Please Take

ご無沙汰しておりました。無茶ぶりばかりの1週間でしてのう・・・。

で告知です!今回は東京のALEJANDROとの合体イヴェント、しかも狂うクルーのレコ発ライヴ、ということで全員集合でよろしくお願いいたします!

『AOBA NU NOISE×ALEJANDRO』~kuruucrew's grindmirrorball release party!~ 2011 02 26(SAT)@CLUB SHAFT OPEN 18:00
ADV ¥2000(ドリンク代別途)DOOR ¥2500(ドリンク代別途)

GUEST LIVE:kuruucrew, TADZIO, VOVIVAV, 2UP
GUEST DJ's:L?K?O, K.E.I.(VOVIVAV), casin
LIVE:-w-(waikiki champions), runny stools, M-KODA
DJ's:EVOL(LOVE RECORDS), shun, miya, rumbo, ☆(ZUNDOKO DISCO), BOW&SISINOBU (ZUNDOKO DISCO)

今回は土曜日、しかもスタートが18時、ということでお気を付けください!しかし何よりも、次の日が日曜日ということでじっくり楽しもうじゃないですか皆さん!遊びましょう!

さて、進捗状況報告のブログではないのですが、「俺様CD」2000年代版が完成した。やはり想像通り、90年代よりも2000年代が更に聴くのに体力必要な感じに・・・。そしてやはり昔のも今のもごっちゃまぜに聴いていた時期(今も加速中)なのでもう、この曲とあの曲の出会いはどちらが先だったのか、とかそういうことがわかりにくくなっているのであった。80年代版90年代版はこれの次はこれだな、とか余裕でばしばしわかったのに。これは、聴きこんでいない、とか音楽を聴くことへの情熱が薄れ、とかそういうことと言えるのかも知れないけれども、そうではなく聴く時間が限られてきたところに、昔よりかは財を注ぎ込むことができるようになってソフトの増加のペースが加速したが故の大混乱、なのだ。聴けば聴いたであっつく盛り上がれたのはそういうことの裏付けなんだろうと思う。

でも上記のようなことを別に宣言しなくても良いとは思うし、それに関連して「やっぱり音楽が好きだから・・・」とかそういうことをドヤ顔で言う必要もないと思う。・・・何を言いたいかわからなくなってしまった。いや、本当はわかっているのだが、何だかイタい感じで、しかも批判的な感じになるのを避けるためにここで止めておこう。

だからWireの「Red Barked Tree」を聴こう。新作である。前作Object 47からBruce Gilbert抜きの3人体制になってしまった彼らだがこれはその編成での、いや2000年代に入ってからの復活後の作品の中でも一番充実しているのではないだろうか、と個人的には思う。私がWireを聴き始めたのは最初の再始動期だったので、どうしてもその時期、つまり80年代後期のエレポップ風味とか形容されがちな音に思い入れがあったりする。叙情的なメロディがとくに前面に出ていた時期なのでそこら辺が凄くツボだったりするのだが、そういう空気が今作には久々に感じられる。勿論異常に攻撃的、というかテンション高かった2000年代復活後の路線も健在でしかもちゃんと整合が取れていて、一言で言えばバランスが取れている作品かと。どことなく不思議なコード展開とかXTCっぽいな、とか思ったりする瞬間があったりして。でも決してユルい方向に流れないのは流石パンク上がり、そしてニューウェイヴの時代を様々な活動で駆け抜けた連中だからであろうか。しかしそれにしても、Wireというバンドは決してダレた作品を出してこなかったバンドだな、と思い当たり改めて凄さを確認。