Beat Dis

まずは

『AOBA NU NOISE×ALEJANDRO』~kuruucrew's grindmirrorball release party!~ 2011 02 26(SAT)@CLUB SHAFT OPEN 18:00
ADV ¥2000(ドリンク代別途)DOOR ¥2500(ドリンク代別途)

GUEST LIVE:kuruucrew, TADZIO, VOVIVAV, 2UP
GUEST DJ's:L?K?O, K.E.I.(VOVIVAV), casin
LIVE:-w-(waikiki champions), runny stools, M-KODA
DJ's:EVOL(LOVE RECORDS), shun, miya, rumbo, ☆(ZUNDOKO DISCO), BOW&SISINOBU (ZUNDOKO DISCO)

土曜日、しかも18時から、という異例づくめの(ANNにしては、という)今度のANNですが、面子も最高に面白いので是非是非!

ご無沙汰しておりました。死んでるみたいに生きてまして・・・。

さて、今年は毎月映画を観るゾ、と新年の抱負を地味に密かに立てていたのだった。まあ、正月三が日の間に映画を2本見たからなし崩し的に思いついた抱負なのだが、今のところ好調である。今月もあと2本見る予定があるし。ちなみに私は、家でDVD見たりとかいうのはあまりしない、というか家でDVD見たりしてると何か他のことしたくなってきてしまう人間なので、映画館に行ってあの暗闇に拘束されないと映画と向き合えないわけであるから、当然上記の抱負はそのまま、毎月映画館に行く、ということと読みかえることも可能である。

しかし何となく何故か知らないけれども自分は「映画好き」と呼べるような感じではない、と思っていたのだけれども物心ついてから結構観ているんじゃないか、と気づいた。高校時代大学時代とかはほとんど観てなかったように記憶しているのだが(記憶にはあるのは「ドアーズ」と「KIDS」くらいか)、大学院時代とか今は結構観ている気がするなあ、何だかんだ言って。

でもなんかどういう話だったっけかなあ、という映画もあったり、どうなんだろなこの映画、というのも中にはあったりするのだけれどもこうして書いているうちに色々思いだしてきた。「ハロルド・スミスに何が起こったか」ミラクル*ショー〜ハロルド・スミスに何が起こったか?〜 [DVD]、「イカとクジライカとクジラ コレクターズ・エディション [DVD]、「キング罪の王」キング 罪の王 [DVD]あたりは本当に最高面白かったな、とか「私はうつ依存症の女」私は「うつ依存症」の女 [DVD]ってどういう話だったか・・・、「パーティー・モンスター」パーティー★モンスター [DVD]はなんとなく覚えているのだが細部は微妙だな・・・、とか「デーモンラヴァー」デーモンラヴァー [DVD]は何だかいまいちだったな、とかどばどばと溢れだしてきた。あと、確かVanessa Paradisが出てて、彼女が自殺しようとしてるところを救われて、そんで何だかその救ってくれた男と一緒に旅芸人になって恋仲になって、でも・・・、とかいう映画も観たような気がするがあれは何だったか・・・。

そういう映画の記憶を補填するべく人はDVDを観るのだろうか。いや違うのかも知れないけれども少なくとも私の場合、最早頭の中の容量はレコードとかで一杯だから外付けハードディスク的な位置づけとしてDVDでも観ておくのが賢明かも知れないな、と今思った。大体にして上記の映画群も、Lou Reedが出てる映画、とかLunaが音楽担当でエンディングのLou Reedが泣ける映画、とかBob Dylanがエンドロールで流れる映画、とか劇中でStacey Qが流れる映画、とかパンクロックがガンガン流れてオープニングがThe Buzzcocksの映画、とかSonic Youthが音楽担当でNeu!が流れる映画、とかそういう方が先に蘇ったりするわけだから我が脳内ハードディスクのパンパン具合が窺えるというものである・・・。

Bomb The Bassの「Into The Dragon」が今ターンテーブル上で回っている。もともとこの時期の12インチは全部持ってるから別になあ、とか言ってアルバム聴いてなかったわけだが、最近入手して己の至らなさを反省した次第である。こんなに全体として格好良いとは!88年のファーストアルバムである。中心人物のTim Simenonと言えば、Depeche ModeとかNeneh CherryのプロデューサーとかMassive Attackのリミキサーとかとして有名であるが、今もこの名義で活動中ではある。ちょいと地味な感じかも知れないが・・・。しかしこのファーストの頃は弱冠20歳程度、ということでイケイケだったし、その音もイケイケである。M/A/R/R/Sの「Pump Up The Volume」の直後に同じようなサンプル乱れ飛びナンバー、ということで「Beat Dis」が出て大ヒットしたわけだが、このアルバムもサンプル乱れ飛びが基本のアップリフティングなナンバーが続く、この頃のヒップホップのビート感が好き(オールドスクールっていうんですかなんて言うんですか、こっち方面は滅法暗い私なのでちょっとわからない)な人間としては大興奮の1枚である。なんかサンプルの乱れ飛び具合にしても、ビートの組み方にしても何だか攻撃的な感じでそれが実に刺激的なんだな、とかめんどくさいことも言えるのだが、格好良いなー!って言って延々聴いているのだった。ターンテーブルでNellee Hooperが、とかドラムスでBruce Smithがパーカッションで23 Skidooが、とか色々気になるクレジットもあるがラジオ番組風サンプリング(日本語で「安全地帯が〜」とか言ってるのもある)でJazzy Bが喋ってたりS'ExpressのMark Mooreが喋ってたり、と細部に渡って面白い。そんな中で「I Say A Little Prayer」のカヴァーが、シングルで聴いた時は(まあWild BunchとかSmith And Mightyとかの他のバカラックカヴァーもそうと言えばそうだったんだが)地味やのー、とか思ってたがアルバム内ではラスト近くのちょっとしたアクセントになっていて認識を改めた次第である。ってなにーCDはボートラが沢山入ってるのか!?