Phill 1

5/20(Sun)「RADICAL 3000」@Club ADD Open: 21:00 Entrance: ¥1000 Genre: NEW WAVE
DJ:tdsgk(AOBA NU NOISE) 松尾康史 (LOST WEEKEND) B.Toriyama(NATURAL4)

New Wave選曲は着々と進行しておらず、逆に直前にわーっと記憶と神経衰弱でレコ棚CD棚7インチ箱漁って決めます!でもMagazineとModern Englishは確定!

で、その次の27日の日曜日にはAOBA NU NOISE6周年、ということでまたわいわいやります。毎月最終月曜日は国民の休日、もしくはぐうたら記念日にするべきだぜ・・・。しかし6年、というとこれは実は今まで私が絡んだイヴェントの最長記録、しかも最初っからAOBA NU NOISEでDJしてるのはEVOLしかいない、ということで何だか感慨深いのですが、そんなこと微塵も感じさせないロックンロールとか性とかに初めて目覚めてしまったかのような感じで相変わらずやると思うのでよろしくお願いいたします。そう、いっつもそうなんだよな・・・。しかも6年前と言えばまだ私も31歳、とかって別に何らしみじみする年齢でもなかったりする。

今日は天気が良いが風が強く肌寒い日曜日だったが、母の日ということで実家の母にコーヒーを届けに行ったりした。我が街ではハーフマラソン大会が行われており、陸上競技場にほど近い我が実家周辺は無慈悲な交通規制が行われておりめちゃ時間かかったが行ったりした。

その後は珍しく何も予定なかったのでAdvantage Lucyのマキシシングル大人買いしたりして帰り、天気が良いので昼間ベランダに出てドトールのカフェオレアイスを食べたり、という実に初夏の休日っぽい爽やかなことをしたりしたのだった。

そんな初夏の休日のベランダでアイス、なんて洒落たことのBGMはKTLの新作。Stephen O'MalleyとPeter Rhebergのユニットの5枚目である。何だかこの2人が参加している音源とか、はたまたEditions Megoのリリースとかべらぼうに多いし、また結構忠実に追いかけている私なのであまりそういう気もしなかったのだが気付くと久々のリリースである。まあ、この2人のユニットなわけだからごつくないわけないのだが、今作は今までよりももっと開けた感じが印象的である。オーケストレーションでJohann Johannsonが絡んでいたり、フランス語の語りがフィーチャーされてたり、ということで結構新境地である。とは言え、アナログ2枚組で5曲、という長尺スタイルに戻ったことでドローン具合が半端なく、ぼんやり聴いていると結構何も起きない系、と言えなくもない。しかし今までの暗くて重い怖い、という感じではなくなって(アートワークも初のカラフル具合だし)これは今後どうなって行くかも凄く楽しみである。しかもひたひた迫るノイズの波はこれまで通り半端ないから物足りないなんてこともない。微妙に電子音楽的な風合いとか広がりがあったりしてこれは傑作だなー、とか思うのだがEMSスタジオとかGRMスタジオとかの名門スタジオでレコーディングされていることも関係あるのだろうか・・・。

ちなみに私は300枚限定の12インチつきアナログで買ってしまったのだけれども、このボーナスディスクは日本盤CDボーナスディスクと同内容だったりするのだろうか。