パッしない体調の日々である。2010年内でパッと終わらせて来年はもっと元気に過ごしたいものだが、年齢は重なっていくばかりだから、逆に上手くこのパッとしない感じとの付き合い方を考えなければならないのだろうか。

となんかモヤモヤしながらBJ Nilsen & Stilluppsteypaの「Space Finale」を聴く。Editions Megoから最初カセット、次にアナログでリリースされたアルバムである。今年も結構Editions Megoのリリースは追いかけたなあ。このアルバムは徹頭徹尾、基本何も起きない音楽である。否、何かは起きているのだが全てが緩やかに進行していく故、意識の中では何も起きていない、という認識をしてしまうような、そういう作品である。ドローン、と言えばドローン、なのだか重くるしさは全くなく、緩やかに流れる音に包みこまれてしまうような、そういう感じである。アンビエント(2010年はまた、アンビエント音楽というものもよく考えさせられたものだ)、って言った方が通りが良いのかも知れない。しかしその緩やかな持続音の連続の中にも時に、ふと緊張を強いられるような音色のアプローチもあったりして違う世界へと連れて行かれるし、且つアナログ2枚組だからぼーっと聴いていると面が終わってしまって、ふと現実に戻されるような、そういう経験をさせられる。CDでリリースされていないのには、もしかしたらそういう、区切りを求めて、という意図があるのかなあ、と思ったりもする。そこら辺の引き戻され感も含めて、儚い美しさ満載の作品である。