Was There Anything I Could Do?

まずはこないだの日曜日のAOBA NU NOISEにお越しの皆さま、まことにありがとうございました!Bo Ningenは実は4回目のライヴなんだけれども、どんどんかっこよくなっていく様が見てとれてさすが勢いあるなあ、と感動しました。また、SumireさんとはまさかのPrimal Scream「Crystal Crescent」被り、という2012年衝撃の出来事があったりして、これまた間違いないなあ、と感動しました。

EVOLはまあ、相変わらずあっち行ったりこっち行ったりの選曲でしたが、The Birthday PartyかけたりAll Saintsかけたり、と基本ポップに頑張りました。また精進いたします!

そして昨日のGaslightはこちらでの告知が間に合わなかったのですが、いつもの楽しい弾き語りイヴェント、ありがとうございました!今回はなんか新機軸が見えて、出演者の気合いを感じました。またよろしくお願いいたします!そして最近思うのだが、King Rambo氏は最近何かと開花しすぎなのでこのまま突っ走るべきだと思う。

ふう、ということでハートランドビールを飲みながらやっと更新している。そう、実は重大なお知らせがございました。

私tdsgkは今週日曜日から8月12日の日曜日まで2週間、ハワイにおります。

と書くと、場所柄、ヴァカンスかよ!と思われがちであるが、そうではなく仕事がらみの研修で2週間みっちりとハワイ大学で講義を受けてくるのであった。宿泊場所はワイキキビーチではあるが、ビーチ方面とは逆の、山に向かうバスで毎日通って勉強してくるのである。ということで、一般的な「ハワイ?良いねー」という感想を述べる方々の思惑とは全く違うハワイ滞在になりそうである。

しかし、ハワイのガイドブックみたいなものをもらったので結構熟読しているのであるが、あんまり興味を惹かれないものだなあ、というのが正直なところである。別にひねくれているとかそういうわけではなく、正直なところ、である。うーむ。だから部屋で読むようにクラスの本CRASSを詰め、PC持って行くのでiTunesにDavid TudorやらJohn Cageやら小杉武久やらGordon Mummaやらの「Music For Merce」CD10枚組Various: Music for Merceをブチ込んでみたりしたのであった。

でもまあ、行ってみたら行ってみたで感化されて朗らかに日焼けして快活に帰ってくるのかも知れない、研修だけど。もう最近のお気に入りはAnd Also The Treesです、なんてことは言わなくなるのかも知れない。そして我が家のCDやらレコードやらも快活な気分に合う音楽のみにするために、売却してしまうかも知れない。もう部屋にある98%の音楽が必要ない、ということになるのだけれども・・・。

絶対ない。ということで皆さま私が留守の間、別に特段ご迷惑はおかけしないとは思うのですが、よろしくお願いいたします。The Go-Betweensの「Bella Vista Terrace」を聴いていた。今朝起きた瞬間から狂おしく聴きたかったのだった。ベスト盤である。Grant McLennan亡き今となっては復活は無理なのだろうが、それでもこうして聴きたくなる瞬間が、まるで卒中のようにガーンと訪れるわけだから音楽は生き続けるのだ、とかそういう陳腐なことを言いたくもなる。そのGrantとRobert Forsterという2人のソングライターの違いが際立ち過ぎているから、まるで違うバンドのように聞こえる瞬間も多々あるのだけれども、それでもその2者ともに各々魅力的すぎる曲を書いているのだからそれって凄いことだよな、と改めて思う。抜けるような青空が似合う爽やかなGrantの曲も、ひたひたと迫るような、まるで秘密を覗き見ているような感じのRobertの曲も、どれも名曲、としか言えないものである。所謂ネオアコ的なイメージの曲はおそらくGrantの方なのだろうけれども、たとえエレガントなアレンジになっても瑞々しさが失われることは決してないのがこのバンドの最大の魅力なのかも知れない。「Spring Rain」と「The House That Jack Kerouac Built」を死ぬほどリピートしていたが、結局全部聴きとおしてこのコンピ全体に今更死ぬほど感動したのであった。