Have Yourself A Merry Little Christmas

次の日曜日です。

AOBA NU NOISE @Club SHAFT 2011年12月25日(日)  20:00〜 DOOR/2000yen(1D) ADV/1500yen(1D)
Live Act/ -W-(Waikiki Champions), runny stools, M-KODA
DJs/ EVOL(from LoveRecords), RAMBO, SISINOBU, SIF

この日はめちゃくちゃ仙台市内、というか松島も含めてイヴェント被りまくってるのでどうなのか、と思いますが私たちANNは遅くまでやっておりますので、色々なライヴを観た後で酒飲んだり語ったり暴れたりしにいらしてください。いや、どっちかというと最初からいていただきたいものですけれども。ちなみに私たちEVOLは遅い時間のスタートになると思いますが何とぞよろしくお願いいたします。今月は何をかけるか何も決まっていないのですが、まあ今年最後のANNですから皆さまお待ちしております。今月はいつもの2人組としてやりたいです!

ところでこの季節、手の指先がめちゃくちゃひび割れる。昔はそんなこともなかったのだけれどもやはり歳を重ねて瑞々しさがなくなってきたのか、最近は毎年毎年悩まされている。しかも爪の横から指先に向かって切れめができるような感じなので、力入れて何かに触ると痛い。右手の人差指、という手指10本中最も使用頻度の高い指が一番重症で、iPhoneのタッチパネル操作も難儀だし、今こうやってPCのキーボードを打つ時も痛みに耐えながら打っているのであった。貴女貴方には見えないか、私のここまでの文章から、血が!血が!

まあ、それは良い。しかし職業上右手の指は必ず使う。しかも必ず汚れる。白くなったり黄色くなったり赤くなったり青くなったりする。それを水で洗う→ひび割れる→ひびに入りこんだ汚れを念入りにふき取る→さらにひび割れる、という悪循環の無限ループに陥るこの季節は憂鬱極まりない。参るなー。何か良い対処法はないのだろうか・・・。

でも明るくShe & Himの「A Very She & Him Christmas」を聴く。可愛いズーイー・デシャネル嬢(サマーちゃん、ですね)とM. Wardによるクリスマスアルバムである。クリスマスアルバムは買うのに逡巡してしまうのだけれども、クリスマス前には買わなければならない、という〆切のようなものが迫ってきて慌てて買ってしまうものだが、今作も慌てて買った。まあ今年はこれをクリスマスまで聴くことになるだろう。実にスタンダードなクリスマスソングとかNRBQのクリスマスソングとかの全曲カヴァー集であるが、これがまた何の衒いもないのだけれどもべらぼうに良い。Phil Spectorクリスマスアルバムの対極にあるようなシンプルさなのだけれどもそれ故に2人の声の息遣いとかも伝わってくるようで、何か実にインティメットである。それでいて皆知っているような「そりすべり」とかエレキギターと声だけなのに、何だか物凄く鳥肌が立つほどの格好良さだったり、若干崩して来たりするわけで小技も効いている。そして私は幼少のみぎりよりクリスマスソングと言えばこれ、っつーくらい「Blue Christmas」聴かされ続けた狂った家庭環境で育っていたので、今回の彼女と彼によるカヴァーも、Lowによるカヴァーと同じくやっぱりどうしようもなく反応してしまうし、何回も何回も聴いてしまうのだった。げに恐ろしきは刷り込みか。あと一週間毎日これを聴くと思うのだけれども、シンプル故に飽きがこないクリスマスアルバムである。