Richard

次の日曜日です!

AOBA NU NOISE @Club SHAFT 2011年12月25日(日)  20:00〜 DOOR/2000yen(1D) ADV/1500yen(1D)
Live Act/ -W-(Waikiki Champions), runny stools, M-KODA
DJs/ EVOL(from LoveRecords), RAMBO, SISINOBU, SIF

イヴェントが被りまくりだし、天候も悪いみたいなんですが、悪条件であればあるほど燃える、というのは世の常。ですから、頑張りますし、皆さまもいらしてくださいませ!EVOLは今年の集大成を、とか言えるほど大人の感性を持ち合わせていない無礼講な選曲でお待ちしています!パーっとやろう!

ところでそろそろ皆今年を振り返りつつある時期ではないか、と上の文章を書きながら思った。しかし今年は何だかまだまだ振り返るのが難しいのう。いずれ良かったアルバムだの何だのは毎年恒例なので振り返るのことは確実であるが、しばしお待ちを。ところで毎年毎年『ミュージック・○ガジン』の年間ベストってどうしてこう、読んでて不快になるのだろうか。私が病んでるのかな。

さて最近はid:GeheimagentさんにTwitter上で教えていただいた、iPhoneのアプリ、「Absolute 80s」というものに非常に楽しませていただいている。しかし、上の文「Twitter」だの「アプリ」だの、なんか私が書くと大層胡散臭いな・・・。まあ、それは良いのだが、この「Absolute 80s」はUK発のネットラジオが聴けるアプリケーションでその名の通り、80年代の音楽しかかからない。ちなみに他にも「Absolute 60s」から始まり、大体の方が想像できるように「00s」まで続く。一応どの番組も聴けるのだが、やはり80sがたまらない。UK発だからか、選曲が凄く私好みで、何度となく聴いてきた曲群の中にも再発見が色々とある。

で、このアプリ上の番組、私は入浴中に聴いている。世の中には正式にiPhoneとかiPad用の防水バッグ的なものがあるようなのだが、私はジップロックに入れて風呂場に持ち込み聴いている。まさか風呂場にまで携帯電話を持ち込むような人間になるとは・・・。いや、そういう人がいるというのも知っているし、とくに若い人の中では多いようだし、特段珍しいことではないのかも知れないのだけれども、まさか自分が「そういうこと」をするようになるとは思いもしなかったものである。思えば遠くへ来たものだなあ、とか感慨深く、現在と書いていまと読む時代を生きてるなあ俺、とか気どって風呂に浸かっていてもそのiPhoneから流れてくるのはFairground AttractionだったりFeargal SharkeyだったりFine Young CannibalsだったりTerence Trent D'arbyだったりするわけで、いやいや全然遠くへなんか来ていない、寧ろ小中学生時代へとどんどん退行しているのではないか、という思いを新たにしつつ2011年も終わりゆく。ガチで流れる曲全部聴いたことあるしな、今んとこ。まさか風呂場でJohn Waiteの「Missing You」聴いて涙した、だなんて恥ずかしくて言えないですよわ!

寒い連休初日はホットにSunn O)))の「ØØ Void」を聴く。2000年のセカンドアルバムである。以前日本で再発された時スルーしてしまっていたので、Southern Lordからの再発を聴いている。いや、最近Nurse With Woundが手掛けたこれのリミックス(というか何と言うか)の完全版アナログIron Soul of Nothing [Analog]が出たからちょっとちゃんと聴かないとな、と聴いているのだが、これは最高過ぎるな・・・。4曲で70分近く、という1曲1曲が拷問のような長さだが、音的にも基本重ーい遅ーいリフが繰り広げられる(だけ、と言っても構わない)非常にモノトナスな世界である。とは言えちゃんと曲の中でリフが展開していって飽きることはない(と思う)し、何よりも半端ない音圧で圧倒されるわけで、飽きるどころかこれもっと続けてくれ、と脳内の何か開けてはいけない扉が開いてしまったような快感に襲われるわけで、麻薬的ってこういうことを言うのだろう。Earthの「Earth 2」Earth 2がこの手では極北だろうが、それに準じる、というか双璧をなすリフ音楽。Melvinsのカヴァー、というか再解釈もあり、That DogのPetra Hadenがヴァイオリンとヴォーカルで参加(あまりわからない)という意外な話題もあり、なのだがそういう情報も何も関係なくただただこの分厚い音圧でこちらに襲いかかるギターリフの音に感動。